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【Edge】サイトのアクセス許可で「シリアルポート」をEdgeから個別管理する産業利用向け手順

【Edge】サイトのアクセス許可で「シリアルポート」をEdgeから個別管理する産業利用向け手順
🛡️ 超解決

工場や研究施設でシリアルポートを使った機器をEdge経由で制御したい場面があります。しかし、すべてのサイトにシリアルポートへのアクセスを許可するとセキュリティリスクが高まります。そこで、サイトごとにシリアルポートのアクセス許可を個別管理する方法が必要です。本記事では、Edgeの設定画面からシリアルポートの許可をサイト単位で設定する手順を詳しく解説します。

【要点】Edgeでシリアルポートのアクセス許可をサイトごとに管理する手順

  • サイトのアクセス許可設定: Edgeの設定画面からサイトごとにシリアルポートのアクセスを許可またはブロックします。
  • URLごとの個別管理: 特定のサイトに対してのみシリアルポートへのアクセスを許可することで、セキュリティを保ちます。
  • 産業現場での活用: WebアプリケーションからUSBシリアル変換器や測定機器にアクセスする際に役立ちます。

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シリアルポートAPIとEdgeのアクセス許可の仕組み

シリアルポートAPIは、WebアプリケーションがUSBやRS-232Cなどのシリアルポートにアクセスするための規格です。このAPIを利用すると、ブラウザ上からハードウェア機器を直接制御できます。EdgeではこのAPIの利用をサイトごとに許可する設定が用意されています。許可はサイトのアクセス許可として保存され、ユーザーが明示的に許可したサイトだけがシリアルポートにアクセスできます。この仕組みにより、信頼できるサイトだけにシリアルポートへのアクセスを限定できます。

産業利用では、例えば工場の生産管理システムや計測機器のWebインターフェースでシリアルポートを利用することがあります。そのような場合、必要なサイトだけに許可を与え、不必要なサイトには許可しないことでセキュリティを確保します。Edgeはこの設定をサイトごとに管理できるため、複数のサイトを使い分ける現場でも便利です。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

シリアルポートのアクセス許可を個別に設定する手順

手順1: Edgeの設定画面を開く

  1. Edgeを起動し、右上の三点リーダーをクリックします。
    メニューが表示されます。
  2. メニューから「設定」を選択します。
    設定画面が開きます。

手順2: サイトのアクセス許可に移動する

  1. 左側のナビゲーションで「Cookieとサイトのアクセス許可」をクリックします。
    各種権限の一覧が表示されます。
  2. 下にスクロールして「シリアルポート」を見つけます。
    「シリアルポート」の項目をクリックします。

手順3: サイトごとの許可を追加する

  1. 「許可」セクションの「追加」ボタンをクリックします。
    URLを入力するダイアログが表示されます。
  2. シリアルポートへのアクセスを許可したいサイトのURLを入力します。
    例として「https://example.com」と入力します。プロトコル(https://)を含める必要があります。
  3. 「追加」ボタンをクリックします。
    入力したサイトが許可リストに追加されます。

手順4: ブロックしたいサイトも同様に設定する

  1. 「ブロック」セクションの「追加」ボタンをクリックします。
    同様にURL入力ダイアログが開きます。
  2. ブロックしたいサイトのURLを入力し「追加」をクリックします。
    そのサイトはシリアルポートにアクセスできなくなります。

手順5: 設定が正しく反映されているか確認する

  1. 許可またはブロックしたサイトにアクセスします。
    そのサイトでシリアルポートAPIを利用するWebページを開きます。
  2. ページがシリアルポートへのアクセスを要求したときに、Edgeが設定に基づいて許可またはブロックすることを確認します。
    許可されている場合は自動的にアクセスが許可され、ブロックされている場合はエラーメッセージが表示されます。

シリアルポート許可設定の注意点とよくあるトラブル

許可リストに追加してもアクセスできない場合

設定が正しく行われているのにアクセスできない場合、いくつかの原因が考えられます。まず、サイトのURLが正しく入力されているか確認してください。特にサブドメインがある場合は、完全なURL(例:https://sub.example.com)を追加する必要があります。また、シリアルポートAPIがまだ実験的な機能である場合、Edgeのフラグ設定で有効にする必要があるかもしれません。その場合は「edge://flags」で「Serial API」を検索して有効にしてください。

許可後に変更が反映されない場合

許可設定を変更した後、すぐに反映されないことがあります。その場合はEdgeを再起動するか、該当サイトのタブをリロードしてください。それでも反映されない場合は、キャッシュが影響している可能性があります。Edgeの設定から「プライバシー、検索、サービス」→「閲覧データをクリアする」でキャッシュを削除してから再試行してください。

複数のシリアルポートが接続されている場合の動作

シリアルポートAPIは、システムに接続されているすべてのシリアルポートにアクセスできます。許可設定はサイト単位で行われ、特定のポートを選択する機能はありません。そのため、許可されたサイトは接続されているすべてのシリアルポートを列挙してアクセスできます。不要なポートへのアクセスを防ぐには、OSレベルでポートのアクセス権を制限するか、物理的にポートを切り離す必要があります。

企業のグループポリシーとの関係

企業環境では、グループポリシーでシリアルポートのアクセス許可が制御されることがあります。その場合、個別の設定よりもグループポリシーが優先されます。管理者に問い合わせて、シリアルポートAPIの利用が許可されているか確認してください。グループポリシーでブロックされていると、ユーザーが個別に許可を追加しても効果がありません。

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個別許可と全許可・ブロックの比較

項目 個別許可(本記事の方法) 全許可(許可なしで全体設定) 全ブロック
セキュリティ 高い(信頼できるサイトのみ許可) 低い(すべてのサイトがアクセス可能) 非常に高い(どのサイトもアクセス不可)
管理の手間 やや多い(サイトごとに登録が必要) 少ない(一度設定するだけ) 少ない(一度設定するだけ)
ユースケース 特定の業務サイトのみ利用する現場 社内ツールなど信頼できるネットワーク内 シリアルポートAPIを一切使わせたくない場合
Edgeの初期値 設定なし(サイトごとにユーザーが選択) 「すべてのサイトに許可」を明示的に設定する必要あり 「すべてのサイトにブロック」を明示的に設定する必要あり

まとめ

本記事では、Edgeのサイトアクセス許可でシリアルポートを個別管理する手順を解説しました。設定画面から特定サイトのURLを追加するだけで、サイトごとにアクセス許可を制御できます。産業現場では、複数のWebアプリケーションを使い分ける際にこの設定が役立ちます。次に、企業ポリシーによる制限がある場合は、管理者と相談しながら許可リストを整備してください。また、他のアクセス許可(USBやBluetoothなど)も同様の方法で管理できるため、合わせて活用するとよいでしょう。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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