【PDF】「塗りつぶし」ではなく「ぼかし(モザイク)」をPDFの特定の画像や顔にかける!Acrobat外の連携ツール

【PDF】「塗りつぶし」ではなく「ぼかし(モザイク)」をPDFの特定の画像や顔にかける!Acrobat外の連携ツール
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PDF文書で個人情報や機密情報を保護したいものの、ただ塗りつぶすだけでは見た目が不自然になるとお悩みではありませんか。特定の画像や顔にぼかし加工を施せば、自然な印象を保ちながら情報を隠すことができます。

この記事では、Acrobat Reader以外のEdgeやスマホPDFアプリを活用し、PDFにぼかしを入れる具体的な手順を解説します。

文書のプライバシー保護と視認性の両立を実現する方法を、ぜひご確認ください。

【要点】PDFのぼかし加工をAcrobat外のツールで実現する

  • Edgeの描画ツール: PDF内の特定箇所に手書きでぼかし効果を適用し、情報を保護します。
  • iPhoneのマークアップ機能: PDFに直接ぼかし加工を施し、プライバシーを簡単に保護できます。
  • AndroidのPDF編集アプリ: 編集機能を使ってぼかしを加え、文書の機密性を確保します。

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PDFのぼかし加工が必要な理由とAcrobat外のツールの役割

PDF文書において、機密情報や個人情報の保護は非常に重要です。氏名や顔写真、住所などの情報を隠す際に、単に黒く塗りつぶすだけでは、文書全体のデザインを損ねる場合があります。ぼかし加工は、対象の情報を判読不能にしつつ、元の画像や背景の雰囲気をある程度残せるため、より自然な見た目を保つことが可能です。

Acrobatには「墨消し」という専用機能がありますが、全てのユーザーがAcrobatを利用できるわけではありません。EdgeやiPhone、Androidといった普段使いのデバイスやソフトウェアにも、PDFの描画機能や画像編集機能が備わっています。これらの機能を応用することで、AcrobatがなくてもPDFにぼかし効果を適用できます。

特に、ウェブブラウザのEdgeはPDFビューアとしても優れており、手軽に描画ツールを使えます。また、iPhoneやAndroidの標準機能や無料のPDF編集アプリも、簡単なぼかし処理には十分な能力を持ちます。

EdgeでPDFにぼかし加工を施す手順

EdgeはWindowsやmacOSに標準搭載されているブラウザですが、PDFビューアとしても非常に高性能です。描画ツールを活用することで、PDFの特定箇所に手軽にぼかし効果を適用できます。

  1. PDFファイルを開く
    Edgeでぼかし加工をしたい.pdfファイルを開きます。ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」からEdgeを選択しても開けます。
  2. 描画ツールを選択する
    EdgeのPDFビューア上部にあるツールバーから、ペンのアイコン「描画」をクリックします。
  3. ペンの設定を調整する
    描画ツールが選択された状態で、ペンの色と太さを調整します。ぼかし効果を出すには、ぼかしたい部分の色に近い色を選び、太さをある程度太く設定します。
  4. ぼかし効果を適用する
    マウスやタッチパッドを使って、ぼかしたい画像や顔の上をなぞるように塗ります。数回重ね塗りすることで、よりぼかし効果を高められます。
  5. 変更を保存する
    ぼかし加工が完了したら、ツールバーのディスクアイコン「保存」をクリックします。元のファイルを上書き保存するか、「名前を付けて保存」で新しいファイルとして保存するかを選びます。

スマホPDFアプリでぼかし加工を施す手順

iPhoneやAndroidのスマホPDFアプリには、描画機能やマークアップ機能が搭載されています。これらの機能を活用し、PDFにぼかし効果を適用する手順を解説します。

iPhoneのファイルアプリとマークアップ機能を使う場合

  1. PDFファイルを開く
    ファイルアプリやメール添付などから.pdfファイルを開きます。
  2. マークアップモードに入る
    画面右上に表示されるペンのアイコンをタップし、マークアップモードに切り替えます。
  3. ペンツールと不透明度を設定する
    画面下部に表示されるツールバーからペンツールを選択します。色を黒やグレーなど、ぼかしたい部分に合った色に設定します。次に、もう一度ペンアイコンをタップし、不透明度スライダーを調整してぼかし具合を決めます。
  4. ぼかし効果を適用する
    指やApple Pencilを使って、ぼかしたい部分をなぞるように塗ります。不透明度を低めに設定し、複数回重ね塗りすることで、より自然なぼかし効果が得られます。
  5. 変更を保存する
    加工が完了したら、画面左上の「完了」をタップします。これにより、変更が保存された新しい.pdfファイルが作成されます。

AndroidのPDF編集対応アプリを使う場合

Androidでは、GoogleドライブのPDFビューアや、Adobe Acrobat ReaderなどのPDF編集対応アプリを利用できます。ここでは一般的な手順を説明します。

  1. PDFファイルを開く
    Googleドライブやファイルマネージャーから、編集したい.pdfファイルを選択し、PDF編集対応アプリで開きます。
  2. 編集モードに入る
    アプリによって異なりますが、画面下部や上部に表示される「編集」「マークアップ」「ペン」などのアイコンをタップし、編集モードに切り替えます。
  3. 描画ツールと設定を調整する
    描画ツールやペンツールを選択し、色と不透明度を調整します。不透明度を低めに設定することで、ぼかし効果を再現できます。
  4. ぼかし効果を適用する
    指やスタイラスペンを使って、ぼかしたい部分をなぞるように塗ります。
  5. 変更を保存する
    加工が完了したら、アプリ内の「保存」や「チェックマーク」アイコンをタップして変更を保存します。多くの場合、新しいファイルとして保存されます。

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ぼかし加工時の注意点と失敗回避のポイント

PDFのぼかし加工は手軽にできますが、いくつかの注意点があります。失敗を避けるためのポイントを確認しましょう。

ぼかし加工が元に戻ってしまう

せっかく施したぼかし加工が、ファイルを再度開くと元に戻ってしまうことがあります。これは、変更が正しく保存されていない場合に発生します。

対処法: 編集作業の完了後には、必ず「保存」または「名前を付けて保存」の操作を行ってください。特に「名前を付けて保存」を選び、元のファイルとは別のファイルとして保存すると、元のデータを保持しつつ安全に変更を適用できます。

ぼかしが薄すぎて情報が見えてしまう

ぼかし効果を適用したにもかかわらず、隠したい情報がうっすらと見えてしまうことがあります。不透明度設定が不十分だったり、ぼかし範囲が狭かったりする場合に起こります。

対処法: ペンツールの不透明度を上げるか、ぼかしたい部分を複数回重ね塗りして、完全に判読不能な状態にしてください。また、ぼかす範囲を少し広めにとることも有効です。

PDFが画像化されて文字が選択できない

一部のアプリや処理方法では、PDFに描画や編集を加えた結果、PDF全体が画像データとして保存されてしまうことがあります。こうなると、テキストの選択やコピーができなくなります。

対処法: この現象は、特に簡易的なPDF編集ツールで起こりやすいです。ぼかし処理後のPDFは、テキストの再利用が難しくなる可能性があることを理解して作業を進めてください。テキストの選択が必要な場合は、ぼかし加工を施す前に必要なテキストをコピーしておくなどの対応が必要です。

Acrobat、Edge、スマホアプリでのぼかし機能の比較

PDFのぼかし加工は、使用するツールによって機能や操作性に違いがあります。ここでは、Acrobat、Edge、そしてスマホアプリのぼかし機能を比較します。

項目 Acrobat Edge スマホPDFアプリ
(iPhone/Android)
ぼかし機能の種類 墨消しツール(専用機能) 描画ツールで代用 マークアップ/描画ツールで代用
操作の簡易性 専門的で高機能 比較的簡易 簡易
テキスト選択の可否
(加工後)
基本的には可能
(墨消し箇所を除く)
加工後も可能 加工後も可能
(アプリによる)
適用範囲の精度 テキスト検索からの自動適用可能 手動での描画 手動での描画
対応OS Windows/macOS/Web Windows/macOS iOS/Android
費用 有料版で利用可能 無料(標準機能) 無料(標準機能/アプリによる)

まとめ

PDFの特定箇所にぼかし加工を施すことで、プライバシー保護と文書の自然な見た目を両立できます。

Acrobat Reader以外のEdgeやiPhone、Androidの標準機能、または専用アプリを活用すれば、手軽にぼかし処理が可能です。

今回解説したEdgeの描画ツールやiPhoneのマークアップ機能を使った手順を参考に、文書のセキュリティと視認性を向上させてください。

これにより、共有するPDFの信頼性を高め、受け取る側にも配慮した文書作成ができるようになります。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。