Edgeを起動するたびに表示される「ようこそMicrosoft Edgeへ」ツアーに煩わしさを感じることは多いです。このツアーは初回起動時やアップデート後に自動で表示される案内画面です。本記事では、このツアーを完全にスキップして表示させない手順を解説します。設定を変更するだけで、以降は自動表示を防止できます。
【要点】Edge起動時の「ようこそ」ツアーを非表示にする方法
- 設定画面からの変更: edge://settings/welcome で「ようこそページを表示する」をオフにします。
- 起動時のコマンドライン引数: –no-first-run オプションを追加してツアーをスキップします。
- レジストリによる制御: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge に PreventFirstRunPage を設定します。
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目次
Edgeの「ようこそ」ツアーが表示されるタイミングと仕組み
「ようこそMicrosoft Edgeへ」ツアーは、Edgeを初めて起動したときや、メジャーアップデート後に表示されます。これは新機能を紹介したり、既定のブラウザー設定を促したりする目的があります。また、プロファイルを新しく作成した場合や、データをインポートした後にも表示されることがあります。このツアーは一度閉じても、特定の条件で再び表示される仕様です。例えば、Edgeの設定をリセットしたり、アンインストール後に再インストールすると、再度ツアーが表示されます。
「ようこそMicrosoft Edgeへ」ツアーをスキップする具体的な手順
ここでは、最も簡単な方法から順に説明します。環境に合わせて選択してください。
方法1: Edgeの設定から変更する
- Edgeの設定を開く
アドレスバーに「edge://settings」と入力してEnterキーを押します。 - 「ようこそ」の設定を探す
左側メニューから「ようこそ」をクリックします。見当たらない場合は、画面右上の検索ボックスで「ようこそ」と検索します。 - ようこそページの表示をオフにする
「ようこそページを表示する」のスイッチをオフにします。これで次回起動時からツアーは表示されません。
方法2: 起動時にコマンドライン引数を追加する
ショートカットのプロパティにオプションを追加することで、ツアーをスキップできます。この方法は、主に管理者が多数の端末に適用する場合や、グループポリシーが使えない環境で有効です。
- Edgeのショートカットを開く
デスクトップやタスクバーにあるEdgeのショートカットを右クリックし、「プロパティ」を選択します。 - リンク先にオプションを追加する
「リンク先」の末尾に半角スペースを入れ、「–no-first-run」を追加します。例: “C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe” –no-first-run - 設定を保存して起動する
「OK」をクリックしてプロパティを閉じます。このショートカットから起動すると、ツアーが表示されません。
注意: この方法は、そのショートカットから起動した場合にのみ有効です。他の方法で起動するとツアーが表示される可能性があります。
方法3: レジストリエディターでポリシーを設定する
グループポリシーを使えない環境でも、レジストリを変更することでツアーを強制的にスキップできます。ただし、レジストリの編集は慎重に行う必要があります。
- レジストリエディターを開く
Windowsキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してEnterキーを押します。 - バックアップを作成する
「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択し、任意の場所にバックアップファイルを保存します。これにより、問題が発生した場合に復元できます。 - ポリシーキーに移動する
左側のツリーから「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge」を開きます。キーが存在しない場合は、右クリックで「新規」→「キー」を作成し、「Edge」と名前を付けます。 - PreventFirstRunPage を作成する
右側の空白部分で右クリックし、「新規」→「DWORD (32ビット) 値」を選択します。名前を「PreventFirstRunPage」に変更します。 - 値を1に変更する
作成した「PreventFirstRunPage」をダブルクリックし、値のデータを「1」に設定して「OK」をクリックします。 - Edgeを再起動する
Edgeを終了してから再度起動すると、ツアーが表示されなくなります。
注意: レジストリの変更はシステム全体に影響します。誤った操作を防ぐため、必ずバックアップを取ってから行ってください。Windows 10とWindows 11で手順に違いはありません。
ツアースキップ設定で注意すべきポイント
設定を変更しても再表示されるケース
Edgeの設定で「ようこそページを表示する」をオフにしても、Edgeのアップデート後に再びツアーが表示されることがあります。これはアップデートがツアーの表示トリガーをリセットするためです。その場合は、再度設定を確認してオフにしてください。レジストリやコマンドライン引数を使用した場合は、アップデート後も効果が持続します。
プロファイルごとに設定を適用する必要がある
Edgeの設定はプロファイルごとに保存されます。したがって、複数のプロファイルを使用している場合は、それぞれのプロファイルで「ようこそ」設定をオフにする必要があります。レジストリによるポリシー設定は全プロファイルに適用されます。
グループポリシーが優先される
組織でグループポリシーが適用されている場合、ユーザー設定よりもポリシーが優先されます。その場合は、管理者に問い合わせてポリシーの変更を依頼する必要があります。レジストリで設定したPreventFirstRunPageも、グループポリシーと競合する可能性があるため注意してください。
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設定変更とコマンドライン引数の比較
| 項目 | 設定画面からの変更 | コマンドライン引数 | レジストリによる制御 |
|---|---|---|---|
| 対象範囲 | 現在のプロファイルのみ | そのショートカットからの起動のみ | 全ユーザー・全プロファイル |
| 永続性 | アップデートでリセットされる可能性あり | ショートカットが変わらなければ永続 | 永続(ポリシー削除まで) |
| 難易度 | 初心者でも簡単 | やや簡単 | 中級者向け(レジストリ知識が必要) |
| 推奨環境 | 個人利用 | 個人利用で特定のショートカットのみ | 管理者による一括設定 |
まとめ
Edge起動時の「ようこそMicrosoft Edgeへ」ツアーは、設定画面の「ようこそページを表示する」をオフにするか、コマンドライン引数「–no-first-run」を追加するか、レジストリにPreventFirstRunPageを設定することでスキップできます。最も簡単な方法は設定画面からの変更です。設定を変更しても再表示される場合は、レジストリによる強制設定を検討します。今後Edgeのバージョンが変わっても、これらの方法は基本的に有効です。特に業務利用でツアーを毎回閉じる手間を省くために活用してください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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