パスポートを国内で紛失した時は、警察への紛失届+旅券事務所(都道府県のパスポートセンター)への紛失届+再発給申請の3点を順番に実行します。海外で紛失した場合とは手続きが異なり、国内では旅券事務所が中心窓口になります。
パスポートは国際的な身分証明書として悪用リスクが大きいため、紛失届は速やかに提出が必要です。再発給は新規発給と同等の手続きで、新規パスポート発給費用(10年用¥16,000・5年用¥11,000)が必要です。
本記事ではパスポート国内紛失時の警察届出、旅券事務所への紛失届出、再発給申請、海外渡航予定がある場合の対応までをまとめます。
【要点】パスポート国内紛失時の3点
- 警察+旅券事務所両方に紛失届: 二重届出が再発給に必要。
- 再発給は新規発給と同等の手続き: 戸籍謄本・写真・申請料が必要。
- 渡航直前なら旅券事務所に緊急発給相談: 通常6営業日→緊急なら短縮可能。
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目次
パスポート国内紛失の対応の流れ
パスポート国内紛失時は、警察に紛失届(または盗難届)を提出してから旅券事務所(都道府県のパスポートセンター)で「紛失一般旅券等届出書」を提出+「一般旅券発給申請書」で再発給申請の流れです。
パスポートは国際的な身分証明書として銀行口座開設・国際送金・出入国管理等で広く使われるため、悪用された場合の影響範囲が広いです。即時の警察+旅券事務所両方への届出が重要です。
再発給は通常6営業日かかりますが、海外渡航予定が直前なら旅券事務所に緊急発給相談で短縮可能なケースがあります。詳細は各旅券事務所に確認します。
パスポート国内紛失時の手順
- (1)警察に紛失届(または盗難届)を提出
最寄りの警察署・交番で紛失届(または盗難届)を提出。 警視庁 落とし物・忘れ物のご案内 から最寄り警察署を確認。届出時の「届出受理番号」が必要です。 - (2)旅券事務所に紛失一般旅券等届出書を提出
住所地の都道府県の旅券事務所(パスポートセンター)で「紛失一般旅券等届出書」を提出。本人出頭が必須。本人確認書類(運転免許証・健康保険証等)+写真(縦4.5cm×横3.5cm)+紛失届受理番号控えが必要です。 - (3)再発給申請(一般旅券発給申請書)
紛失届出書と同時に「一般旅券発給申請書」を提出。本人出頭+戸籍謄本(または抄本・発行から6ヶ月以内)+写真+申請料(10年用¥16,000・5年用¥11,000)が必要です。 - (4)再発給パスポートの受取
通常6営業日後に旅券事務所で本人受取。受取時に申請料を支払います(申請時に支払い済の場合は受取のみ)。 - (5)各事業者になりすまし警戒要請
銀行・携帯キャリア・カード会社等に紛失届の控えを提示して「本人なりすまし警戒」を要請。パスポート悪用での口座開設・契約申込を防止します。
必要書類の詳細
- 本人確認書類(2点必要)
運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証・年金手帳等。組み合わせは旅券事務所により規定。1点+写真付身分証明書、または2点必要等。 - 戸籍謄本(または抄本)
本籍地の市区町村役場で発行。発行から6ヶ月以内のものが必要。マイナンバーカードでオンライン取得も可能(本籍地によっては不可)。 - パスポート用写真
縦4.5cm×横3.5cmの規格写真2枚。6ヶ月以内に撮影されたもの。背景無地・正面・帽子なし等の規定あり。 - 申請料
10年用¥16,000・5年用¥11,000(12歳以上)、5年用¥6,000(12歳未満)。収入印紙+都道府県収入証紙で支払い。 - 警察の紛失届受理番号控え
警察に紛失届を提出した際の「届出受理番号」を伝える。受理番号がメモ書きでも可ですが控え書類が確実です。
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パスポート国内紛失のよくあるトラブル
海外渡航直前の紛失
海外渡航予定日が近い場合は旅券事務所に緊急発給相談。渡航日程によっては「緊急一時旅券」発給(片道のみ有効・数日で発給)も検討可能です。航空券再手配リスクもあります。
本籍地が遠方の場合
本籍地が住所地と異なる場合、戸籍謄本入手に時間がかかる可能性。マイナンバーカード+本籍地のオンライン取得対応の場合はオンラインで即時入手。本籍地役所への郵送請求は1〜2週間かかる場合があります。
古いパスポート(失効済)の発見
紛失届出後に古いパスポートを発見しても、既に旅券事務所での失効処理が完了しているため使用不可。再発給パスポートを使用します。
有効期限切れ間近の紛失
有効期限切れ間近で紛失した場合、再発給で残存期間ではなく10年(または5年)の新規発給扱いになります。古いパスポートの残存期間は引き継がれません。
パスポート国内紛失時の窓口
| 窓口 | 用途 | 備考 |
|---|---|---|
| 最寄り警察署・交番 | 紛失届(または盗難届) | 届出受理番号を取得 |
| 都道府県の旅券事務所 | 紛失届出+再発給申請 | 本人出頭必須 |
| 本籍地の市区町村役場 | 戸籍謄本発行 | マイナでオンライン取得可 |
| 銀行・カード会社等 | 本人なりすまし警戒 | 紛失届控えを提示 |
| 外務省海外安全ホームページ | 海外渡航時の参考情報 | — |
| 渡航予定の航空会社 | 渡航延期・再手配 | 緊急時に相談 |
まとめ
パスポートを国内で紛失した時は、警察への紛失届+旅券事務所(都道府県のパスポートセンター)への紛失届+再発給申請の3点を順番に実行します。最寄りの警察署・交番で紛失届(または盗難届)を提出し、 警視庁 落とし物・忘れ物のご案内 から最寄り警察署を確認します。届出時の「届出受理番号」が次の手続きに必要です。住所地の都道府県の旅券事務所(パスポートセンター)で「紛失一般旅券等届出書」を提出+「一般旅券発給申請書」で再発給申請を同時に実施。本人出頭+本人確認書類(運転免許証等)+戸籍謄本(発行から6ヶ月以内)+写真(縦4.5cm×横3.5cm)+申請料(10年用¥16,000・5年用¥11,000)+紛失届受理番号控えが必要です。再発給は通常6営業日後に旅券事務所で本人受取。海外渡航予定が直前なら旅券事務所に緊急発給相談で短縮可能なケースあり。「緊急一時旅券」発給(片道のみ有効・数日で発給)も検討可能です。本籍地が遠方の場合、戸籍謄本入手にマイナンバーカード+オンライン取得対応を活用すると即時入手可能。各事業者(銀行・携帯キャリア・カード会社等)に紛失届の控えを提示して「本人なりすまし警戒」を要請することも忘れずに。古いパスポートは紛失届出後の失効処理で使用不可になります。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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