【Teams】会議の「参加者リスト」を出席後にダウンロードする!誰が参加したか確認する手順

【Teams】会議の「参加者リスト」を出席後にダウンロードする!誰が参加したか確認する手順
🛡️ 超解決

ADVERTISEMENT

会議の「参加実態」をデータで掌握し、手動の出欠確認をゼロにする

オンライン会議やウェビナーの運営において、誰が参加し、いつ退室したかを正確に記録することは、研修の受講管理やイベントの成果分析において不可欠なプロセスです。しかし、会議中に目視で参加者をメモしたり、スクリーンショットを撮って後で確認したりする手法は、手間がかかるだけでなく、途中で離脱したユーザーや再接続したユーザーを正確に把握できないという欠点があります。
Microsoft Teamsには、会議の開始から終了までの全参加者の動きを自動でログに記録し、CSVやExcelファイルとして抽出できる『出席レポート』機能が備わっています。このレポートには、参加者の氏名だけでなく、参加時刻、退室時刻、さらには「会議に滞在していた総時間」までが秒単位で記録されます。本記事では、会議終了後に出席レポートをダウンロードする具体的な手順から、新しいTeams(v2)での表示箇所の変更、そしてレポートが生成されない場合のシステム的なチェックポイントについて、実務的な視点で詳説します。

結論:参加者リストを確実に取得する3つの方法

  1. 会議チャットからのダウンロード:会議終了後、チャット欄に自動投稿される「出席レポート」のタイルから直接取得する。
  2. 「出席」タブの活用:会議の詳細画面にある専用の「出席」タブから、詳細な滞在時間やエンゲージメント(反応)を含めたデータをエクスポートする。
  3. 開催者権限の確認:出席レポートは原則として「開催者」および「共同開催者」のみがアクセス可能な管理データであることを理解する。

1. 技術仕様:Teams「出席レポート」の生成エンジンとデータ属性

Teamsの出席レポートは、会議中にサーバー側で生成される「テレメトリ(計測データ)」に基づいています。

レポートに記録される主要なメタデータ

参加/退室のタイムスタンプ:ユーザーのクライアントが会議サーバーに接続・切断した正確な時刻です。ネットワークトラブルによる一時的な切断も、別個の行(セッション)として記録されます。
滞在時間(Duration):初回の参加から最終的な退室までの単純な時間ではなく、実際に接続されていた時間の合計が算出されます。
ロール(役割):開催者、発表者、出席者の別が記録されます。
保存場所とフォーマット:生成されたレポートは一時的にTeamsのシステムストレージ(OneDrive for Businessの一部)に格納され、ユーザーはこれを.CSV形式(またはExcel形式)でダウンロードしてローカル環境で処理できます。

エンジニアリングの視点では、出席レポートは「リアルタイムの接続ログ」を「人間が判読可能な帳票」へと変換するデータ処理プロセスです。これにより、数百人規模の会議でも不整合のない出席確認が可能になります。

ADVERTISEMENT

2. 実践:会議終了後にレポートをダウンロードする手順

新しいTeams(New Teams)のUIにおいて、最もスムーズにリストを取得する手順です。

具体的な取得ステップ

  1. 会議が完全に終了した後、Teams左側の「チャット」を選択します。
  2. 対象の会議名がついたチャット(会議の履歴)を開きます。
  3. チャット画面に表示されている「出席レポート」というタイトルのカードを探します。
  4. カード内の「↓(ダウンロードアイコン)」をクリックして、CSVファイルをPCに保存します。

「出席」タブから詳細版をエクスポートする場合

  1. Teamsの「カレンダー」から、終了した会議をダブルクリックして詳細画面を開きます。
  2. 上部のタブメニューから「出席」を選択します。
  3. 画面右上の「エクスポート」をクリックすると、より詳細なExcel形式のレポートがダウンロードされます。

3. 技術的洞察:レポートが表示されない・ダウンロードできない時の原因

「あるはずの出席レポートが見当たらない」というトラブルは、権限設定や組織のポリシーに起因することがほとんどです。

IT管理者のポリシー制限:組織のTeams管理センターにおいて「出席レポートを許可する」設定がオフになっている場合、ユーザー側にレポートは生成されません。特に機密性の高い会議を扱う組織では制限されていることがあります。
開催者権限の不足:レポートをダウンロードできるのは「開催者」と「共同開催者」のみです。「発表者」や「出席者」の権限では、チャット欄にレポートのカード自体が表示されません。
会議の継続中:会議から全員が退出して「終了」処理が行われるまで、最終的なレポートは確定されません。最後の一人が残っている間は、チャット欄にダウンロードリンクが出現しない仕様になっています。
有効期限の経過:レポートは会議終了後、一定期間(通常は60日間)が経過するとサーバーから自動消去される場合があります。重要なエビデンスは会議直後に保存するプロトコルが必要です。

4. 高度な修復:CSVの「文字化け」を解消する技術的アプローチ

ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開くと、日本語の名前が文字化け(エンコード不整合)を起こすことがあります。

エンコーディングの修正手順

  1. TeamsのCSVは通常 UTF-8(BOMなし) で書き出されますが、古いExcelは Shift-JIS を想定して開こうとするため文字化けが発生します。
  2. 対策1:Excelを先に立ち上げ、「データ」タブ > 「テキストまたはCSVから」を選択し、元のファイルの元の形式を「UTF-8」に指定して読み込みます。
  3. 対策2:ファイルを右クリックして「メモ帳」で開き、「名前を付けて保存」の際にエンコードを「UTF-8 (BOM付き)」に変更して保存し直してからExcelで開きます。

この「文字化け」の解消は、データの整合性を守るための基本的なデータクレンジング作業であり、レポートを実務で活用するための必須技術です。

5. 運用の知恵:出席データを「分析」に繋げるエンジニアリング思考

単なる「誰がいたか」の確認を超えて、会議の質を向上させるためのデータの読み解き方を提示します。

エンゲージメントの可視化:詳細版レポートには「リアクション数」や「マイクのオン回数」などが記録される場合があります。これらを分析することで、会議の参加者がどの程度能動的に参加していたかを定量的に評価できます。
「遅延参加」の傾向把握:参加時刻を分析し、常に開始5分後に参加するユーザーが多い場合、会議のアジェンダ構成や開始時刻自体の再検討(システム的な最適化)を行う根拠となります。
自動照合システムの構築:エクスポートしたExcelファイルを「申し込み者リスト」とVLOOKUP関数等で照合することで、大規模ウェビナーの参加率を数秒で算出する自動化パイプラインが構築可能です。

このように、出席レポートを「過去の記録」としてだけでなく、「次回の最適化のためのフィードバック」として扱うことが、プロフェッショナルなITツールの運用術です。

まとめ:出席レポート取得・確認手法の比較表

確認・取得方法 取得可能なタイミング データの詳細度
会議チャットのタイル 会議終了直後 標準(参加・退室時刻)
「出席」タブ(詳細画面) 会議終了後いつでも 詳細(滞在合計、反応、グラフ表示)
参加者パネル(会議中) 会議の開催中のみ その時点までのスナップショット
管理センター(管理者) 組織内の全会議対象 システムログとしての低レイヤーデータ

Teamsの出席レポート機能を使いこなすことは、会議運営というアナログな業務を、データに基づいた「デジタルな工程」へと進化させることを意味します。手動の点呼や記録という不確実な作業をシステムに委ね、生成されたデータをExcel等のツールで活用すること。この技術的な作法を習得することで、あなたはより付加価値の高い会議の設計や分析にリソースを集中できるようになります。まずは次回の会議終了後、チャット欄に届くレポートタイルをクリックし、そこに記録された「正確な事実」を確認することから始めてみてください。

👥
Teams/Outlookトラブル完全解決データベース サインイン、接続エラー、メール送受信の不具合など、特有のトラブル解決策を網羅。困った時の逆引きに活用してください。

この記事の監修者

🌐

超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。