「Microsoft Edgeを起動すると、Bingの検索バーや芸能ニュースがごちゃごちゃ表示されて使いにくい」「いつも使っているGoogleのシンプルな検索画面にしたい」と思っていませんか?
設定で「起動時にGoogleを開く」ようにしても、タブの横にある「+(新しいタブ)」ボタンを押すと、またBingやニュース画面に戻ってしまう……これはEdgeの仕様であり、多くのユーザーを悩ませています。
この記事では、Edgeの起動ページをGoogleにする基本設定から、「新しいタブ」を開いた時も強制的にGoogleを表示させる裏ワザ(拡張機能)までを徹底解説します。
目次
手順1:Edge「起動時」のページをGoogleにする
まずは基本設定です。Edgeのアイコンをダブルクリックした最初に表示されるページを変更します。
- Edgeの画面右上にある [ … ](設定など)をクリックし、[設定] を開きます。
- 左メニューの [スタート]、[ホーム]、および [新規] タブ をクリックします。
- 一番上の「Edge の起動時」という項目で、[これらのページを開く] を選びます。
- [新しいページを追加してください] をクリックします。
- URLの欄に
https://www.google.co.jp/と入力し、[追加] を押します。
これで、一度Edgeを閉じてから開き直すと、Googleが表示されるようになります。
しかし、これだけでは「新しいタブ」を開いた時にBingが出てしまいます。
手順2:【最難関】「新しいタブ」もGoogleにする(拡張機能)
実はEdgeの標準設定には、「新しいタブを任意のURL(Googleなど)にする機能」が存在しません。頑なにBingを使わせようとしてきます。
これを突破するには、Microsoft公式ストアにある無料の「拡張機能」を使います。
「New Google Tab」を導入する
- Edgeで以下のリンク(Microsoft Edge アドオン)を開きます。
👉 New Google Tab|Microsoft Edge Addons - 右上の [インストール](または [入手])ボタンを押します。
- 「New Google Tab を Microsoft Edge に追加しますか?」と出るので、[拡張機能の追加] をクリックします。
- ⚠️ ここで警告が出ます!
「拡張機能が Microsoft Edge の検索設定を無効にしました」という警告が出ますが、これは「Bingから変えられましたよ」という通知です。必ず [有効にする](または [変更の維持])を選んでください。
これで設定完了です。画面上部の「+」ボタンを押してみてください。一瞬でGoogleのトップページが開くはずです。
手順3:検索バーのエンジンもGoogleに変える
アドレスバー(URL欄)に直接文字を入力して検索した時も、BingではなくGoogle検索になるようにします。
- [設定] > [プライバシー、検索、サービス] を開きます。
- 一番下までスクロールし、[アドレスバーと検索] をクリックします。
- 「アドレスバーで使用する検索エンジン」を [Bing] から [Google] に変更します。
- その下の「新しいタブでの検索、検索ボックス、またはアドレスバーを使用する」を [アドレスバー] に変更します。
おまけ:Googleにしなくても「ニュース」だけ消したい場合
「Bingでもいいけど、ゴシップニュースや広告が表示されるのが不快」という場合は、ページを「シンプル」モードに変更します。
- 新しいタブを開きます。
- 画面の右上にある [歯車アイコン](ページ設定)をクリックします。
- 「レイアウト」の設定で、以下のように変更します。
- コンテンツ: [コンテンツを表示しない](または [ニュースを非表示])
- クイックリンク: [オフ](よく見るサイトのアイコンも消したい場合)
- その日の画像: [オフ](背景画像を消して白くしたい場合)
これで、検索窓とロゴだけの非常にシンプルな画面になります。動作も軽くなるのでおすすめです。
まとめ:Edgeを快適に使うには設定変更が必須
Google化の手順まとめです。
| やりたいこと | 必要な操作 | 難易度 |
|---|---|---|
| 起動時にGoogleを開く | 設定からURLを追加 | 易 |
| +タブでGoogleを開く | 拡張機能「New Google Tab」導入 | 必須 |
| ニュースを消す | 歯車アイコンからコンテンツオフ | 易 |
Microsoftはアップデートのたびに設定をリセットしてBingに戻そうとしてくることがありますが、その都度この手順を行えばGoogle環境を取り戻せます。
