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【OneDrive】OneDriveで個人用フォルダーに会社ファイルを保存した時の移動手順

【OneDrive】OneDriveで個人用フォルダーに会社ファイルを保存した時の移動手順
🛡️ 超解決

会社のパソコンでOneDriveを利用していると、うっかり個人用のOneDriveフォルダーに会社のファイルを保存してしまうことがあります。特に、プライベートと業務の切り替えが曖昧なまま作業を進めると、どちらのアカウントでサインインしているのか分からなくなり、結果的に間違った場所にデータを置いてしまうケースが少なくありません。この状態を放置すると、会社の情報管理ポリシーに違反する恐れがあるほか、ファイルの共有やバージョン管理が正しく行われない原因にもなります。本記事では、個人用フォルダーに保存してしまった会社ファイルを、適切な場所へ移動する具体的な手順と、その際の注意点を詳しく解説します。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: ファイルが現在どこにあるかを確認します。個人用OneDriveフォルダー(通常は「OneDrive – 個人用」または「OneDrive」という名前)と会社用OneDriveフォルダー(「OneDrive – 会社名」など)を明確に区別してください。
  • 切り分けの軸: 端末側のフォルダー構成と、Web上のOneDriveアカウントを照合します。ローカルに保存されているファイルがどのクラウドアカウントに紐づいているかを、タスクトレイのOneDriveアイコンやフォルダーのプロパティで確認します。
  • 注意点: 会社PCでは個人用OneDriveアカウントの使用が禁止されている場合があります。移動作業の前に会社のITポリシーを確認し、管理者から指示がある場合はその手順に従ってください。また、ファイルを移動する際に、間違って削除したり上書きしたりしないように注意が必要です。

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なぜ個人用フォルダーに会社ファイルを保存してはいけないのか

個人用OneDriveは、あくまでプライベートなデータを保管するために用意された領域です。会社のファイルをそこに保存すると、以下のような問題が生じます。まず、会社が定めた情報管理ルールに違反する可能性があります。多くの企業では、業務データは会社が管理するクラウドストレージ(Microsoft 365のOneDrive for BusinessやSharePoint)に保管するよう義務付けています。個人用ストレージに保存すると、情報漏えいやデータ損失のリスクが高まります。また、会社のアカウントではそのファイルにアクセスできなくなるため、同僚との共有や共同編集ができなくなり、業務効率が低下します。さらに、個人用OneDriveのストレージ容量を圧迫し、プライベートファイルの保存に支障をきたすこともあります。

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やりがちな保存パターンとその問題点

実際に起こりやすいケースを表にまとめました。自分がどのパターンに該当するか確認してください。

保存パターン 起こりやすい状況 問題点
パソコン購入時に個人用OneDriveが既定でサインインされていた 新しいPCのセットアップで、最初に個人のMicrosoftアカウントでサインインした 会社のアカウントが追加される前に、デスクトップやドキュメントフォルダーが個人用OneDriveに自動バックアップされる。
会社用と個人用のアカウントを両方サインインしていて間違えた エクスプローラーで「OneDrive」とだけ表示されているフォルダーにファイルをドロップした どちらのアカウントのフォルダーか区別がつかず、結果的に個人用に保存される。
メールやチャットで受け取った添付ファイルをそのまま個人用OneDriveに保存した Outlookで添付ファイルを開き、「保存」先に個人用OneDriveを選択した 会社の共有ルールから外れ、他のメンバーがアクセスできなくなる。

会社ファイルを正しい場所に移動する手順

ここでは、個人用OneDriveフォルダーに保存してしまった会社ファイルを、会社のOneDrive for BusinessまたはSharePointの適切な場所に移動する手順を説明します。作業を始める前に、以下の準備を整えてください。

移動前の確認事項

  1. 現在のファイルの保存場所を特定する:エクスプローラーでファイルが置かれているフォルダーのパスを確認します。例えば「C:\Users\ユーザー名\OneDrive\」となっていれば個人用、「C:\Users\ユーザー名\OneDrive – 会社名\」なら会社用です。また、タスクトレイのOneDriveアイコンを右クリックし、アカウントの一覧を表示して、どのアカウントに紐づいているかもチェックしてください。
  2. 移動先のフォルダーを準備する:会社用のOneDrive for Businessに移動する場合は、該当するフォルダー構造を事前に作成しておきます。SharePointのチームサイトに移動する場合は、ブラウザから該当のドキュメントライブラリにアクセスし、適切なフォルダーを開いておくとスムーズです。
  3. ネットワーク接続を確認する:ファイルの移動中に通信が不安定だと、アップロードが中断される可能性があります。安定したネットワーク環境で作業を行ってください。
  4. バックアップを取る:万が一の誤操作に備え、移動するファイルのコピーをローカルの別フォルダー(例:デスクトップ)に作成しておくことをおすすめします。
  5. 会社のポリシーを確認する:IT部門から個人用OneDriveの使用に関するルールが提示されている場合、それに従ってください。場合によっては管理者が一括で移動ツールを用意していることもあります。

実際の移動手順

  1. ファイルを切り取り(またはコピー)する:個人用OneDriveフォルダー内にある移動したいファイルまたはフォルダーを右クリックし、「切り取り」を選択します。コピーしてから元のファイルを削除しても構いませんが、切り取りのほうが手順が少なくなります。
  2. 会社用OneDriveフォルダーを開く:エクスプローラーの左ペインに表示されている「OneDrive – 会社名」フォルダーをクリックして開きます。もし表示されていない場合は、タスクトレイのOneDriveアイコンから「設定」→「アカウント」→「フォルダーの選択」で会社用フォルダーの同期を有効にしてください。
  3. 貼り付けを実行する:会社用フォルダー内の適切なサブフォルダーに移動し、右クリックから「貼り付け」を選択します。ファイルサイズが大きい場合は、アップロードの進行状況がOneDriveアイコンに表示されます。
  4. Webブラウザで同期を確認する:ブラウザで会社のOneDrive(https://portal.office.com からアクセス)を開き、ファイルが正しくアップロードされているか確認します。同時に、個人用OneDriveのWebページも確認し、元のファイルが残っていないことを確かめてください。切り取りで移動した場合、元のファイルはゴミ箱に入っている可能性があります。完全に削除するには、個人用OneDriveのゴミ箱も空にします。
  5. 必要に応じて共有設定を行う:移動したファイルを同僚と共有する場合は、会社用OneDrive上で共有リンクを作成します。ファイルを右クリックし、「共有」を選んでアクセス権限を設定してください。

SharePointのドキュメントライブラリに移動する場合は、手順2でエクスプローラーから該当サイトのライブラリを開くか、ブラウザから直接アップロードします。ブラウザからアップロードする場合は、「アップロード」→「ファイル」または「フォルダー」を選択し、個人用OneDriveからダウンロードしたファイルを選択します。ただし、ファイルが多い場合はエクスプローラーから直接ドラッグ&ドロップするほうが効率的です。その際には、SharePointのライブラリが「エクスプローラーで開く」に対応しているか確認してください(最近のMicrosoft 365では推奨されない場合があります)。

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やってはいけない移動方法

ファイルを移動する際に、以下のような方法を取るとトラブルの原因になります。絶対に行わないでください。

  • 個人用OneDriveのフォルダーを丸ごと会社用にコピーする:個人用フォルダーにはプライベートな写真や個人データが混ざっている可能性があります。会社のストレージにそれらをアップロードすると、プライバシー侵害やポリシー違反になります。必要なファイルだけを選別して移動しましょう。
  • デスクトップやドキュメントフォルダーを個人用OneDriveでバックアップしたまま放置する:Windowsの「既知のフォルダーの移動」機能で、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャを個人用OneDriveにバックアップしている場合、会社ファイルも自動的に同期されてしまいます。この設定をオフにしてから、会社ファイルを適切な場所に移動してください。
  • 同期クライアントをアンインストールして強制的に同期を解除する:個人用OneDriveの同期を停止するためにクライアントをアンインストールすると、ローカルに残ったファイルがクラウドと紐づかなくなり、二重管理やデータ喪失のリスクがあります。正しくは、サインアウトするかフォルダーの同期を解除してからファイルを移動します。

管理者に確認すべきこと

移動作業の前に、または移動後に問題が発生した場合、以下の点について管理者やIT部門に相談してください。特に、会社のセキュリティポリシーが厳格な環境では、自己判断で操作するとアカウントに制限がかかるおそれがあります。

  • 個人用OneDriveの使用が許可されているかどうか:会社PCで個人用Microsoftアカウントをサインインすること自体が禁止されている場合があります。その場合は、移動ではなく、個人用アカウントをサインアウトしてから会社アカウントだけにする必要があります。
  • 会社用OneDriveのストレージ容量に空きがあるか:大量のファイルを移動する場合、容量不足でエラーになる可能性があります。管理者に容量増加を依頼するか、不要なファイルを事前に削除してください。
  • ファイルの監査やログが残るかどうか:会社のOneDriveでは、ファイルの操作履歴が記録されることがあります。個人用フォルダーから移動した経緯を説明できるようにしておくと、監査時に安心です。
  • 既存の共有リンクや権限はどうなるか:移動前のファイルに共有リンクが設定されている場合、移動後はリンクが切れます。必要に応じて、移動先で新たに共有設定を行い、関係者に通知する必要があります。

よくある質問

Q1: 個人用OneDriveから会社用OneDriveにファイルを移動したら、元のファイルは自動的に削除されますか?

切り取りで移動した場合は、元のファイルは個人用OneDriveのゴミ箱に入ります。30日間はゴミ箱に残り、その後自動的に削除されます。完全に消したい場合は、ゴミ箱を空にしてください。コピー&ペーストした場合は元のファイルはそのまま残るので、手動で削除する必要があります。

Q2: 移動したファイルがすぐに同期されないのですが、どうすればいいですか?

OneDriveの同期には時間がかかることがあります。タスクトレイのOneDriveアイコンが「同期中」の状態であれば、完了するまで待ちます。長時間変化がない場合は、アイコンを右クリックして「同期を一時停止」→「同期を再開」を試すか、PCを再起動してください。また、ファイル名やパスが長すぎると同期に失敗するケースもあるので、確認してみてください。

Q3: SharePointに移動する場合とOneDrive for Businessに移動する場合の違いは?

OneDrive for Businessは個人の業務用ストレージで、基本的に自分だけがアクセスできます。一方、SharePointのドキュメントライブラリはチームで共有するための場所です。ファイルを他のメンバーと共同編集する必要があるならSharePoint、自分だけが使う資料ならOneDrive for Businessが適切です。移動先を間違えないようにしましょう。

まとめ

個人用OneDriveに会社ファイルを保存してしまった場合は、早めに正しい場所へ移動することが重要です。間違った場所にファイルを置き続けると、情報管理上のリスクや業務の非効率を招きます。本記事で紹介した手順に従って、ファイルの切り分けと移動を行ってください。移動後は、会社用OneDriveやSharePointでファイルが正しく同期されていることを確認し、元の個人用フォルダーからは完全に削除するようにしましょう。また、再発防止のために、会社PCでは常に会社用アカウントでOneDriveにサインインし、個人用アカウントの使用を避ける習慣を身につけることをおすすめします。


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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。

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