【PDF】1枚の紙に「同じページを2つ(2面)」印刷してA5サイズのチラシを2枚作る設定

【PDF】1枚の紙に「同じページを2つ(2面)」印刷してA5サイズのチラシを2枚作る設定
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A4などの用紙にA5サイズのチラシを2枚、効率よく印刷したいと考える方は多いでしょう。同じ内容のチラシを複数枚作りたい場合、同じページを1枚の用紙に2面印刷できると、用紙の節約やカット作業の効率化につながります。

この記事では、Acrobat ReaderとEdgeの印刷機能を使って、1枚の紙に同じPDFページを2つ印刷し、A5サイズのチラシを2枚作成する設定方法を詳しく解説します。

印刷設定のポイントを押さえれば、誰でも簡単に希望通りのレイアウトで印刷できます。

【要点】PDFで同じページを2面印刷しA5チラシを効率よく作る設定

  • Acrobat Readerの「複数」設定: 1ページのPDFをA4用紙に2面印刷し、A5チラシを2枚作成できます。
  • Edgeの「プリンターのプロパティ」活用: Edge単体では難しい同じページの複数面印刷を、プリンタードライバーの機能を使って実現できます。
  • 印刷プレビューの確認: 印刷前に必ずプレビューでレイアウトを確認し、用紙サイズや向きの調整ミスを防ぐことができます。

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複数ページ印刷機能の概要とメリット

PDFの複数ページ印刷機能とは、1枚の物理的な用紙に複数のPDFページを配置して印刷する機能です。この機能を使えば、A4用紙にA5サイズのPDFページを2つ並べて印刷し、後でカットすることでA5のチラシを2枚作成できます。

同じページを複数面印刷するメリットは、用紙の節約と作業の効率化です。特にチラシやチケットなど、同じ内容の配布物を大量に作成する場合に有効です。Acrobat ReaderやEdgeといった主要なPDFビューアには、この設定を行うための機能が備わっています。

ただし、Edgeの標準機能では「同じページを複数面印刷」が直接的にできない場合があります。その際は、プリンタードライバーの機能と連携させることで、目的の印刷を実現できます。

Acrobat Readerで同じページを2面印刷する手順

Acrobat Readerでは、印刷設定で「複数」オプションを使うことで、同じページを1枚の用紙に2面印刷できます。ここでは、A4用紙に1ページのPDFを2面印刷してA5サイズのチラシを2枚作る手順を説明します。

  1. PDFファイルを開く
    印刷したい.pdfファイルをAcrobat Readerで開きます。
  2. 印刷ダイアログを開く
    「ファイル」メニューから「印刷」を選択するか、Ctrl+Pキーを押して印刷ダイアログを開きます。
  3. プリンターを選択する
    使用するプリンターを「プリンター」のドロップダウンリストから選択します。
  4. ページ処理の設定を開く
    「ページ処理」セクションにある「複数」ボタンをクリックします。
  5. 1枚あたりのページ数を設定する
    「1枚あたりのページ数」のドロップダウンリストから「1 x 2」または「2 x 1」を選択します。A4用紙にA5を2枚横並びにする場合は「1 x 2」が適切です。縦並びにする場合は「2 x 1」を選びます。
  6. ページ順序を設定する
    「ページ順序」のドロップダウンリストから「横方向」または「縦方向」を選択します。一般的には「横方向」を選びます。
  7. 印刷するページ範囲を指定する
    「印刷するページ」セクションで「ページ」ラジオボタンを選択します。テキストボックスに「1-1」と入力し、PDFの1ページ目のみを印刷対象とします。これにより、指定した1ページが複数回印刷されます。
  8. 用紙サイズに合わせる設定を確認する
    「用紙サイズに合わせる」オプションが有効になっているか確認します。これにより、PDFの内容が用紙サイズに合わせて自動的に拡大縮小されます。
  9. 印刷プレビューを確認する
    印刷ダイアログの右側にあるプレビュー画面で、意図したレイアウトになっているか確認します。必要に応じて「1枚あたりのページ数」や「ページ順序」を調整します。
  10. 印刷を実行する
    設定に問題がなければ「印刷」ボタンをクリックして印刷を開始します。

Edgeで同じページを2面印刷する手順

Edgeの標準印刷機能には、Acrobat Readerのように「同じページを複数面印刷する」直接的な設定はありません。しかし、プリンタードライバーの機能と連携させることで、この目的を達成できます。ここでは、Edgeからプリンタードライバーの複数ページ印刷機能を利用する手順を説明します。

  1. PDFファイルを開く
    印刷したい.pdfファイルをEdgeで開きます。
  2. 印刷ダイアログを開く
    画面右上の「…」メニューから「印刷」を選択するか、Ctrl+Pキーを押して印刷ダイアログを開きます。
  3. プリンターを選択する
    「プリンター」のドロップダウンリストから使用するプリンターを選択します。
  4. 印刷するページを指定する
    「ページ」のドロップダウンリストから「カスタム」を選択し、テキストボックスに「1」と入力します。これにより、PDFの1ページ目のみを印刷対象とします。
  5. その他の設定を開く
    印刷ダイアログの下部にある「その他の設定」をクリックして、詳細なオプションを表示させます。
  6. 「1ページあたりのシート数」を確認する
    「1ページあたりのシート数」の項目が表示されている場合は、「2」を選択します。ただし、この設定は異なるページを複数並べるための機能であることが多いため、次のステップに進みます。
  7. プリンターのプロパティを開く
    「その他の設定」の中にある「プリンターのプロパティ」または「印刷設定」ボタンをクリックします。これにより、プリンタードライバー独自の詳細設定画面が開きます。
  8. プリンタードライバーで集約印刷を設定する
    プリンタードライバーの画面で、「ページ設定」「仕上げ」「レイアウト」などのタブを探します。「集約印刷」「Nアップ印刷」「複数ページ印刷」などの項目を見つけて選択します。「2ページ/シート」や「2面」といったオプションを選び、用紙の向きやページ順序も設定します。
  9. 設定を適用して印刷ダイアログに戻る
    プリンタードライバーの設定画面で「OK」または「適用」ボタンをクリックし、Edgeの印刷ダイアログに戻ります。
  10. 印刷プレビューを確認する
    Edgeの印刷ダイアログのプレビュー画面で、意図したレイアウトになっているか最終確認します。プリンタードライバーの設定が反映されていることを確認してください。
  11. 印刷を実行する
    設定に問題がなければ「印刷」ボタンをクリックして印刷を開始します。

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印刷時の注意点・失敗例

余白や拡大縮小でレイアウトが崩れてしまう

印刷プレビューで確認したときと、実際に印刷されたものでレイアウトが異なる場合があります。これは、PDFの元のサイズと印刷用紙のサイズ、そして拡大縮小の設定が影響しているためです。Acrobat ReaderやEdgeの印刷ダイアログには、「用紙サイズに合わせる」「実際のサイズ」などのオプションがあります。これらを切り替えて、プレビューで最適な表示になるか確認しましょう。

特に、PDFに余白が含まれている場合や、プリンターが自動的に余白を追加する設定になっている場合、意図しない位置に印刷されることがあります。印刷ダイアログの「余白」設定を確認し、必要であれば「フチなし印刷」などのオプションをプリンタードライバーで有効にすることも検討してください。

\h3 id=”h3-2″>プリンタードライバーの設定と二重になる

Acrobat ReaderやEdgeの印刷設定と、プリンタードライバー側の設定(「プリンターのプロパティ」で開く画面)で、同じような「複数ページ印刷」や「集約印刷」の項目が存在することがあります。両方で設定してしまうと、意図しない印刷結果になる原因となります。

例えば、Acrobat Readerで2面印刷を設定し、さらにプリンタードライバーでも2面印刷を設定すると、結果的に4面印刷になってしまう可能性があります。これを避けるためには、どちらか一方のアプリケーションで集約印刷を設定し、もう一方では基本的な設定(用紙サイズなど)のみを行うようにしてください。通常はPDFビューア側の設定を優先し、プリンタードライバー側はデフォルトのままにするのが良いでしょう。

\h3 id=”h3-3″>用紙の向きが意図と異なる

チラシを横向きに並べたいのに縦向きになってしまったり、その逆になったりすることがあります。これは、印刷ダイアログの「用紙の向き」設定(縦・横)と、PDFビューアの「ページ順序」設定、さらにはプリンタードライバー側の設定が正しく連携していない場合に発生します。

印刷プレビュー画面で、最終的なレイアウトを必ず確認してください。プレビューで表示されている向きが正しければ、その設定で印刷を実行します。もしプレビューが意図と異なる場合は、用紙の向きとページ順序の両方を調整してみましょう。

\h3 id=”h3-4″>カット位置のずれやズレ

A5サイズのチラシを2枚作る場合、印刷後に正確にカットする必要があります。しかし、印刷された内容が用紙の端に寄りすぎていたり、中心線が曖昧だったりすると、カット位置がずれてしまうことがあります。

元のPDFファイルにトンボやトリムマーク(仕上がりサイズを示すマーク)が含まれていれば、それを目安に正確なカットが可能です。もしPDFにこれらのマークがない場合は、印刷設定で「トンボと断裁マーク」などのオプションを追加できる場合があります。また、印刷前に定規でカット位置の目安を書き込むなどの工夫も有効です。

Acrobat ReaderとEdgeの複数ページ印刷機能比較

Acrobat ReaderとEdgeはどちらもPDFの印刷に対応していますが、複数ページ印刷機能にはいくつかの違いがあります。特に「同じページを複数面印刷する」という点において、それぞれの特性を理解することが重要です。

項目 Acrobat Reader Edge
同じページの複数印刷 「複数」設定でページ範囲を「1-1」と指定し、簡単に実現できる 直接的な設定はないが、プリンタードライバーの集約印刷機能を利用して実現する
異なるページの複数印刷 「複数」設定で「1枚あたりのページ数」と「ページ順序」を設定し、容易に実現できる 「1ページあたりのシート数」設定で実現できる
設定の柔軟性 ページ順序、用紙サイズに合わせる、自動回転などのオプションが豊富 基本的な集約印刷に対応。詳細設定はプリンタードライバーに依存する
プレビュー機能 詳細な印刷プレビューで、設定変更がリアルタイムに反映される 簡易的なプレビュー機能。プリンタードライバーの設定変更はプレビューに反映されない場合がある

まとめ

この記事では、1枚の用紙に同じPDFページを2つ印刷し、A5サイズのチラシを2枚作成する設定方法をAcrobat ReaderとEdgeで解説しました。

Acrobat Readerの「複数」設定を使えば、同じページを効率よく複数面印刷できます。Edgeではプリンタードライバーの機能を活用することで、同様の印刷が可能です。

印刷プレビューの確認と、プリンタードライバーとの連携が成功の鍵です。今回紹介した設定を参考に、効率的なPDF印刷をぜひ試してみてください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。