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【SharePoint】SharePointで「同期」ボタンが表示されない時の確認手順

【SharePoint】SharePointで「同期」ボタンが表示されない時の確認手順
🛡️ 超解決

SharePointのドキュメントライブラリで「同期」ボタンがないと、ファイルのオフライン利用や効率的な一括管理ができず業務に支障が出ます。この現象はブラウザの種類やライブラリの設定、管理者のポリシー、OneDrive同期クライアントの状態など複数の要因で起こります。本記事では、同期ボタンが表示されない原因を体系的に切り分け、実務で使える確認手順と対処方法を詳しく解説します。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: ブラウザの種類、ライブラリの「開く」設定、同期クライアントの動作状況
  • 切り分けの軸: 端末側の問題か、SharePointサイト設定の問題か、管理者ポリシーの問題か
  • 注意点: 会社PCではレジストリやグループポリシーの変更は絶対に行わず、必ず管理者に確認してください

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同期ボタンが表示されない主な原因

「同期」ボタンが表示されない原因は、大きく4つのカテゴリに分けられます。それぞれを理解することで、適切な対処が可能になります。

ブラウザと互換性の問題

SharePoint Onlineは最新のMicrosoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefoxを推奨しています。Internet Explorerは2022年6月にサポートが終了しており、同期機能が正しく動作しない場合があります。また、ブラウザの拡張機能やポップアップブロッカーが干渉している可能性も確認する必要があります。

ドキュメントライブラリの設定

ライブラリの詳細設定で「開く」動作が「エクスプローラービュー」に設定されていると、同期ボタンが非表示になることがあります。また、ライブラリの種類が「標準」でない場合(例:アセットライブラリなど)も同期ボタンが表示されません。

OneDrive同期クライアントの状態

同期ボタンはOneDrive同期クライアントがインストールされ、正しく動作していることが前提です。クライアントが古い、一時的に停止している、またはエラー状態にあるとボタンが表示されません。また、同期クライアントで複数アカウントを利用している場合、別アカウントで同期済みのライブラリは追加で同期できないため、ボタンがグレーアウトされます。

管理者によるポリシー制限

SharePoint管理センターまたはAzure ADで同期機能自体が無効化されているケースもあります。特に組織全体でOneDrive同期を禁止するポリシーが適用されていると、ユーザーはボタンを一切操作できません。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Teams/Outlookトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

まずはここを確認:ブラウザとサイトの基本チェック

トラブルシューティングの第一歩として、以下の項目を順に確認します。

  1. 別のブラウザで開く: Microsoft Edge(推奨)またはGoogle Chromeで目的のドキュメントライブラリを開き、ツールバーに「同期」ボタンが表示されているか確認します。
  2. ブラウザのシークレットモードを試す: 拡張機能やキャッシュの影響を排除するため、シークレットモードで再度アクセスします。
  3. ライブラリの種類を確認: サイトの歯車アイコン → 「ライブラリ設定」→「詳細設定」で「このドキュメントライブラリの種類は?」が「標準」になっているか確認します。
  4. 「開く」動作の確認: 同じく詳細設定で「ブラウザで開くか、クライアントで開くか」が「クライアントで開く」になっていないか確認します。この場合、「エクスプローラーで開く」が表示され、同期ボタンが隠れることがあります。
  5. OneDrive同期クライアントの状態確認: タスクトレイのOneDriveアイコンを右クリックし、アカウントがサインイン状態か、同期にエラーが出ていないか確認します。

同期機能を有効にするための設定手順(管理者向け)

ユーザーの基本チェックで解決しない場合、管理者による設定変更が必要です。以下の手順でSharePoint管理センターとOneDrive管理センターを確認します。

SharePoint管理センターでの設定

  1. SharePoint管理センター(https://admin.microsoft.com/SharePoint)に管理者アカウントでログインします。
  2. 左メニューから「ポリシー」→「アクセス ポリシー」を選択します。
  3. 「カスタム スクリプト」の設定が「ユーザーによるカスタム スクリプトの実行を許可する (推奨されません)」になっている場合、同期ボタンが表示されないことがあります。必要に応じて「カスタム スクリプトの実行を禁止する」に変更します。
  4. 「デバイス アクセス」で「未管理のデバイスからのアクセスを制限する」が有効だと、同期クライアントがブロックされることがあります。条件付きアクセスと連携するため、適切なポリシーを見直します。

OneDrive管理センターでの設定

  1. OneDrive管理センター(https://admin.onedrive.com)に管理者アカウントでログインします。
  2. 「同期」タブを開き、「PC から OneDrive に同期する」が「許可する」になっているか確認します。
  3. 「同期ボタンの表示」で「表示しない」が選択されている場合は「表示する」に変更します。
  4. 変更後、反映まで最大24時間かかる場合があります。即時反映が必要な場合は、SharePoint管理センターの「サイトコレクション」から該当サイトを選択し、「同期」ボタンを手動で再有効化することも可能です。

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ユーザー自身で試せる対処方法

管理者に連絡する前に、以下の方法を試してみてください。これらの操作は個人のPC設定範囲内で安全に行えます。

  • OneDriveの再起動: タスクトレイのOneDriveアイコンを右クリック→「OneDriveを閉じる」を選択後、スタートメニューからOneDriveを起動します。
  • 同期リセット: OneDriveを閉じた状態で、ファイル名を指定して実行(Windowsキー+R)に「%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe /reset」と入力し実行します。再同期が自動で開始されます。
  • ライブラリのURLを直接指定: 歯車アイコン→「ライブラリ設定」→「アクセス許可」のURLをコピーし、OneDriveの「追加」ボタンから「SharePoint」を選択してURLを貼り付け、同期を試みます。
  • 別のアカウントでログイン: OneDriveからサインアウトし、目的のSharePointサイトにアクセスしているアカウントで再度サインインします。

管理者に確認すべき設定項目

上記の方法で解決しない場合、以下の項目を管理者に問い合わせてください。管理者はSharePoint管理センターやAzure Active Directoryで確認できます。

確認項目 影響 対処方法
OneDrive同期の組織ポリシー 同期クライアント全体が無効 OneDrive管理センターで「同期ボタンの表示」を有効にする
条件付きアクセスポリシー 未管理デバイスからの同期ブロック Azure ADで条件付きアクセスポリシーを調整
カスタムスクリプトの許可 同期ボタンが非表示 SharePoint管理センターのアクセスポリシーで「カスタムスクリプトの実行を禁止」に変更
ライブラリの種類と設定 特定のライブラリでのみ非表示 ライブラリ設定の「詳細設定」で標準ライブラリに変更

よくある失敗パターンとその対策

実際の業務でよく遭遇する失敗パターンをまとめました。

失敗パターン1:同期ボタンは表示されるがクリックできない(グレーアウト)

原因として、そのライブラリがすでに他のアカウントで同期済みであるか、同期最大数(20個のライブラリ)に達している場合があります。OneDriveの設定で同期中のライブラリを確認し、不要な同期を解除してください。

失敗パターン2:特定のユーザーのみ同期ボタンが表示されない

ライセンス割り当ての問題が考えられます。SharePoint OnlineまたはOneDrive for Businessのライセンスが正しく割り当てられているか管理者に確認してください。特にゲストユーザーや外部ユーザーは同期機能が利用できないことがあります。

失敗パターン3:同期ボタンが突然消えた

OneDrive同期クライアントのアップデート後やWindows Update後に発生することがあります。OneDriveを最新バージョンに更新し、再起動することで解決することが多いです。それでも解決しない場合は、OneDriveの「設定」→「アカウント」から該当するSharePointサイトの「同期の停止」と「再同期」を試してください。

よくある質問(FAQ)

  1. Q: MacでSharePointの同期ボタンが表示されません。なぜですか?
    A: Mac版OneDrive同期クライアントは基本的に同じ動作ですが、一部のSharePoint機能(例:情報保護ポリシー)が制限される場合があります。まずOneDrive for Macが最新版であるか確認し、アプリケーションを再起動してください。
  2. Q: 同期ボタンが表示されないのに、「エクスプローラーで開く」は使えます。違いは何ですか?
    A: 「エクスプローラーで開く」はWebDAVプロトコルを使用するため、ファイル数が多いと不安定です。一方、同期ボタンはOneDriveクライアントを通じて安定したオフラインアクセスを提供します。同期ボタンが表示されない場合、エクスプローラーで開くは一時的な回避策ですが、推奨されません。
  3. Q: 管理者に連絡する前に自分で確認できることはありますか?
    A: 本記事の「まずはここを確認」セクションの5つの手順をすべて試してください。それでも解決しない場合は管理者に連絡する際、どの手順を試したかを伝えるとスムーズです。

まとめ

SharePointの同期ボタンが表示されない問題は、ブラウザ環境、ライブラリ設定、OneDriveクライアントの状態、管理者ポリシーの4つの軸で切り分けられます。まずはユーザー自身でブラウザの変更やOneDriveの再起動を試し、それでも解決しない場合は管理者に設定状況の確認を依頼してください。管理者はSharePoint管理センターとOneDrive管理センターで適切なポリシーを有効にすることで、ほとんどのケースで同期ボタンを復旧できます。本記事の手順を参考に、スムーズなファイル管理環境を取り戻してください。


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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。

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