【PowerPoint】「ポータブル版」の作成!フォントや動画を含めて1フォルダにまとめる

【PowerPoint】「ポータブル版」の作成!フォントや動画を含めて1フォルダにまとめる
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プレゼン資料を別のPCで開いたらフォントが変わっていたり、動画が再生されなかったりして困った経験はありませんか。

PowerPointには、プレゼンテーションを一つのフォルダにまとめて持ち運ぶ「ポータブル版」を作成する機能があります。

この機能を使えば、フォントや埋め込みファイルも一緒に保存でき、どこでも安心してプレゼンができます。

この記事では、PowerPointのポータブル版を作成する具体的な手順を解説します。

もうプレゼン直前のトラブルで焦ることはありません。

【要点】PowerPointのポータブル版を作成し、フォントや動画を確実に持ち運ぶ方法

  • 発表用にパッケージする: プレゼンテーションファイルを一つのフォルダにまとめられます。
  • フォントを埋め込む: 使用しているフォントをプレゼンファイル内に含め、表示崩れを防げます。
  • 関連ファイルを格納する: 動画や音声などの埋め込み・リンクファイルを一箇所に集められます。

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PowerPoint「発表用にパッケージ」機能とは

PowerPointの「発表用にパッケージ」機能は、プレゼンテーションと関連ファイルをまとめて保存する機能です。別のPCでプレゼンを行う際に、フォントの表示崩れや、動画・音声ファイルが再生されない問題を解決します。

この機能は、プレゼンで使われているフォントを自動的に埋め込みます。さらに、スライドに挿入されている動画や音声ファイルも、指定したフォルダに一緒にコピーできます。これにより、必要なファイルが全て揃った状態で持ち運びが可能になります。

USBメモリやOneDriveなどのクラウドストレージで、プレゼンファイルを共有する際に特に役立ちます。プレゼン資料を安全に、そして確実に表示させるための重要な機能です。

PowerPointファイルをフォントや動画と共にパッケージ化する手順

  1. プレゼンテーションを開く
    パッケージ化したいPowerPointプレゼンテーションを開きます。
  2. 「ファイル」タブを選択する
    PowerPointウィンドウの左上にある「ファイル」タブをクリックします。
  3. 「エクスポート」を選択する
    左側のメニューから「エクスポート」をクリックします。
  4. 「プレゼンテーションをパッケージ化する」を選択する
    「エクスポート」画面の中央にある「プレゼンテーションをパッケージ化する」をクリックします。
  5. 「発表用にパッケージ」ボタンをクリックする
    右側に表示される「発表用にパッケージ」ボタンをクリックします。
  6. 「発表用にパッケージ」ダイアログを開く
    「発表用にパッケージ」ダイアログボックスが表示されます。「パッケージ」ボタンをクリックします。
  7. 「パッケージ」オプションを確認する
    「発表用にパッケージ」ダイアログボックスで、以下の項目を確認します。
    「フォントの埋め込み」: 「プレゼンテーションにフォントを埋め込む」が選択されていることを確認します。これにより、使用されているフォントがプレゼンテーションファイルに同梱されます。
    「関連ファイルのコピー」: リンクされている動画や音声ファイルが自動的にコピーされます。
  8. 保存場所を指定する
    「コピー先の選択」で「フォルダにコピー」を選択し、「参照」ボタンをクリックします。
  9. 新しいフォルダを作成し保存する
    パッケージを保存する新しいフォルダを作成し、そのフォルダを選択して「OK」をクリックします。
  10. パッケージの作成を開始する
    「発表用にパッケージ」ダイアログボックスに戻り、「OK」をクリックします。
  11. 埋め込みフォントに関する警告を確認する
    フォントの埋め込みに関する警告が表示された場合は、「はい」をクリックして続行します。
  12. パッケージが完了するまで待つ
    PowerPointがファイルをパッケージ化し、指定したフォルダに保存します。
  13. フォルダの内容を確認する
    指定したフォルダを開き、PowerPointファイルと、埋め込まれたフォントやコピーされた動画・音声ファイルが格納されていることを確認します。

PowerPointパッケージ化の注意点とトラブル対処法

Mac版PowerPointでのパッケージ機能の利用

Mac版PowerPointには、Windows版のような「発表用にパッケージ」機能が直接的には提供されていません。しかし、同等の目的を達成する方法があります。

  1. フォントの埋め込み設定
    Mac版PowerPointでは、「PowerPoint」メニューから「環境設定」を選び、「保存」をクリックします。「ファイルを共有するときに忠実性を保持する」セクションで、「ファイルにフォントを埋め込む」にチェックを入れます。これにより、プレゼンテーションファイルにフォントが埋め込まれます。
  2. 関連ファイルの管理
    動画や音声ファイルは、プレゼンテーションと同じフォルダに手動でコピーして管理します。プレゼンテーションファイルと関連ファイルを一つのフォルダにまとめ、そのフォルダごと持ち運ぶようにします。

埋め込みフォントが正しく表示されない場合

フォントの埋め込み設定が正しく行われていない可能性があります。また、一部のフォントはライセンス上の理由で埋め込みが制限されている場合があります。

  1. フォント埋め込み設定の確認
    PowerPointの「ファイル」タブから「オプション」を開きます。「保存」カテゴリを選択し、「ファイルにフォントを埋め込む」オプションが選択されていることを確認します。さらに、「すべての文字を埋め込む」を選択すると、より確実にフォントを埋め込めます。
  2. 代替フォントの検討
    埋め込みができないフォントの場合、PowerPointに標準搭載されているユニバーサルなフォントに置き換えることを検討します。

動画や音声ファイルが再生されない場合

パッケージ化の際に、リンクされたファイルが正しくコピーされていない可能性があります。または、再生環境にコーデックが不足していることも考えられます。

  1. パッケージフォルダの内容確認
    作成されたパッケージフォルダ内に、動画や音声ファイルがPowerPointファイルと同じ階層にコピーされているか確認します。
  2. ファイル形式の確認
    PowerPointがサポートする一般的な動画形式(MP4、WMVなど)を使用しているか確認します。特殊な形式の場合は、変換を検討します。
  3. メディアの最適化
    PowerPointの「ファイル」タブから「情報」を選択し、「メディアの互換性を最適化」を実行します。これにより、PowerPointが推奨する形式にメディアファイルを変換できます。

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PowerPointフォント埋め込みオプションの違い

オプション 説明 メリット デメリット
プレゼンテーションで使用されている文字だけを埋め込む プレゼンテーション内で実際に使われている文字データのみを埋め込む ファイルサイズを抑えられる 後から文字を追加・編集すると、埋め込まれていない文字は表示できない
すべての文字を埋め込む 使用されているフォントのすべての文字データを埋め込む 後から文字を追加・編集しても、フォントが保持される ファイルサイズが大きくなる

PowerPointの「発表用にパッケージ」機能を使えば、プレゼン資料を一つのフォルダにまとめて持ち運べます。

フォントの表示崩れや、動画・音声ファイルの再生トラブルを効果的に回避できるでしょう。

Mac版PowerPointでは直接のパッケージ機能はありませんが、個別の設定で同等の効果を得られます。

プレゼン直前に焦らないためにも、この機能を活用して、常に万全の状態で本番に臨んでください。

次回からは、プレゼン資料をUSBメモリやOneDriveで共有する際は、必ずパッケージ機能を利用しましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。