ADVERTISEMENT

【Slack】動画クリップの処理が一部メンバーだけ使えない時のブラウザ版とアプリ版の直し方

【Slack】動画クリップの処理が一部メンバーだけ使えない時のブラウザ版とアプリ版の直し方
🛡️ 超解決

Slackの動画クリップ機能(Clippy)は、画面収録やウェブカメラでの短い動画を手軽に共有できる便利な機能ですが、一部のメンバーだけが「動画クリップを作成できません」「処理中にエラーが発生しました」などのメッセージで使えないケースがあります。特に、新機能として順次ロールアウトされるため、ワークスペース全体で利用できるように管理者設定が正しいか、個々の端末環境が原因かを切り分ける必要があります。本記事では、ブラウザ版とデスクトップアプリ版それぞれで試すべき具体的な修正手順を、原因の特定方法と合わせて詳しく解説します。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: 動画クリップが使えないメンバーのSlackのバージョン(ブラウザの場合はブラウザの種類とバージョン、アプリの場合はアプリバージョン)を確認します。
  • 切り分けの軸: 原因は「端末・ブラウザの問題」「アカウントの権限」「管理者設定」の3つに大別されます。まずは同じ端末で別のアカウントで試す、または別の端末で該当アカウントで試すことで、問題の箇所を特定します。
  • 注意点: 会社PCではブラウザの拡張機能やセキュリティソフトが影響する可能性があります。また、管理者設定の変更は管理者に依頼する必要があるため、自分で勝手にワークスペース設定を変えないでください。

ADVERTISEMENT

動画クリップ機能が一部メンバーだけ使えない主な原因

動画クリップ機能が使えない原因は、大きく分けて以下の3つのカテゴリに分類されます。

ブラウザやアプリのバージョン及び互換性の問題

Slackの動画クリップ機能は、比較的新しい機能であるため、古いバージョンのブラウザやアプリではサポートされていません。特にInternet Explorerや古いEdgeは対象外です。また、デスクトップアプリの場合、バージョンが4.29.0以上である必要があります。ブラウザ版では最新版のChrome、Firefox、Edgeが推奨されています。

アカウントの権限やワークスペース設定

ワークスペースの管理者が動画クリップ機能を無効にしている場合、すべてのメンバーが使えません。また、メンバーごとに権限が制限されている場合もあります。ゲストアカウントや特定のチャンネルのみで制限がかかっていることもあるため、該当メンバーの権限を確認する必要があります。

キャッシュやクッキーの蓄積、拡張機能の干渉

ブラウザ版では、古いキャッシュやクッキーが原因で動画クリップの読み込みが失敗することがあります。また、広告ブロッカーやプライバシー拡張機能がSlackのスクリプトをブロックしている可能性もあります。デスクトップアプリでも、アプリのキャッシュが原因で動作が不安定になることがあるため、クリアすることで改善する場合があります。

最初に確認すべき基本事項

修正手順に入る前に、以下の基本事項を確認してください。

確認項目 確認内容
Slackのバージョン デスクトップアプリならヘルプ→バージョン情報で確認。ブラウザ版は最新版かどうか。
ブラウザの種類とバージョン Chrome・Firefox・Edgeの最新安定版であること。
インターネット接続 動画アップロードには安定した帯域が必要です。他のサイトで動画が再生できるか確認。
別のアカウントでのテスト 同じ端末で別のSlackアカウント(管理者など)で動画クリップが使えるか試す。
別の端末でのテスト 問題のアカウントを他のPCやスマホで使えるか試す。

これらの確認で問題の箇所を絞り込んだら、以下の手順を実行します。

ブラウザ版での対処手順

ブラウザ版Slackで動画クリップが使えない場合、以下の手順を順に試してください。

  1. ブラウザを最新版にアップデートする。 Chromeなら「設定」→「Chromeについて」から更新。EdgeやFirefoxも同様の手順で最新にします。
  2. シークレットモード(プライベートブラウズ)で試す。 拡張機能やキャッシュの影響を排除するため、シークレットウィンドウでSlackを開き、動画クリップが使えるか確認します。使えるなら拡張機能が原因です。
  3. ブラウザのキャッシュとクッキーを削除する。 設定から「キャッシュされた画像とファイル」と「クッキーと他のサイトデータ」を削除します。このとき、過去の日付範囲を「全期間」に設定してください。
  4. 拡張機能を一時的に無効にする。 特に広告ブロッカー(uBlock Originなど)、プライバシー関連拡張機能(Privacy Badger、Ghosteryなど)、およびSlack関連拡張機能をすべてオフにして再読み込みします。
  5. 別のブラウザでテストする。 例えばChromeで問題が出る場合、FirefoxやEdgeで同じアカウントで試します。別ブラウザで正常に動作するなら、元のブラウザに問題があると判断できます。
  6. ブラウザのハードウェアアクセラレーションを無効にする。 Chromeの設定→「システム」→「ハードウェアアクセラレーションを使用する」をオフにして再起動する。これで動画処理が改善されることがあります。

デスクトップアプリ版での対処手順

デスクトップアプリ版Slack(Windows/Mac)で動画クリップが使えない場合、以下の手順を試します。

  1. アプリを最新版にアップデートする。 Slackアプリの「ヘルプ」→「更新を確認」で最新版があるか確認し、インストールします。自動更新がオフの場合は手動で更新します。
  2. アプリのキャッシュをクリアする。 Windowsの場合、%appdata%\Slack\Cache フォルダを削除(アプリ終了後に)。Macの場合、~/Library/Caches/com.tinyspeck.slackmacdesktop を削除します。再起動後、自動で再作成されます。
  3. ネットワーク設定をリセットする。 プロキシやVPNが動画アップロードを妨げている可能性があります。一時的に無効にして試してください。会社PCでは管理者に確認が必要です。
  4. アプリをアンインストールして再インストールする。 コントロールパネル(Windows)からアンインストールし、最新版を公式サイトからダウンロードし直します。このとき、ユーザーデータも削除するオプションを選ぶとより確実です。
  5. アプリを管理者権限で実行する(Windowsのみ)。 Slackアイコンを右クリック→「管理者として実行」で起動し、動画クリップを試します。権限不足が原因の場合、これで解決することがあります。
  6. ディスク容量とパフォーマンス設定を確認する。 動画の一時ファイルを保存するのに十分な空き容量があるか確認します。また、Windowsの電源設定が省電力モードだと処理が遅延する可能性があります。

管理者設定の確認と管理者へ報告すべき内容

上記の手順を試しても改善しない場合、ワークスペースの管理者設定が原因である可能性が高いです。以下の情報を管理者に伝えて、設定を確認してもらいましょう。

管理者が確認すべき設定項目

  • ワークスペースの設定で「動画クリップ」機能が有効になっているか(設定→機能→動画クリップ)。
  • メンバーごとの権限で、動画クリップの作成が許可されているか(特にゲストやシングルチャンネルゲストの場合)。
  • IPアドレスやネットワークの制限(企業のファイアウォールでSlackの動画アップロード用ドメインが許可されているか)。
  • SlackのEnterprise Grid管理画面で、動画クリップに関するポリシーが設定されていないか。

管理者に報告する際のテンプレート

以下の情報をまとめて管理者に連絡すると、迅速な対応が期待できます。

  • 問題が発生しているアカウントのメールアドレス
  • 使用端末のOSとバージョン(Windows 10/11、macOSバージョン)
  • ブラウザ版かアプリ版か、そのバージョン
  • エラーメッセージのスクリーンショット
  • 自分で試したトラブルシューティングの内容

よくある質問(FAQ)

Q1. 動画クリップの録画ボタンがグレーアウトしています。

A. ブラウザまたはアプリがカメラとマイクへのアクセスを許可していない可能性があります。ブラウザの設定でSlackのカメラ・マイクアクセスを許可してください。また、OSのプライバシー設定でカメラとマイクが有効になっているか確認します。

Q2. 「動画の処理中にエラーが発生しました」と表示されます。

A. アップロード中のネットワーク不安定、ファイルサイズ超過、またはサーバー側の問題が考えられます。ファイルサイズは最大1GBまでですが、長尺の動画は避けてください。また、インターネット接続を確認し、可能なら有線接続を試してください。

Q3. 特定のチャンネルでのみ動画クリップが使えません。

A. そのチャンネルがアーカイブされているか、投稿権限が制限されている可能性があります。チャンネルの設定を確認するか、管理者に問い合わせてください。

Q4. スマートフォンアプリでは使えるのに、PCで使えません。

A. PCのブラウザまたはアプリのバージョンが古い、またはキャッシュの問題です。上記の手順を試すと改善します。また、会社PCの場合、セキュリティソフトが動画のアップロードをブロックしている可能性もあるため、管理者に相談してください。

まとめ

Slackの動画クリップ機能が一部メンバーだけ使えない場合、まずは端末側のバージョンやキャッシュ、拡張機能を確認することが重要です。ブラウザ版とアプリ版の両方でトラブルシューティングの手順を実施し、それでも解決しない場合は管理者設定の問題を疑います。管理者には、発生環境や試した対処法を具体的に伝えることで、原因の特定がスムーズになります。動画クリップはチームのコミュニケーションを円滑にする便利な機能ですので、適切な手順で問題を解決し、業務効率を維持してください。


ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

ADVERTISEMENT