【PowerPoint】特殊記号「チェックマーク」や「矢印」を文字化けせずに出す方法

【PowerPoint】特殊記号「チェックマーク」や「矢印」を文字化けせずに出す方法
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PowerPointで作成した資料で、特殊記号が文字化けして困った経験はありませんか。特にチェックマークや矢印などの記号は、環境によって正しく表示されないことがあります。

この問題は、PowerPointの記号挿入機能を活用することで解決できます。

この記事では、PowerPointで特殊記号を文字化けさせずに挿入する具体的な方法を解説します。

【要点】PowerPointで特殊記号の文字化けを防ぐ方法

  • 記号と特殊文字ダイアログ: さまざまなフォントから目的の記号を確実に挿入できます。
  • Webdings/Wingdingsフォント: チェックマークや矢印など、デザイン性の高い記号を簡単に入力できます。
  • Unicode文字コード: 環境に依存しにくい標準的な記号を挿入し、文字化けを防ぎます。

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PowerPointで特殊記号が文字化けする原因と解決の仕組み

PowerPointで特殊記号が文字化けする主な原因は、使用しているフォントに目的の記号が含まれていないことです。

作成環境と閲覧環境でフォントが異なる場合に、記号が正しく表示されない現象が起こります。

PowerPointには、このような文字化けを防ぐための機能が備わっています。正しいフォントを選び、適切な方法で記号を挿入することが解決の鍵です。

特に、OSに標準搭載されている「記号と特殊文字」機能や、特定の記号専用フォントを活用することが重要です。

記号が文字化けする主な理由

記号が文字化けする理由はいくつかあります。まず、資料作成に使用したフォントが、閲覧環境のパソコンにインストールされていない場合です。

次に、使用している文字コードが異なる場合も文字化けの原因になります。特定の記号は、文字コードが統一されていないと正しく表示されません。

PowerPointのバージョンやOSの違いによって、記号の表示に差異が生じることもあります。これらの要因を理解し、適切な対策が必要です。

PowerPointでの文字化け防止策の概要

PowerPointで文字化けを防ぐには、主に3つのアプローチがあります。一つは「記号と特殊文字」ダイアログボックスを使う方法です。

これにより、システムに登録されている記号を確実に挿入できます。二つ目は、WebdingsやWingdingsなどの記号専用フォントを利用する方法です。

これらは多くの特殊記号を含んでいます。三つ目は、Unicode文字コードを直接入力する方法です。これにより、互換性の高い記号を挿入できます。

特殊記号を文字化けさせずに挿入する手順

PowerPointで特殊記号を文字化けさせずに挿入するには、以下の手順を試してください。ここでは、Windows版PowerPoint 2019、2021、Microsoft 365を例に解説します。

「記号と特殊文字」ダイアログを使用する手順

  1. 挿入タブをクリックする
    PowerPointを開き、リボンメニューの「挿入」タブをクリックします。
  2. 「記号」をクリックする
    「挿入」タブ内の「記号」グループにある「記号」ボタンをクリックします。
  3. 「記号と特殊文字」ダイアログを開く
    表示されるドロップダウンメニューから「その他の記号」を選択し、「記号と特殊文字」ダイアログボックスを開きます。
  4. フォントとサブセットを選択する
    「記号」タブで、「フォント」ドロップダウンリストから「Yu Gothic UI Symbol」や「Arial Unicode MS」など、記号を多く含むフォントを選択します。
    次に、「サブセット」ドロップダウンリストから「幾何学模様」や「矢印」などを選択し、目的の記号を探しやすくします。
  5. 目的の記号を挿入する
    一覧から挿入したいチェックマークや矢印などの記号を選択し、「挿入」ボタンをクリックします。
  6. ダイアログを閉じる
    記号がスライドに挿入されたことを確認し、「閉じる」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます。

Webdings/Wingdingsフォントを使用する手順

WebdingsやWingdingsフォントは、多くの記号を含んでいます。特にチェックマークや矢印が豊富です。

  1. テキストボックスを挿入する
    スライドにテキストボックスを挿入し、記号を挿入したい場所にカーソルを置きます。
  2. 「記号と特殊文字」ダイアログを開く
    「挿入」タブの「記号」グループから「その他の記号」を選択します。
  3. フォントを変更する
    「記号と特殊文字」ダイアログボックスの「フォント」ドロップダウンリストから「Webdings」または「Wingdings」を選択します。
  4. 記号を選択して挿入する
    一覧から目的の記号を選択し、「挿入」ボタンをクリックします。
  5. ダイアログを閉じる
    記号が挿入されたことを確認し、「閉じる」ボタンをクリックします。

Unicode文字コードを直接入力する手順(Windows版)

特定のUnicode文字コードが分かっている場合、直接入力して記号を挿入できます。

  1. 文字コードを確認する
    まず、挿入したい記号のUnicode文字コードを調べます。
    例えば、チェックマークは「2713」、右向き矢印は「2794」です。
  2. スライドに文字コードを入力する
    PowerPointのスライド上のテキストボックスに、確認した4桁の文字コードを直接入力します。
  3. キーボードショートカットで変換する
    入力した文字コードの直後にカーソルを置き、「Alt」キーを押しながら「X」キーを押します。
    文字コードが対応する記号に変換されます。

Mac版PowerPointでの操作の違い

Mac版PowerPointでは、記号の挿入方法がWindows版と一部異なります。

  1. 「絵文字と記号」機能を使用する
    記号を挿入したいテキストボックスにカーソルを置きます。
  2. キーボードショートカットを押す
    「Control」+「Command」+「Space」キーを同時に押して、「文字ビューア」を開きます。
  3. 記号を選択して挿入する
    文字ビューアで目的の記号を検索し、クリックして挿入します。
    カテゴリーや検索機能を使って、チェックマークや矢印を見つけられます。

特殊記号挿入時の注意点と失敗例

特殊記号をPowerPointに挿入する際には、いくつかの注意点があります。これらを理解しておくことで、プレゼンテーションの品質を保てます。

フォントの埋め込みを忘れて文字化けしてしまう

作成したPowerPointファイルを他のパソコンで開いた際に、特殊記号が文字化けする場合があります。これは、使用したフォントが閲覧環境のパソコンにインストールされていないことが原因です。

解決策: PowerPointの保存オプションで「フォントをファイルに埋め込む」設定を有効にします。

  1. 「ファイル」タブをクリックする
    PowerPointの左上にある「ファイル」タブをクリックします。
  2. 「オプション」を選択する
    左側のメニューから「オプション」をクリックし、「PowerPointのオプション」ダイアログを開きます。
  3. 「保存」設定を開く
    左側のカテゴリーリストから「保存」を選択します。
  4. フォントを埋め込む設定を有効にする
    「ファイルを共有するときに忠実性を保持する」セクションで、「ファイルにフォントを埋め込む」にチェックを入れます。
    「すべての文字を埋め込む」を選択すると、ファイルサイズが大きくなりますが、最も確実に文字化けを防げます。
  5. 設定を保存する
    「OK」をクリックして設定を保存し、ファイルを上書き保存します。

Webdings/Wingdingsフォントが意図せず全体に適用されてしまう

WebdingsやWingdingsフォントは、通常の文字も記号に変換してしまう特性があります。そのため、テキスト全体にこれらのフォントを適用すると、文章が読めなくなります。

解決策: 記号を挿入したい部分のみフォントを変更するか、記号専用のテキストボックスを作成します。

  1. 記号部分のみフォントを変更する
    記号として表示したい文字や記号を挿入した後、その部分だけを選択し、ホームタブのフォントリストから「Webdings」や「Wingdings」に変更します。
  2. 記号専用のテキストボックスを使う
    記号だけを挿入する小さなテキストボックスを別途作成し、そこに記号を挿入します。
    このテキストボックスのフォントをWebdingsなどに設定します。

Web版PowerPointやiPad版での制限

Web版PowerPointやiPad版のPowerPointでは、デスクトップ版に比べて記号挿入機能が限定的です。

「記号と特殊文字」ダイアログやUnicode文字コードの直接入力機能が利用できない場合があります。

解決策:

  • デスクトップ版で作成する: 重要な記号は、WindowsまたはMacのデスクトップ版PowerPointで挿入し、ファイルを保存します。
  • コピー&ペーストを利用する: 他のアプリケーション(Wordやメモ帳など)で記号を作成し、PowerPointにコピー&ペーストします。
    Web版やiPad版のPowerPointでも、多くの記号を貼り付けられます。
  • キーボードの記号入力: iPad版では、ソフトウェアキーボードの記号入力機能を利用して基本的な記号を挿入できます。

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PowerPointでの記号挿入方法の比較

項目 記号と特殊文字ダイアログ Webdings/Wingdingsフォント Unicode文字コード直接入力
手軽さ 中(ダイアログ操作が必要) 高(フォント変更のみ) 低(文字コードの知識が必要)
互換性 中(フォント埋め込み推奨) 低(フォント埋め込み必須) 高(標準的な記号が多い)
デザイン性 中(標準的な記号) 高(デザインされた記号) 中(標準的な記号)
対応環境 デスクトップ版PowerPoint デスクトップ版PowerPoint Windows版PowerPoint
文字化け対策 フォント選択と埋め込み フォント埋め込み 汎用性の高い記号

PowerPointでの特殊記号の文字化けは、適切なフォントと挿入方法を選ぶことで防げます。

「記号と特殊文字」ダイアログやWebdingsフォント、Unicode文字コードを使いこなすことで、プレゼンテーションの視認性を高められます。

今回解説した方法を活用し、伝えたい情報を正確に表現するPowerPoint資料を作成してください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。