プレゼンテーション中にPowerPointの発表者ツールが明るすぎると感じ、目の疲れを感じた経験はありませんか。長時間のプレゼンでは、発表者ツールの白い背景がまぶしく感じられることがあります。
PowerPointの発表者ツールには、画面の眩しさを抑えるダークテーマ設定が用意されています。この機能を使うことで、目の負担を軽減し、より快適なプレゼンテーション環境を整えることができます。
この記事では、発表者ツールのダークテーマを有効にする具体的な手順を、Windows版とMac版のPowerPointについて詳しく解説します。プレゼンの質を高めるためにも、ぜひこの設定を活用してください。
【要点】PowerPoint発表者ツールのダークテーマ設定で快適なプレゼン環境を構築する
- 発表者ツールのダークテーマ設定: プレゼンテーション中の発表者ツール画面の背景色を暗くし、目の負担を軽減できます。
- PowerPointアプリ全体のテーマ設定: PowerPointアプリケーション自体の外観をダークモードに変更し、一貫した視覚環境を提供します。
- バージョンとOSによる違い: 機能の有無や操作手順はPowerPointのバージョンやWindows、MacなどのOSによって異なります。
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目次
発表者ツールのダークテーマが提供するメリット
PowerPointの発表者ツールは、プレゼンテーション中に発表者のみが見る画面で、次のスライドやメモ、残り時間などを表示します。この発表者ツールの背景色が標準では白色のため、暗い会議室や長時間の使用では、画面の眩しさが目の負担になることがあります。
ダークテーマは、発表者ツールの背景を暗い色に変更する機能です。これにより、画面からの光の刺激が減り、目の疲れを和らげることが可能です。聴衆に見せるスライド自体には影響を与えないため、スライドデザインを変更せずに発表者側の視認性を高められます。
特に、Microsoft 365やPowerPoint 2021以降のバージョンではこの機能が利用できます。快適なプレゼンテーション環境を求めるビジネスマンにとって、非常に有用な設定と言えるでしょう。
発表者ツールのダークテーマを設定する手順
PowerPoint発表者ツールのダークテーマを設定する手順を解説します。Windows版とMac版で操作が異なるため、それぞれの手順を確認してください。
Windows版PowerPointでの設定手順
Windows版のPowerPointで発表者ツールのダークテーマを有効にするには、スライドショーの実行中に設定を変更します。
- スライドショーを開始する
PowerPointを開き、リボンメニューの「スライドショー」タブを選択します。「最初から」または「現在のスライドから」をクリックしてスライドショーを開始します。 - 発表者ツールを表示する
スライドショーが開始されると、通常は発表者ツールが自動的に表示されます。もし表示されない場合は、タスクバーのPowerPointアイコンをクリックするか、画面を右クリックして「発表者ツールを表示」を選択します。 - テーマ設定アイコンをクリックする
発表者ツールの画面右上に、人のアイコンまたはテーマ設定を表すアイコンがあります。このアイコンをクリックします。 - 「ダークテーマ」を選択する
表示されたメニューの中から「ダークテーマ」または「テーマの変更」を選択します。これにより、発表者ツールの背景が暗い色に切り替わります。
Mac版PowerPointでの設定手順
Mac版のPowerPointでも、同様に発表者ツールのダークテーマを設定できます。Windows版と操作の流れは似ていますが、一部メニューの表記が異なります。
- スライドショーを開始する
PowerPointを開き、リボンメニューの「スライドショー」タブを選択します。「最初から再生」または「現在のスライドから再生」をクリックしてスライドショーを開始します。 - 発表者ツールを表示する
スライドショーが開始されると、発表者ツールが自動的に表示されます。もし表示されない場合は、画面上で右クリックまたはControlキーを押しながらクリックし、コンテキストメニューから「発表者ツールを表示」を選択します。 - テーマ設定アイコンをクリックする
発表者ツールの画面右上にある、歯車アイコンまたはテーマ設定を表すアイコンをクリックします。 - 「ダークテーマ」を選択する
表示されたメニューの中から「ダークテーマ」を選択します。これで、発表者ツールの背景がダークモードに変わります。
PowerPointアプリ全体のテーマ設定
発表者ツールのテーマだけでなく、PowerPointアプリケーション全体のテーマも変更できます。これにより、PowerPointの編集画面もダークモードになり、目の負担をさらに軽減できます。
Windows版PowerPointのアプリテーマ設定
- PowerPointのオプションを開く
PowerPointを開き、「ファイル」タブをクリックします。左側のメニューから「オプション」を選択します。 - 「全般」設定を選択する
PowerPointのオプションダイアログが表示されたら、左側のカテゴリから「全般」を選択します。 - Officeテーマを変更する
「Microsoft Officeのユーザー設定」セクションにある「Officeテーマ」のドロップダウンリストをクリックします。「黒」または「濃い灰色」を選択して、「OK」をクリックします。
Mac版PowerPointのアプリテーマ設定
Mac版PowerPointでは、通常、macOSのシステム設定にテーマが連動します。システム設定を変更することで、PowerPointの外観も変わります。
- システム設定を開く
Dockから「システム設定」(または「システム環境設定」)を開きます。 - 「外観」設定を開く
サイドバーから「外観」を選択します。 - 外観モードを変更する
「ライト」「ダーク」「自動」の中から「ダーク」を選択します。これにより、PowerPointを含む多くのアプリケーションがダークモードで表示されるようになります。
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設定時の注意点とよくある疑問
発表者ツールのダークテーマ設定には、いくつかの注意点があります。期待通りの動作をしない場合の対処法も合わせて確認しましょう。
発表者ツールのダークテーマが適用されない
発表者ツールのダークテーマは、PowerPointのバージョンによって利用できない場合があります。Microsoft 365のPowerPoint、PowerPoint 2021、PowerPoint for Macの最新版で利用できる機能です。古いバージョンのPowerPointでは、このオプションが表示されない可能性があります。PowerPointのバージョンを確認し、必要であればアップデートを検討してください。
スライド自体がダークテーマにならない
発表者ツールのダークテーマは、発表者ツール画面のみに適用されます。聴衆に見せるスライド本体の色やデザインには一切影響しません。スライドをダークテーマにしたい場合は、スライドマスターや個別のスライド背景色を変更する必要があります。この機能は発表者の視認性向上を目的としています。
Mac版PowerPointでテーマがシステム設定に連動しない
Mac版PowerPointは、通常macOSのシステム設定「外観」モードに連動してテーマが切り替わります。もし連動しない場合は、PowerPointを一度終了し、再度起動してみてください。また、PowerPointのバージョンが古い場合も連動しないことがありますので、最新版にアップデートすることをおすすめします。
発表者ツールとPowerPointアプリのテーマ比較
| 項目 | 発表者ツールのダークテーマ | PowerPointアプリのテーマ |
|---|---|---|
| 適用範囲 | スライドショー中の発表者ツール画面のみ | PowerPointアプリケーション全体のUI(リボン、ペインなど) |
| 目的 | 発表者の目の負担軽減、視認性向上 | アプリケーション全体の視覚環境統一、目の負担軽減 |
| 設定方法 | 発表者ツール画面内で設定 | PowerPointオプション(Windows)またはシステム設定(Mac)で設定 |
| スライドへの影響 | なし | なし(スライドの背景色とは異なる) |
| 対応バージョン | Microsoft 365、PowerPoint 2021以降 | Microsoft 365、PowerPoint 2019以降 |
この記事では、PowerPointの発表者ツールにダークテーマを設定し、プレゼンテーション中の目の負担を軽減する方法を解説しました。Windows版およびMac版PowerPointでの具体的な手順を理解し、快適なプレゼン環境を構築できるようになったはずです。
発表者ツールのテーマ設定は、発表者の集中力を維持し、プレゼンの質を高める上で重要な要素です。また、PowerPointアプリケーション全体のテーマ設定と組み合わせることで、より一貫した視覚体験が得られます。
次回プレゼンテーションを行う際には、この記事で紹介した手順を参考に、ぜひ発表者ツールのダークテーマを有効にしてみてください。目の疲れを気にせず、自信を持ってプレゼンに臨むことができます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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