Edgeで複数のプロファイルを使い分けている方は多いです。プロファイルを切り替えるたびに開いていたタブがすべて閉じてしまう不便さがあります。Edgeにはこの問題を解決する隠しフラグが用意されています。本記事ではEdgeのプロファイル切替時にタブを自動的に引き継ぐ方法を解説します。この設定を行うことで作業の効率を向上できます。
【要点】Edgeのプロファイル切替でタブを自動引継ぎする隠しフラグの設定手順
- edge://フラグページの有効化: 隠しフラグ「Edge Tab Auto-Forwarding for Profile Switches」をEnabledに変更します。
- ブラウザの再起動: フラグ変更後、Edgeを再起動して設定を反映させます。
- プロファイル切替時の右クリック: リンクを右クリックして「ターゲット プロファイルとして開く」を選択することで、タブを別プロファイルに引き継げます。
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目次
プロファイル切替とタブ自動引継ぎの仕組み
Edgeでは複数のプロファイルを設定することで、仕事用とプライベート用など、用途に応じてブックマークや履歴を分けることができます。通常、プロファイルを切り替えると、現在のプロファイルのタブはすべて閉じられ、切り替え先のプロファイルのタブが表示されます。この動作では、作業中のタブを別のプロファイルに移したい場合、手動でURLをコピーして開き直す必要がありました。
隠しフラグ「Edge Tab Auto-Forwarding for Profile Switches」を有効にすると、プロファイル切替時の動作が変わります。具体的には、リンクを右クリックしたメニューに「ターゲット プロファイルとして開く」という項目が追加されます。この項目を選ぶと、現在のプロファイルから指定したプロファイルにタブが自動的に引き継がれ、元のタブは閉じられます。これにより、タブの移動がスムーズに行えるようになります。
隠しフラグを有効にする手順
ここでは実際のフラグ有効化手順を説明します。以下の手順はWindows 11上のEdge最新バージョンを基準にしています。Windows 10でも同様の操作が可能です。
フラグページを開く
- Edgeのアドレスバーに移動します
Edgeの上部にあるアドレスバーをクリックします。 - edge://flagsと入力します
アドレスバーに「edge://flags」と入力し、Enterキーを押します。実験的な機能の一覧が表示されます。
タブ引継ぎフラグを有効化する
- 検索ボックスにキーワードを入力します
ページ上部の「Search flags」と書かれた検索ボックスに「Profile Switch」と入力します。候補が絞り込まれます。 - 該当フラグを見つけます
表示された一覧の中から「Edge Tab Auto-Forwarding for Profile Switches」という項目を探します。見つからない場合は「Tab Forwarding」などで検索してみてください。 - ドロップダウンをEnabledに変更します
該当フラグの右側にあるドロップダウンメニューをクリックし、「Enabled」を選択します。デフォルトは「Default」または「Disabled」です。
ブラウザを再起動する
- 再起動ボタンをクリックします
フラグページの下部に表示される「Relaunch」ボタンをクリックします。Edgeが自動的に再起動し、設定が反映されます。 - 手動で再起動する場合
「Relaunch」ボタンが表示されない場合は、Edgeを完全に閉じてから再度起動してください。タスクバーのEdgeアイコンを右クリックして「閉じる」を選び、その後もう一度開きます。
プロファイル切替でタブ引継ぎを使う手順
フラグを有効にした後、実際にタブ引継ぎを利用する手順を説明します。事前に複数のプロファイルが作成されていることを確認してください。
プロファイルを追加する(未作成の場合)
- プロファイルアイコンをクリックします
Edgeの右上にある人のアイコンをクリックします。 - 「その他のプロファイル」から「追加」を選びます
表示されたメニューの下部にある「プロファイルの追加」をクリックします。画面の指示に従って新しいプロファイルを作成します。
リンクをタグ引継ぎで開く
- 引き継ぎたいリンクを右クリックします
Webページ上の任意のリンクを右クリックします。コンテキストメニューが表示されます。 - 「ターゲット プロファイルとして開く」を選択します
メニューの中に「ターゲット プロファイルとして開く」という項目があります。マウスを重ねると、利用可能なプロファイルの一覧が表示されます。 - 移動先のプロファイルをクリックします
一覧から移動先のプロファイルをクリックします。リンクがそのプロファイルで開かれ、元のタブは閉じられます。
また、既に開いているタブを別プロファイルに移動したい場合は、タブを右クリックしても同様のメニューが表示されます。タブのコンテキストメニューから「ターゲット プロファイルとして開く」を選ぶことで、そのタブを他のプロファイルに移せます。
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注意点と失敗例
フラグが機能しない場合
フラグをEnabledにしてもメニューが表示されないことがあります。その原因として、Edgeのバージョンが古い可能性があります。最新版にアップデートしてから再度試してください。Edgeの更新は、設定メニューから「Microsoft Edgeについて」を開き、更新を確認できます。また、フラグ名が正確に一致しているか確認してください。類似のフラグが複数ある場合は誤ったものを有効にしているかもしれません。edge://flagsページで「Tab Forwarding」と検索し、該当するフラグが1つだけ表示されることを確認します。
古いバージョンのEdgeでは使えない
このフラグはEdge 94以降で導入されました。Windows 10やWindows 11の古いバージョンでは利用できません。お使いのEdgeのバージョンは、アドレスバーに「edge://settings/help」と入力して確認できます。バージョン番号が94未満の場合は、Edgeを最新に更新するか、別の方法を検討してください。また、Edgeの安定版ではなくベータ版やCanary版ではフラグの挙動が異なる場合があります。安定版の使用を推奨します。
通常のプロファイル切替との比較表
| 項目 | 通常のプロファイル切替 | タブ引継ぎ有効時 |
|---|---|---|
| タブの扱い | 切替時にタブがすべて閉じられる | 指定したタブだけを別プロファイルに移動可能 |
| 作業の継続性 | URLを手動でコピーして開き直す必要がある | 右クリックで即座に引き継ぎ、元のタブは自動で閉じられる |
| 設定の複雑さ | 特別な設定不要 | 隠しフラグの有効化が必要 |
| 対応バージョン | すべてのEdgeバージョンで利用可能 | Edge 94以降限定 |
| 使いやすさ | プロファイル切替後に再度タブを開く手間がかかる | 直感的な右クリック操作で効率的 |
まとめ
本記事ではEdgeの隠しフラグ「Edge Tab Auto-Forwarding for Profile Switches」を有効にして、プロファイル切替時にタブを自動的に引き継ぐ方法を解説しました。この機能を使うことで、作業中のタブを別プロファイルに簡単に移動でき、URLのコピー&ペーストの手間が省けます。設定はedge://flagsから数クリックで完了します。さらに、タブのコンテキストメニューからも直接引き継ぎ可能なので、日々のブラウジング効率が向上します。Edgeのプロファイル機能を最大限に活用したい方は、ぜひこの隠しフラグを試してみてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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