【PowerPoint】読み上げ機能「ナレーター」の設定と日本語音声の選択

【PowerPoint】読み上げ機能「ナレーター」の設定と日本語音声の選択
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PowerPointのスライド内容を音声で確認したい、またはプレゼンを補強したいと考えているかもしれません。

PowerPointの読み上げ機能であるWindows標準の「ナレーター」を使えば、スライド上のテキストを自動で読み上げさせることが可能です。

この記事では、ナレーター機能の概要から、Windowsにおける日本語音声の設定方法までを具体的に解説します。

【要点】PowerPointの読み上げ機能「ナレーター」を使いこなすポイント

  • ナレーターの有効化: Windowsのアクセシビリティ設定からナレーターを起動し、PowerPointのテキストを読み上げられるようにします。
  • 日本語音声の選択と追加: Windowsの音声設定で日本語音声パックをインストールし、ナレーターの音声設定で日本語での読み上げを可能にします。
  • 読み上げ速度と音量の調整: ナレーターの設定で読み上げの速さや音量を調整し、聞き取りやすい環境を整えます。

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PowerPointの読み上げ機能「ナレーター」の概要

ナレーターは、Windowsに標準搭載されているスクリーンリーダー機能です。PowerPointだけでなく、PC画面上のテキストや操作内容を音声で案内します。

この機能はアクセシビリティツールの一つであり、視覚に障がいのある方や、テキストを目で追うのが難しい場合に特に役立ちます。PowerPointでは、スライド内のテキストボックスや図形内の文字、メニュー項目などを読み上げます。

日本語音声で利用するためには、追加の音声パックがWindowsにインストールされている必要があります。ナレーターはPowerPoint専用の機能ではなく、Windows OS全体で動作する点に注意が必要です。

PowerPointでナレーター機能を有効にする手順

ここでは、Windowsのナレーター機能を起動し、PowerPointのテキストを読み上げさせるための基本的な設定手順を解説します。

Windowsでナレーターを起動する

  1. Windowsの設定を開く
    Windowsのスタートボタンをクリックし、「設定」アイコンをクリックして設定画面を開きます。
  2. アクセシビリティを選択する
    設定メニューの中から「アクセシビリティ」を選択します。
  3. ナレーターの項目を開く
    左側のメニューから「ナレーター」を選びます。
  4. ナレーターをオンにする
    「ナレーター」のトグルスイッチを「オン」に切り替えます。ナレーターが起動し、PC画面上の項目を読み上げ始めます。

日本語音声パックを追加・選択する手順

ナレーターで日本語を読み上げさせるには、日本語音声パックがWindowsにインストールされている必要があります。以下の手順で確認・設定します。

  1. Windowsの設定を開く
    Windowsのスタートボタンをクリックし、「設定」アイコンをクリックして設定画面を開きます。
  2. 時刻と言語を選択する
    設定メニューの中から「時刻と言語」を選択します。
  3. 言語と地域を開く
    左側のメニューから「言語と地域」を選びます。
  4. 日本語のオプションを開く
    「優先する言語」セクションにある「日本語」の右側にある「…」(その他のオプション)アイコンをクリックし、「言語のオプション」を選択します。
  5. 音声パックをインストールする
    「音声」セクションにある「音声パック」の「ダウンロード」ボタンをクリックし、日本語音声パックをインストールします。すでにインストール済みの場合、このボタンは表示されません。
  6. ナレーター設定に戻る
    再度、Windowsの「設定」→「アクセシビリティ」→「ナレーター」の画面に戻ります。
  7. 日本語音声を選択する
    「ナレーターの音声」セクションにある「音声を選択」ドロップダウンメニューをクリックし、リストの中から日本語の音声(例: Microsoft Haruka, Microsoft Ichiroなど)を選びます。
  8. 読み上げ速度と音量を調整する
    同じ画面内で「読み上げ速度」や「音量」のスライダーを調整し、聞き取りやすい設定にします。

Mac版PowerPointでの読み上げ設定

Mac版のPowerPointには、Windowsのナレーターと同様に、OS標準の読み上げ機能「VoiceOver」があります。PowerPoint固有の機能ではなく、Mac OSのアクセシビリティ機能として提供されています。

  1. システム設定を開く
    DockまたはFinderから「システム設定」を開きます。
  2. アクセシビリティを選択する
    左側のサイドバーから「アクセシビリティ」を選びます。
  3. VoiceOverを有効にする
    右側のリストから「VoiceOver」を選択し、「VoiceOverを有効にする」のチェックボックスをオンにします。
  4. VoiceOverユーティリティで言語を設定する
    「VoiceOverユーティリティを開く」をクリックし、「スピーチ」タブで日本語の音声を選択、または追加します。

ナレーター機能利用時の注意点とよくある問題

ナレーター機能は便利ですが、使用中にいくつかの問題に直面することがあります。ここでは、よくある失敗例とその対処法を説明します。

日本語音声が選択肢に表示されない

原因: 日本語音声パックがWindowsにインストールされていない可能性があります。初期設定では英語音声のみが利用可能な場合があります。

対処法: Windowsの「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」から、日本語のオプションを開き、音声パックをダウンロードしてインストールしてください。インストール後、ナレーターの設定画面で日本語音声が選択できるようになります。

PowerPointの特定のテキストが読み上げられない

原因: ナレーターは、画像として挿入されたテキストや、テキストボックスではない図形内の文字を正確に読み上げられない場合があります。また、複雑なレイアウトや重なり合ったオブジェクトも認識しにくいことがあります。

対処法: テキストボックスとして直接入力されたテキストを使用してください。図形内に文字を入力する際は、図形のテキスト編集機能を使うようにします。また、PowerPointの「校閲」タブにある「アクセシビリティチェック」機能を利用して、読み上げに関する問題を検出することも有効です。

ナレーターの音声が聞き取りにくい、速すぎる

原因: ナレーターの読み上げ速度や音量の設定が、現在の環境や聞き手にとって適切でない可能性があります。

対処法: ナレーターの設定画面で「読み上げ速度」と「音量」のスライダーを調整してください。特にプレゼンでの利用を想定している場合は、事前に何度か試聴し、最適な速度と音量を見つけることが重要です。

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Windows版とMac版の読み上げ機能比較

PowerPointの読み上げ機能はOSに依存するため、WindowsとMacで機能名や設定方法が異なります。以下の表で違いを確認してください。

項目 Windows版PowerPoint Mac版PowerPoint
機能名 ナレーター VoiceOver
設定場所 Windowsの設定(アクセシビリティ) Macのシステム設定(アクセシビリティ)
日本語音声 Windowsの言語設定で追加 Macの言語設定で追加
PowerPointとの連携 OS機能として画面全体を読み上げ OS機能として画面全体を読み上げ

まとめ

この記事では、PowerPointのテキストを読み上げるWindowsのナレーター機能の有効化と日本語音声の選択方法を解説しました。

ナレーター機能は、設定を調整することでプレゼンのアクセシビリティ向上や、資料作成時の内容確認に役立ちます。

Windowsのシステム設定からナレーターを起動し、言語設定で日本語音声パックを導入することで、PowerPointの読み上げ機能が利用できます。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。