【PowerPoint】ビデオの「圧縮」を実行してファイル全体の容量を削減する

【PowerPoint】ビデオの「圧縮」を実行してファイル全体の容量を削減する
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PowerPointに動画を挿入した際、プレゼンテーションファイルの容量が大きくなり、メール添付やオンライン共有が困難になる場合があります。

特に複数の動画を使用すると、ファイルサイズはすぐに膨れ上がってしまいます。

この記事では、PowerPointのビデオ圧縮機能を使って、ファイル全体の容量を効果的に削減する方法を解説します。

プレゼンテーション資料の共有や再生パフォーマンスの改善に役立ててください。

【要点】PowerPointのビデオ圧縮でプレゼン資料を最適化

  • ビデオの圧縮機能: PowerPointファイル全体の容量を効率的に削減し、共有や再生をスムーズにします。
  • 最適な画質の選択: プレゼンテーションの用途や配布方法に合わせて、適切な圧縮品質を選びます。
  • Mac版での操作: Windows版とは異なるメニューから、ビデオ圧縮を実行できます。

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PowerPointでビデオを圧縮するメリットと前提条件

PowerPointに挿入されたビデオを圧縮すると、プレゼンテーションファイルのサイズを大幅に削減できます。

これにより、メールでの送付やクラウドストレージへのアップロードが容易になります。

また、ファイルサイズが小さくなることで、PowerPointの起動やスライド切り替え時のパフォーマンスが向上し、よりスムーズなプレゼンテーションが可能です。

この機能を利用するには、PowerPointにビデオが挿入されている必要があります。

PowerPointのバージョンによっては、利用できる圧縮品質や操作方法が異なります。

ビデオ圧縮で得られる主なメリット

ビデオ圧縮は、プレゼンテーションの管理と共有を大きく改善します。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • ファイルサイズの削減: 大容量ファイルをメールに添付したり、OneDriveなどのクラウドサービスにアップロードしたりする時間を短縮できます。
  • 再生パフォーマンスの向上: プレゼンテーション中のビデオ再生がよりスムーズになり、遅延やカクつきを減らせます。
  • 共有のしやすさ: 共同作業者や聴衆への配布が容易になり、ダウンロードにかかる負担も軽減されます。

PowerPointのバージョンによる機能の違い

PowerPointのビデオ圧縮機能は、Windows版とMac版で操作方法が異なります。

Microsoft 365のPowerPointでは、常に最新の機能が利用できます。

PowerPoint 2021や2019でも同様の機能が提供されています。

Web版PowerPointやiPad版PowerPointでは、現時点でビデオ圧縮機能は提供されていません。

PowerPointでビデオを圧縮する手順

PowerPointのビデオ圧縮機能は、いくつかの簡単なステップで実行できます。

ここでは、Windows版とMac版それぞれの操作手順を詳しく解説します。

Windows版PowerPointでの圧縮手順

  1. PowerPointファイルを開く
    圧縮したいビデオが含まれるPowerPointプレゼンテーションを開きます。
  2. 「ファイル」タブを選択する
    PowerPointウィンドウの左上にある「ファイル」タブをクリックします。
  3. 「情報」を選択する
    左側のメニューから「情報」を選択します。プレゼンテーションの情報が表示されます。
  4. 「メディアの圧縮」をクリックする
    「メディアの圧縮」ボタンをクリックします。このボタンは「メディアサイズとパフォーマンス」セクションにあります。
  5. 圧縮品質を選択する
    ドロップダウンメニューから、希望する圧縮品質を選択します。選択肢には「フルHD (1080p)」「HD (720p)」「標準 (480p)」などがあります。
  6. 圧縮の完了を待つ
    圧縮プロセスが開始され、進行状況が表示されます。完了するまでPowerPointを閉じないでください。
  7. 圧縮結果を確認する
    圧縮が完了すると、元のファイルサイズと圧縮後のファイルサイズが表示されます。「閉じる」をクリックして、ダイアログを閉じます。
  8. ファイルを保存する
    変更を保存するために、プレゼンテーションを上書き保存または名前を付けて保存します。

Mac版PowerPointでの圧縮手順

  1. PowerPointファイルを開く
    圧縮したいビデオが含まれるPowerPointプレゼンテーションを開きます。
  2. 「ファイル」メニューを開く
    画面上部のメニューバーから「ファイル」をクリックします。
  3. 「メディアの圧縮」を選択する
    ドロップダウンメニューから「メディアの圧縮」を選択します。
  4. 圧縮品質を選択する
    表示されるダイアログで、希望する圧縮品質を選択します。Windows版と同様に、複数のオプションがあります。
  5. 「圧縮」ボタンをクリックする
    選択後、「圧縮」ボタンをクリックしてプロセスを開始します。
  6. 圧縮の完了を待つ
    圧縮プロセスが完了するまで待ちます。進行状況バーが表示されます。
  7. ファイルを保存する
    圧縮が完了したら、変更を保存するためにプレゼンテーションを保存します。

ビデオ圧縮時の注意点とよくある失敗

ビデオ圧縮は便利な機能ですが、使用する際にはいくつかの注意点があります。

圧縮後の品質や互換性、そして特定のバージョンでの機能制限について理解しておくことが重要です。

圧縮後の画質低下に注意

ビデオを圧縮すると、ファイルサイズは小さくなりますが、画質も低下する可能性があります。

特に「標準 (480p)」などの低い品質を選択した場合、大画面での表示では粗さが目立つことがあります。

一度圧縮したビデオは、元の高画質に戻すことはできません。

プレゼンテーションの用途や表示環境を考慮し、適切な品質を選択するようにしましょう。

圧縮されないビデオがある場合

すべてのビデオが圧縮されるわけではありません。

既に最適な形式やサイズにエンコードされているビデオは、圧縮オプションが表示されないか、圧縮してもほとんどサイズが変わらないことがあります。

また、PowerPointがサポートしていない特定のビデオ形式やコーデックを使用している場合も、圧縮ができない可能性があります。

その際は、別のビデオ編集ツールで事前に最適化するか、PowerPointでサポートされている形式に変換してから挿入することを検討してください。

Mac版PowerPointでの圧縮オプションの違い

Mac版PowerPointのビデオ圧縮機能は、Windows版と若干異なる場合があります。

例えば、利用できる圧縮品質の名称や詳細な設定オプションに違いが見られることがあります。

Mac版を使用する際は、表示されるメニューやダイアログの内容をよく確認し、適切なオプションを選択してください。

Web版PowerPointやiPad版PowerPointでの制限

Webブラウザで動作するWeb版PowerPointや、iPadにインストールするiPad版PowerPointでは、現時点でビデオ圧縮機能は提供されていません。

これらの環境でファイルサイズを削減したい場合は、Windows版またはMac版のPowerPointで事前に圧縮しておく必要があります。

または、OneDriveなどのクラウドストレージサービス側でファイル共有時にリンク形式を利用するなどの工夫が求められます。

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ビデオ圧縮の品質オプション比較

PowerPointのビデオ圧縮では、いくつかの品質オプションから選択できます。

それぞれのオプションには特徴があり、用途に応じて最適なものを選ぶことが大切です。

以下に主な品質オプションとその推奨用途を比較します。

品質名 推奨用途 画質 ファイルサイズ
フルHD (1080p) 大画面ディスプレイでのプレゼンテーション、高画質を維持したい場合 非常に高い 中程度に削減
HD (720p) 一般的なプロジェクターやモニターでのプレゼンテーション、バランス重視 高い 大幅に削減
標準 (480p) メール添付やWeb共有、ファイルサイズ最優先、画質よりも軽さを重視 標準的 最大限に削減

プレゼンテーションを共有する相手の視聴環境や、プレゼンを行う会場のディスプレイサイズを考慮して最適な品質を選びましょう。

ファイルサイズを最優先するなら「標準 (480p)」、画質を重視するなら「フルHD (1080p)」が適しています。

まとめ

PowerPointのビデオ圧縮機能を使うことで、プレゼンテーションファイルの容量を効果的に削減できます。

これにより、メール添付やオンライン共有がスムーズになり、プレゼンテーションの再生パフォーマンスも向上します。

圧縮品質の選択は、プレゼンテーションの目的や視聴環境に合わせて慎重に行いましょう。

Windows版とMac版で操作方法が異なるため、ご自身の環境に合った手順で「メディアの圧縮」を実行してください。

この機能を活用し、よりスムーズで効果的なプレゼンテーションを実現しましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。