【Teams】Teamsのノイズ抑制レベルを状況に応じて切り替える最適な設定手順

【Teams】Teamsのノイズ抑制レベルを状況に応じて切り替える最適な設定手順
🛡️ 超解決

Microsoft Teams会議中に周囲の雑音に悩まされていませんか?

Teamsのノイズ抑制機能は、キーボード音や空調音などを自動で除去してくれます。

しかし、ノイズ抑制レベルの設定を誤ると、声まで聞こえにくくなることもあります。

この記事では、Teamsのノイズ抑制レベルを状況に応じて最適に設定する手順を解説します。

会議の質を向上させ、クリアな音声コミュニケーションを実現しましょう。

【要点】Teams会議でクリアな音声を保つノイズ抑制レベル設定

  • ノイズ抑制レベルの変更: 会議中の音声品質を最適化するために、ノイズ抑制レベルを調整する手順。
  • 自動設定の理解: Teamsが自動でノイズ抑制レベルを調整する仕組みと、そのメリット・デメリットを理解する。
  • 手動設定の活用: 環境に合わせて「高」「標準」「低」のいずれかに手動で設定する具体的な方法。

ADVERTISEMENT

Teamsのノイズ抑制機能が動作する仕組み

Microsoft Teamsのノイズ抑制機能は、音声信号を解析し、周囲の不要な音をリアルタイムで除去する技術です。

この機能は、機械学習モデルを利用して、人の声とそれ以外の音を識別しています。

これにより、タイピング音、ドアの開閉音、空調の騒音などを効果的に低減させます。

ノイズ抑制レベルは、除去するノイズの度合いを調整する設定です。

ノイズ抑制レベルの選択肢

Teamsでは、主に3つのノイズ抑制レベルが提供されています。

それぞれのレベルには、除去できるノイズの強さと、声への影響度が異なります。

自動 (既定)

Teamsが会議の環境音を検知し、最適なノイズ抑制レベルを自動で選択します。

静かな環境では「低」または「標準」、騒がしい環境では「高」に自動で切り替わります。

特別な設定をしなくても、ある程度のノイズは除去できるため、多くのユーザーにとって便利です。

高

最も強力なノイズ抑制レベルです。

継続的な騒音や、断続的な大きな音を効果的に除去します。

例えば、カフェや騒がしいオフィス、工事現場の近くなど、周囲の雑音が大きい環境に適しています。

ただし、ノイズ除去能力が高い反面、声も一部抑制されてしまい、聞こえにくくなる可能性があります。

標準

多くの環境でバランスの取れたノイズ抑制を行います。

タイピング音やマウスのクリック音など、一般的なオフィス環境で発生するノイズを効果的に除去します。

声への影響も少なく、クリアな音声を保ちやすいレベルです。

一般的なリモートワーク環境や、静かなオフィスでの利用に適しています。

低

最も弱いノイズ抑制レベルです。

継続的なノイズの除去能力は低いですが、声への影響を最小限に抑えます。

非常に静かな会議室や、ノイズがほとんどない環境での利用に適しています。

声のニュアンスを正確に伝えたい場合や、集音マイクの性能が高い場合に選択すると良いでしょう。

ノイズ抑制レベルの変更による影響

ノイズ抑制レベルを変更すると、会議中の音声品質に直接影響します。

「高」に設定しすぎると、自分の声が相手に届きにくくなることがあります。

逆に「低」に設定しすぎると、キーボードの打鍵音や周囲の会話が相手に聞こえてしまう可能性があります。

そのため、会議を行う場所の環境や、使用するマイクの種類に応じて、適切なレベルを選択することが重要です。

※ お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Teams/Outlookトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Teams会議でノイズ抑制レベルを変更する手順

Microsoft Teamsでは、会議中または会議前にノイズ抑制レベルを変更できます。

ここでは、Windows版Teamsの操作手順を説明します。

組織のポリシーによって、一部の設定が変更できない場合があります。

会議前にノイズ抑制レベルを設定する

会議に参加する前に、ノイズ抑制レベルを設定しておくと安心です。

この設定は、Teamsのアプリケーション設定から行います。

  1. Teamsアプリを開く
    Microsoft Teamsデスクトップアプリケーションを起動します。
  2. 設定メニューを開く
    画面右上のプロフィールアイコンをクリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。
  3. デバイス設定を選択する
    設定画面の左側にあるメニューから「デバイス」を選択します。
  4. ノイズ抑制レベルを選択する
    「デバイス設定」の項目の中に「ノイズ抑制」という項目があります。
  5. 希望のレベルを選ぶ
    ドロップダウンメニューをクリックし、「自動」「高」「標準」「低」の中から、会議を行う環境に合ったレベルを選択します。
  6. 設定を閉じる
    「設定」ウィンドウを閉じます。これで、次回以降の会議で選択したノイズ抑制レベルが適用されます。

会議中にノイズ抑制レベルを変更する

進行中の会議でも、ノイズ抑制レベルを変更することが可能です。

急に周囲が騒がしくなった場合などに、その場で対応できます。

  1. 会議コントロールを表示する
    Teams会議ウィンドウの下部にある会議コントロールバーを表示します。
  2. その他のオプションを開く
    会議コントロールバーの「… (その他の操作)」ボタンをクリックします。
  3. デバイス設定を選択する
    表示されるメニューから「デバイス設定」を選択します。
  4. ノイズ抑制レベルを変更する
    「デバイス設定」画面で「ノイズ抑制」の項目を見つけます。
  5. 希望のレベルを選ぶ
    ドロップダウンメニューから、現在の環境に合わせて「自動」「高」「標準」「低」のいずれかを選択します。
  6. 設定画面を閉じる
    設定画面を閉じると、変更が即座に会議に反映されます。

新しいTeams(v2)と従来Teamsの違い

新しいTeams(v2)でも、ノイズ抑制レベルの設定手順は従来Teamsとほぼ同じです。

設定メニューの場所やデザインが若干変更されていますが、基本的な操作の流れは変わりません。

会議前の設定は「設定」>「デバイス」から、会議中の設定は会議コントロールの「…」>「デバイス設定」から行えます。

ノイズ抑制レベル設定でよくある質問と対処法

Teamsのノイズ抑制機能は便利ですが、設定によっては意図しない結果になることもあります。

ここでは、よくある質問とその対処法をまとめました。

「声が相手に聞こえにくい」という問題

この問題は、ノイズ抑制レベルが「高」に設定されている場合に発生しやすいです。

対処法:

  1. ノイズ抑制レベルを下げる
    会議中に「デバイス設定」を開き、ノイズ抑制レベルを「標準」または「低」に変更します。
  2. マイクの音量を確認する
    Windowsのサウンド設定やTeamsのデバイス設定で、マイクの音量が適切に設定されているか確認します。
  3. マイクの性能を確認する
    使用しているマイクが、音声入力よりもノイズ除去を優先するタイプではないか確認します。外付けマイクの場合は、ドライバの更新も検討しましょう。

「周囲の雑音が除去されない」という問題

この問題は、ノイズ抑制レベルが「低」または「標準」に設定されている場合に発生しやすいです。

対処法:

  1. ノイズ抑制レベルを上げる
    会議中に「デバイス設定」を開き、ノイズ抑制レベルを「高」に変更します。
  2. 会議場所を移動する
    可能であれば、より静かな場所に移動して会議に参加します。
  3. マイクの指向性を確認する
    全指向性マイクを使用している場合、周囲の音を拾いやすくなります。可能であれば、単一指向性マイクを使用するか、マイクの指向性を調整します。

「ノイズ抑制設定がグレーアウトして変更できない」という問題

この問題は、組織のTeams管理者によってノイズ抑制機能が制限されている場合に発生します。

対処法:

  1. IT管理者またはヘルプデスクに問い合わせる
    組織のTeams管理者に連絡し、ノイズ抑制機能の利用可否について確認してください。管理者権限が必要な設定のため、ユーザー側で変更することはできません。

「マイク自体がTeamsで認識されない」という問題

ノイズ抑制の設定以前に、マイクがTeamsに認識されない場合は、別の原因が考えられます。

対処法:

  1. PCのプライバシー設定を確認する
    Windowsの「プライバシー」設定で、マイクへのアクセスが許可されているか確認します。Teamsアプリからのマイクアクセスも許可してください。
  2. デバイスマネージャーでマイクの状態を確認する
    PCのデバイスマネージャーを開き、マイクデバイスにエラーが出ていないか確認します。必要であれば、ドライバの更新や再インストールを行います。
  3. Teamsのデバイス設定で正しいマイクを選択する
    Teamsの「デバイス設定」で、使用したいマイクが正しく選択されているか確認します。
  4. Teamsアプリを再起動または更新する
    一時的な不具合の可能性も考えられます。Teamsアプリを再起動するか、最新バージョンに更新してください。

Mac版・モバイル版Teamsでの設定の違い

Microsoft Teamsのノイズ抑制レベルの設定は、OSやデバイスによって若干操作方法が異なります。

Mac版Teams

Mac版Teamsでも、Windows版と同様に会議前および会議中に設定を変更できます。

会議前の設定は、「設定」>「デバイス」>「ノイズ抑制」から行います。

会議中の設定は、会議コントロールバーの「… (その他の操作)」>「デバイス設定」から行います。

操作の流れや選択肢はWindows版とほぼ同一です。

モバイル版Teams (iOS/Android)

モバイル版Teamsでは、会議中にノイズ抑制レベルを変更できます。

会議に参加後、画面下部にある「… (その他の操作)」をタップします。

表示されるメニューから「設定」を選択し、「ノイズ抑制」の項目でレベルを選択します。

モバイル版では、PC版のような詳細なデバイス設定メニューは用意されていません。

「自動」「高」「標準」「低」の選択肢が表示され、タップすることで設定が変更されます。

会議前に設定を変更する機能は、モバイルアプリでは提供されていません。

新しいOutlookとの連携について

新しいOutlookでは、Teams会議のスケジュール設定が強化されています。

OutlookでTeams会議をスケジュールする際に、参加者の音声設定に関するオプションが追加される可能性があります。

ただし、現時点ではOutlookから直接Teamsのノイズ抑制レベルを詳細に設定する機能はありません。

ノイズ抑制レベルの調整は、Teamsアプリ内で行うのが基本となります。

Teamsのノイズ抑制設定を最適化することで、会議の質は格段に向上します。

会議前や会議中に、周囲の環境に合わせて適切なレベルを選択しましょう。

これにより、参加者全員がクリアな音声でコミュニケーションを取ることが可能になります。

もし、設定がグレーアウトしている場合は、IT管理者に相談してください。

次回は、Teams会議での画面共有に関する設定を解説します。


👥
Teams/Outlookトラブル完全解決データベース サインイン、接続エラー、メール送受信の不具合など、特有のトラブル解決策を網羅。困った時の逆引きに活用してください。
この記事の監修者
🌐

超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。