業務でTeams会議が重なってしまい、両方に参加する必要があるけど画面が1つしかない、というジレンマに直面することがあります。Microsoft Teamsには複数会議を同時に開いて分割表示する機能があり、上手に使えば短時間の重要部分だけ片方を確認しながらメイン会議に集中できます。
本記事ではTeamsで複数会議を同時並行参加する分割表示の手順、音声・映像の切替コツ、業務マナーへの配慮を解説します。
【要点】複数会議分割表示3つの基本
- 会議を別ウィンドウで開く: Teams会議は別ウィンドウとして開くため、2つの会議を同時起動するとデスクトップ上で並べて表示できます。
- 音声出力先の切替: 同時参加すると音声は片方ずつになります。聞きたい方をクリックすると音声フォーカスが切り替わります。
- マイクは1つだけオンに: 自分が発言するのはメインの会議のみで、もう片方はミュート&カメラオフのまま聞き役に徹するのが基本です。
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目次
Teams複数会議参加の仕組み
Microsoft Teamsデスクトップアプリは、各会議を独立した別ウィンドウとして開きます。複数の会議に参加すると、それぞれが独自のウィンドウになり、デスクトップ上で自由に配置可能です。Windows標準の「Snap機能」(Win+左右矢印)で左右に並べたり、複数モニター環境なら各画面に1つずつ配置するレイアウトが組めます。
2024年以降、Teamsは「マルチ会議参加」を公式機能としてサポートしています。それまでは技術的には可能でしたが意図しない挙動が起きていました。現在は安定した動作が保証されており、業務で複数案件が重なった時の救済策として使えます。
ただし、複数会議を同時聞きしながらどちらも完全に理解するのは難しいため、メイン会議+サブ会議(録画される会議や聞き流し可能な会議)の組み合わせで使うのが現実的です。
複数会議を分割表示で参加する手順
- 1つ目の会議に参加
カレンダーや招待リンクから1つ目の会議に参加します。Teamsデスクトップアプリで会議ウィンドウが開きます。 - 2つ目の会議の招待リンクを開く
同時参加したい2つ目の会議の招待リンクをクリックします。「現在の会議は維持されます」というメッセージが表示されたら「会議に参加」を選択します。 - 2つの会議ウィンドウを配置
Windowsの場合「Win+左矢印」と「Win+右矢印」で左右に分割配置します。Macは「Mission Control」で同等の配置が可能です。複数モニター環境ならドラッグで各画面に配置します。 - 音声フォーカスの切替
聞きたい方の会議ウィンドウをクリックするとアクティブになり、音声出力がそちらに切り替わります。マイク状態は会議ごとに独立しているので、メイン会議だけマイクオン、サブ会議はミュートに設定します。 - 離脱は会議ごとに個別実行
1つの会議が終わったら、その会議ウィンドウの「退出」ボタンを押します。もう一方は影響を受けず継続します。
複数会議参加でよくある失敗パターン
サブ会議でうっかりマイクオンのまま発言してしまう
メイン会議で発言した内容がサブ会議にも聞こえる事故が起きます。サブ会議のマイクは確実にミュートに、可能ならカメラもオフにしてプレゼンスを目立たせないようにします。
両方の会議で挙手・反応が混ざる
サブ会議で挙手アイコンを押すつもりが間違ってメイン会議で押してしまうケースです。アクティブなウィンドウを必ず確認してからクリックします。
マネージャーから「集中していない」と思われる
複数会議参加は便利ですが、上長の前では「片方は聞き流し」が伝わると評価が下がります。事前に「もう1つの会議も並行で確認します」と申告するのがビジネスマナーです。
サブ会議が録画されない場合の見逃しリスク
録画されない会議をサブにすると、聞き逃した内容を後から確認できません。可能なら録画される会議をサブに配置し、必要時に巻き戻して確認する運用にします。
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複数会議の優先度の決め方
| 状況 | メイン会議 | サブ会議 |
|---|---|---|
| 意思決定が必要 | 必須 | 聞き流し |
| 発言を求められる | 必須 | ミュート |
| 録画あり | 聞き流し可 | メイン候補 |
| 取引先との会議 | 必須 | 絶対にサブ不可 |
| 社内定例 | サブ可 | メインに譲渡 |
まとめ
Microsoft Teamsで複数会議を同時並行参加する分割表示は、Windowsのスナップ機能やマルチモニターを併用することで実現できます。音声フォーカスはアクティブウィンドウで切替、マイクは1つだけオンにするのが鉄則です。録画される会議をサブに配置すれば聞き逃しのリスクも下がります。SharePointやOneDriveとの連携で議事録を共有しておけば、後追いも容易になります。あくまで臨時手段であり、重要な会議は単独で集中するのが基本姿勢です。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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