Microsoft Teamsのチャットで同僚やチームメンバーを称賛したい時があります。そんな時に便利なのが「Praise(称賛)」機能です。この機能を使うと、感謝の気持ちや功績を称えるメッセージをカード形式で送ることができます。さらに、標準で用意されているバッジだけでなく、組織独自のカスタムバッジを設定することで、よりパーソナルな称賛メッセージを送ることが可能です。この記事では、Teamsのチャットでカスタムバッジを使ったPraiseカードを送信する具体的な手順を解説します。組織の文化を豊かにする称賛の文化を広げるための一歩を踏み出しましょう。
【要点】Teamsでカスタムバッジ付きPraiseカードを送る方法
- Praiseカードの送信: Teamsチャットで同僚を称賛するPraiseカードを送信する手順。
- カスタムバッジの作成・アップロード: 組織独自のバッジ画像をPraise機能で利用できるように設定する手順。
- カスタムバッジの選択・送信: 作成したカスタムバッジをPraiseカードに適用し、送信する手順。
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目次
Praise機能の概要とカスタムバッジのメリット
Microsoft TeamsのPraise機能は、チームメンバー間の感謝や承認を視覚的に伝えるためのツールです。メッセージに特別なバッジを添えて送信することで、相手への敬意や感謝の気持ちをより効果的に表現できます。標準で用意されているバッジも豊富ですが、組織によっては独自の文化や価値観を反映したバッジを使いたい場合があります。例えば、特定のプロジェクトの達成を祝うバッジや、企業のロゴを模したバッジなどです。カスタムバッジを利用することで、Praiseカードにオリジナリティを持たせ、受け取った相手に特別な感動を与えることができます。また、組織全体のエンゲージメント向上にも繋がります。
カスタムバッジを作成・利用するには、Teamsの管理者権限を持つユーザーが、Teams管理センターで設定を行う必要があります。個々のユーザーが自由にカスタムバッジを作成・アップロードできるわけではありません。組織のIT管理者やTeams管理者の方が、これらの設定手順を踏むことで、全ユーザーが利用できるカスタムバッジを追加できるようになります。そのため、もしあなたが一般ユーザーでカスタムバッジを使いたい場合は、まずIT管理者に相談することが第一歩となります。
カスタムバッジの作成とアップロード手順
カスタムバッジをPraise機能で利用できるようにするには、Teams管理センターでの設定が必要です。この作業は、Teamsの管理者権限を持つユーザーのみが行えます。まず、バッジとして使用する画像を準備します。画像形式はPNG、JPG、GIFなどが利用可能ですが、透明背景のPNG形式が推奨されます。バッジのサイズは、Teamsが自動的に調整しますが、一般的には正方形で、128×128ピクセル程度が適しています。あまり複雑なデザインや小さな文字は、表示が潰れてしまう可能性があるため注意が必要です。
画像準備が完了したら、Teams管理センターにサインインし、以下の手順でバッジをアップロードします。
- Teams管理センターへのサインイン
WebブラウザでTeams管理センター(admin.teams.microsoft.com)にアクセスし、管理者アカウントでサインインします。 - 「Teamsアプリ」メニューの選択
左側のナビゲーションメニューから「Teamsアプリ」を選択します。 - 「カスタムバッジの管理」への移動
「Teamsアプリ」のサブメニューから「カスタムバッジの管理」を選択します。 - 「バッジの追加」ボタンのクリック
画面中央付近にある「バッジの追加」ボタンをクリックします。 - バッジ情報の入力
表示されるダイアログボックスで、以下の情報を入力します。- 名前: バッジの名前を入力します(例: プロジェクト完了、MVP)。
- 説明: バッジの説明を入力します。
- 画像アップロード: 「アップロード」ボタンをクリックし、準備したバッジ画像をPCから選択してアップロードします。
- 「バッジの追加」ボタンのクリック
入力内容を確認し、ダイアログボックス下部の「バッジの追加」ボタンをクリックして保存します。
これで、作成したカスタムバッジがTeams管理センターに登録され、組織内のユーザーがPraise機能で選択できるようになります。バッジは組織全体に展開されるため、反映までには数分から数時間かかる場合があります。
チャットでカスタムバッジ付きPraiseカードを送信する手順
カスタムバッジが準備できたら、実際にチャットでPraiseカードを送信してみましょう。この手順は、個々のTeamsユーザーが行えます。新しいTeams(v2)と従来Teamsでインターフェースに若干の違いがありますが、Praise機能の基本的な操作は共通しています。
新しいTeams (v2) でのPraiseカード送信手順
新しいTeamsでは、メッセージ入力欄の操作が変更されています。以下の手順でPraiseカードを送信します。
- チャットまたはチャネルを開く
Praiseカードを送信したいチャットまたはチャネルを開きます。 - メッセージ入力欄の操作
メッセージ入力欄の下部にある「チャットツール」アイコン(通常は顔文字のようなアイコン)をクリックします。 - 「Praise」の選択
表示されるメニューの中から「Praise」を選択します。 - 称賛する相手の選択
「誰を称賛しますか?」というフィールドに、称賛したい相手の名前を入力して選択します。 - バッジの選択
「バッジを選択」という項目が表示されます。ここに、標準バッジと、管理者が追加したカスタムバッジの一覧が表示されます。 - カスタムバッジの選択
一覧の中から、今回送信したいカスタムバッジをクリックして選択します。 - メッセージの追加(任意)
バッジの下にあるテキストフィールドに、称賛のメッセージを入力します。これは必須ではありませんが、具体的な理由を添えるとより効果的です。 - 「送信」ボタンのクリック
入力内容を確認し、画面右下の「送信」ボタンをクリックします。
これで、選択したカスタムバッジが付いたPraiseカードがチャットに投稿されます。受け取った相手には通知が届きます。
従来TeamsでのPraiseカード送信手順
従来Teamsでは、メッセージ入力欄のすぐ下にPraiseボタンが表示されていました。新しいTeamsではこのボタンの配置が変更されていますが、基本的な流れは同様です。
- チャットまたはチャネルを開く
Praiseカードを送信したいチャットまたはチャネルを開きます。 - メッセージ入力欄の「Praise」アイコンをクリック
メッセージ入力欄の下部にある「Praise」アイコン(通常は星のようなアイコン)をクリックします。 - 称賛する相手の選択
「誰を称賛しますか?」というフィールドに、称賛したい相手の名前を入力して選択します。 - バッジの選択
「バッジを選択」という項目が表示されます。ここに、標準バッジとカスタムバッジの一覧が表示されます。 - カスタムバッジの選択
一覧の中から、今回送信したいカスタムバッジをクリックして選択します。 - メッセージの追加(任意)
バッジの下にあるテキストフィールドに、称賛のメッセージを入力します。 - 「送信」ボタンのクリック
入力内容を確認し、画面右下の「送信」ボタンをクリックします。
どちらのバージョンでも、カスタムバッジの選択肢が表示される点が重要です。もしカスタムバッジが表示されない場合は、管理者によるアップロードが完了していないか、選択したユーザーにバッジが展開されていない可能性があります。
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カスタムバッジの管理と注意点
カスタムバッジは、組織のIT管理者によって管理されます。バッジの追加、編集、削除はすべてTeams管理センターで行われます。一般ユーザーは、管理者が追加したバッジを利用するのみです。そのため、新しいカスタムバッジを追加したい場合や、既存のバッジを修正したい場合は、組織のIT部門に依頼する必要があります。
バッジの展開と表示に関する注意点
カスタムバッジをTeams管理センターにアップロードしても、すぐにすべてのユーザーが利用できるわけではありません。バッジの情報は、組織全体に展開されるまでに時間がかかることがあります。通常は数分から数時間で反映されますが、場合によってはそれ以上かかることもあります。もしアップロード後すぐに使えない場合は、しばらく待ってから再度確認してください。
また、特定のユーザーにのみカスタムバッジを展開する、といった細かい設定はできません。追加されたカスタムバッジは、組織全体で利用可能になります。特定のチームや部署のみで使いたいバッジがある場合は、それを全組織に展開するか、あるいは別の方法(例えば、カスタムアプリの利用など)を検討する必要があります。
画像ファイルに関する注意点
バッジとして使用する画像ファイルには、いくつかの注意点があります。まず、著作権や商標権に抵触しない、オリジナルの画像を使用することが重要です。他社のロゴやキャラクターなどを無許可で使用すると、法的な問題に発展する可能性があります。
推奨される画像形式はPNGですが、透明背景を指定することで、Praiseカードのデザインに自然に馴染みます。JPG形式でも利用可能ですが、透明背景はサポートされません。GIF形式も利用できますが、アニメーションGIFはPraiseバッジとしては静止画として表示される場合がほとんどです。
画像サイズは、Teams側で自動調整されますが、アップロード前に適切なサイズ(例: 128×128ピクセル)にリサイズしておくと、意図した通りの表示になりやすくなります。ファイルサイズが大きすぎると、アップロードに失敗したり、表示に時間がかかったりする可能性もあります。
新しいTeams (v2) と従来Teamsでの違い
新しいTeams (v2) では、Praise機能を含む多くのUIが刷新されています。メッセージ入力欄の「+」アイコンからのアクセスは、従来Teamsの直接的なPraiseボタンへのアクセスとは異なります。また、新しいTeamsはパフォーマンスの向上や、よりモダンなデザインが特徴です。ただし、Praise機能の基本的な概念や、カスタムバッジを利用する仕組み自体は、両バージョンで大きく変わっていません。
ユーザーがカスタムバッジを選択する際のインターフェースも、新しいTeamsではチャットツールメニュー内に統合されています。従来Teamsでは、メッセージ入力欄のすぐ下にPraiseアイコンがあり、そこからバッジ選択画面に遷移していました。どちらのバージョンを使用しているかによって、Praiseカードを送信する際の最初のステップが異なります。
Mac版・モバイル版・Web版での違い
TeamsのPraise機能は、Mac版、モバイル版(iOS・Android)、Web版でも利用可能です。基本的な機能はWindows版と共通していますが、UIの配置や操作方法が若干異なる場合があります。
例えば、モバイル版では、メッセージ入力欄のメニューアイコン(通常は「+」や「…」)をタップして、Praise機能を探すことになります。カスタムバッジの選択肢も、PC版と同様に表示されます。Web版では、ブラウザでTeamsにアクセスするため、PC版の操作感に近い場合が多いです。
カスタムバッジの管理(アップロード)は、Teams管理センターで行うため、どのプラットフォームからでもWebブラウザでアクセスすれば可能です。ただし、管理センターへのアクセスにはPCからの操作が推奨されます。
まとめ
Microsoft TeamsのPraise機能でカスタムバッジを利用することで、同僚への称賛メッセージにオリジナリティを加え、感謝の気持ちをより印象的に伝えることができます。この記事では、IT管理者がカスタムバッジをアップロードする手順と、一般ユーザーがチャットでカスタムバッジ付きPraiseカードを送信する具体的な方法を解説しました。組織のIT管理者に相談し、ぜひカスタムバッジの活用を検討してみてください。これにより、チーム内のポジティブなコミュニケーションが促進され、エンゲージメントの向上に繋がるでしょう。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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