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【OneDrive】OneDriveで「このファイルは同期できません」と出る時の確認手順

【OneDrive】OneDriveで「このファイルは同期できません」と出る時の確認手順
🛡️ 超解決

OneDriveでファイルを保存しようとしたとき、「このファイルは同期できません」というエラーメッセージが突然表示されることがあります。業務で使っている重要なファイルが同期できないと、作業が止まってしまい焦る方も多いでしょう。このエラーはファイル名の制限やOneDriveの設定、アカウント状態など複数の原因が考えられます。本記事では、原因を効率的に切り分けるための確認手順をステップごとに解説します。会社のPCで作業している方向けに、管理者へ確認すべきポイントもあわせてお伝えします。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: エラーダイアログやOneDriveの通知領域に表示される具体的なエラーコードやファイル名を確認してください。
  • 切り分けの軸: 問題が特定のファイルだけか、フォルダ全体か、OneDrive全体かで原因の範囲を絞ります。また、端末側(ファイル名・パス長)、アカウント側(サインイン状態・ライセンス)、管理設定側(ポリシー・共有設定)の三方向から確認します。
  • 注意点: 会社PCではファイル名変更やフォルダ移動に権限が必要な場合があるため、管理者に相談してから操作してください。また、OneDriveの設定を変更する際も、会社のポリシーに従わない変更はトラブルの元になります。

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1. エラーメッセージの詳細を確認する

最初に行うべきことは、エラーメッセージの内容を正確に把握することです。OneDriveはエラーが発生したファイルと原因を通知領域や同期ダイアログに表示します。

1.1 システムトレイのOneDriveアイコンを確認する

タスクバーのOneDriveアイコン(雲のマーク)を右クリックし、「同期の一時停止」や「最近の変更」からエラーのあるファイルを探せます。赤い丸や×印がついているファイルは同期に失敗しています。

1.2 ファイルの状態アイコンを確認する

エクスプローラー上でファイルやフォルダの状態アイコンが表示されない場合は、OneDriveの設定で「状態アイコンを表示する」が有効になっているか確認してください。アイコンが表示されないと同期の成否がわかりにくいです。

1.3 エラーコードのメモを取る

エラーメッセージに「エラーコード 0x80070005」や「ファイル名に無効な文字が含まれています」など具体的な情報が表示されたら、スクリーンショットを撮るかメモしてください。この情報をもとにサポートサイトで検索すると解決策が見つかりやすいです。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Teams/Outlookトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

2. ファイル名やパスの制限を確認する

OneDriveが同期できない原因として最も多いのが、ファイル名やフォルダのパスがWindowsやOneDriveの制限に抵触しているケースです。以下の点を順に確認してください。

2.1 ファイル名に禁止文字が含まれていないか

Windowsではファイル名に次の文字を使えません: \ / : * ? " < > |。OneDriveも同様の制限があります。また、ファイル名の先頭や末尾にスペースがある場合もエラーになります。エクスプローラーでファイル名を選択し、禁止文字が入っていないか目視で確認してください。

2.2 パスの長さが制限を超えていないか

Windowsの従来の制限は260文字(フルパス)ですが、OneDriveでは400文字までサポートしています。ただし、会社のポリシーやグループポリシーでさらに短い制限がかかっている場合があります。エラーの原因を特定するには、該当ファイルをデスクトップなど短いパスに移動して同期できるか試す方法が有効です。

2.3 予約語やシステム名と重複していないか

Windowsで予約されているデバイス名(CON, PRN, AUX, NUL, COM1~9, LPT1~9など)をファイル名やフォルダ名に使うと同期できません。また、ピリオドで終わる名前も避けるべきです。該当するファイルがあればリネームしてください。

3. OneDriveのクライアント設定を確認する

ファイル自体に問題がない場合、OneDriveクライアントの設定や状態が原因である可能性があります。以下の手順で設定を確認してください。

  1. タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。
  2. 「アカウント」タブで「このPCをリンク解除」をクリックしてサインアウトし、再度サインインしてください。これで認証トークンが更新され、一時的なエラーが解消されることがあります。
  3. 「同期の一時停止」が有効になっていないか確認します。OneDriveアイコンを右クリックし、「同期の一時停止」にチェックが入っていれば解除してください。
  4. 「設定」タブで「ファイルオンデマンド」をオフにしてからオンに戻し、すべてのファイルの状態をリセットします。この操作でファイルのアイコンが正しく表示されるようになる場合があります。
  5. PCを再起動してOneDriveクライアントを再起動します。特に長時間PCを起動したままにしていると、メモリリークなどで同期が不安定になることがあります。

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4. アカウントやライセンスの問題を確認する

OneDriveは組織のサブスクリプションに依存しています。アカウントのライセンスが不足している場合や、アカウントが無効化されていると同期が制限されます。

4.1 アカウントのサインイン状態を確認する

Officeアプリケーション(OutlookやTeamsなど)で使用しているアカウントとOneDriveのアカウントが一致しているか確認してください。複数のアカウントを使い分けていると、間違ったアカウントでサインインしている可能性があります。設定の「アカウント」タブでサインインしているメールアドレスを確認できます。

4.2 ライセンスの有効性を確認する

管理者に依頼して、自分のアカウントにOneDriveのライセンス(SharePoint Onlineプランを含む)が割り当てられているか確認してください。ライセンスがない場合、OneDriveのストレージ容量が0バイトで同期できません。また、容量制限を超えている場合もエラーが発生します。OneDriveのWebサイト(onedrive.live.com)にアクセスしてストレージ使用量を確認できます。

4.3 アクセス許可の不足

共有されているファイルやフォルダに対して閲覧のみの権限しかない場合、編集した内容を同期しようとするとエラーになります。共有元に連絡して編集権限を付与してもらうか、ファイルを自分のOneDriveにコピーして同期する方法を検討してください。

5. 管理者ポリシーによる制限を確認する

会社の管理者がグループポリシーやMicrosoft 365管理センターで同期に関する制限を設定している場合があります。特に以下の点を管理者に確認してください。

制限の種類 内容 対処方法
ファイルの種類 .exe、.dll、.batなどの実行ファイルやスクリプトをブロック 該当ファイルをZip圧縮してからアップロード
ファイル名のパターン 特定の文字列を含むファイルを禁止 管理者にポリシーを確認し、ファイル名を変更
OneDrive同期の制限 特定のサイトライブラリや個人用OneDriveの同期を禁止 管理者に同期を許可してもらう
デバイス制限 特定のOSバージョンやドメイン参加済みデバイス以外をブロック 会社のポリシーに準拠したデバイスで操作

管理者に確認する際は、エラーメッセージのスクリーンショットやエラーコードを伝えるとスムーズです。

6. それでも解決しない場合の対処法

上記の手順で問題が解決しない場合は、次のような高度な対処法を試してください。

6.1 OneDriveのリセット

OneDriveのキャッシュや設定ファイルが破損している可能性があります。コマンドプロンプトを管理者として開き、%localappdata%\Microsoft\OneDrive\OneDrive.exe /resetを実行するとキャッシュがリセットされます。その後、再度OneDriveを起動してサインインし直してください。

6.2 競合ファイルの解決

複数の端末で同じファイルを同時編集した場合、競合が発生して同期できなくなることがあります。OneDrive Webサイトで「競合の解決」オプションが表示されていないか確認し、該当するファイルをどちらかに統合してください。

6.3 サポートへの問い合わせ

最終手段として、Microsoftサポートに問い合わせるか、社内のIT管理者に報告してください。その際、これまで試した手順を時系列でまとめておくと迅速な対応が期待できます。

よくある質問

Q1: 「このファイルは同期できません」が多数のファイルで出るが、どうすればよいですか?
A1: まずOneDriveの同期を一時停止し、エラーの出ているファイルの共通点(フォルダ名、ファイルの種類、更新日時など)を調べてください。特定のフォルダ配下だけなら、そのフォルダのパスが長すぎる可能性が高いです。全体に発生する場合は、OneDriveクライアントの再インストールやアカウントの再認証を試してください。

Q2: ファイル名に禁止文字が含まれていると言われるが、どうやって見つければよいですか?
A2: PowerShellを使ってスキャンする方法があります。管理者権限でPowerShellを開き、Get-ChildItem -Path "C:\Users\ユーザー名\OneDrive" -Recurse | Where-Object { $_.Name -match '[\\/:*?"<>|]' }を実行すると、禁止文字を含むファイルが一覧表示されます。ただし、会社PCで権限がない場合は管理者に依頼してください。

Q3: 会社のポリシーで同期が禁止されている場合、どうすればよいですか?
A3: 管理者に連絡し、ポリシーの適用範囲や例外申請の方法を確認してください。やむを得ず必要なファイルはブラウザ版OneDriveからアップロード・ダウンロードすることで回避できる場合があります。

Q4: 「OneDrive アカウントの一時停止中」と表示されるのはなぜですか?
A4: サインインの認証に問題があるか、ライセンスが無効になっているサインが表示されます。Office 365の管理ポータルでアカウントの状態を確認するか、IT管理者に問い合わせてください。

Q5: ファイルを移動してもエラーが続く場合、何が原因ですか?
A5: 移動先のフォルダにも同じ制限がかかっている可能性があります。また、OneDriveの同期データベースが壊れていることも考えられます。その場合は前述のリセットコマンドを試してから、再度ファイルを同期させてください。

まとめ

OneDriveで「このファイルは同期できません」というエラーが出た場合は、まずエラーメッセージを確認し、ファイル名・パス・クライアント設定・アカウント状態の順にチェックすることで大半の原因を特定できます。会社PCの場合は管理者ポリシーが原因であることも多いため、必要に応じてIT部門に相談してください。本記事で紹介した手順を順番に試せば、多くのケースで解決に至ります。もし自力で解決できない場合は、無理に操作を続けず、管理者やMicrosoftサポートに状況を詳しく伝えることをお勧めします。


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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。

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