【Teams】チャネル削除後のファイルをSharePoint管理センターから復元する手順

【Teams】チャネル削除後のファイルをSharePoint管理センターから復元する手順
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Microsoft Teamsで誤ってチャネルを削除してしまい、そのチャネルに保存されていたファイルが見つからず困っていませんか?チャネルを削除すると、関連するSharePointサイト上のドキュメントライブラリも影響を受けます。この記事では、SharePoint管理センターを活用して、削除されたチャネルのファイルを復元する具体的な手順を解説します。管理者は、この手順で失われたデータを回復させることができます。

Teamsのチャネル削除は、関連するSharePointサイトの挙動に影響を与えます。チャネルに紐づいていたファイルやフォルダーは、SharePointサイトのドキュメントライブラリ内に存在していました。チャネルが削除されると、そのチャネル専用のフォルダー構造が失われる可能性があります。しかし、SharePointの保持ポリシーやごみ箱機能により、データは一定期間保持されています。この保持されているデータをSharePoint管理センターから復元する方法を詳しく見ていきましょう。

【要点】Teamsチャネル削除後にSharePoint管理センターからファイルを復元する

  • SharePointサイトへのアクセス権限の確認: ファイル復元にはSharePointサイトへのアクセス権限が必要です。
  • SharePointサイトのごみ箱からの復元: 削除されたファイルはSharePointサイトのごみ箱に移動されます。
  • SharePoint管理センターからの復元: サイトのごみ箱にない場合、管理センターから復元を試みます。

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チャネル削除とSharePointサイトの連動の仕組み

Microsoft Teamsの各チームには、それぞれSharePointサイトが紐づいています。チーム内のパブリックチャネルは、このSharePointサイトのドキュメントライブラリ内に、チャネル名と同じ名前のフォルダーを作成してファイルを管理します。プライベートチャネルの場合は、チームサイトとは別に、そのプライベートチャネル専用のSharePointサイトが自動的に作成されます。チャネルを削除すると、Teams上ではチャネル自体が消えますが、SharePointサイト上のデータは直ちに完全に消去されるわけではありません。一定期間、ごみ箱に保持されるか、保持ポリシーに基づいて管理されます。

SharePointサイトのごみ箱は、ユーザーが削除したファイルを一時的に保管する場所です。通常、削除されたファイルはまずこのごみ箱に入ります。ごみ箱に入ったファイルは、一定期間(デフォルトでは93日間)保持され、その後完全に削除されます。チャネル削除の場合も、そのチャネルに関連していたファイルやフォルダーは、SharePointサイトのごみ箱に移動されることがあります。SharePoint管理センターは、これらのごみ箱や保持ポリシーを管理するための強力なツールです。

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SharePointサイトのごみ箱からのファイル復元手順

チャネルを削除した直後であれば、SharePointサイトのごみ箱からファイルを復元できる可能性が高いです。この手順は、Teamsのチャネルを削除したユーザー自身、またはSharePointサイトの編集権限を持つユーザーが実行できます。

  1. Teamsでチャネルが紐づいていたSharePointサイトにアクセスする
    Teamsのチャネルにアクセスし、ファイルタブを開きます。画面上部にある「SharePointで開く」をクリックすると、該当するSharePointサイトのドキュメントライブラリが開きます。
  2. SharePointサイトのごみ箱を開く
    SharePointサイトの左側ナビゲーションメニューにある「ごみ箱」をクリックします。もし「ごみ箱」が表示されていない場合は、サイトの所有者または管理者権限を持つユーザーに確認してください。
  3. 復元したいファイルまたはフォルダーを探す
    ごみ箱内のリストから、削除されたチャネルに関連するファイルやフォルダーを探します。削除日時やファイル名で絞り込み検索が可能です。
  4. ファイルまたはフォルダーを選択して復元する
    復元したいファイルまたはフォルダーにチェックを入れ、画面上部にある「選択した項目を復元する」ボタンをクリックします。
  5. 復元されたファイルを確認する
    復元されたファイルは、元の場所(ドキュメントライブラリの該当フォルダー)に戻ります。Teamsのファイルタブから再度確認してください。

SharePoint管理センターからのファイル復元手順

SharePointサイトのごみ箱にファイルが見当たらない場合でも、SharePoint管理センターから復元できる可能性があります。この操作は、SharePoint管理者権限を持つユーザーのみが実行できます。チャネル削除後、一定期間(通常93日間)が経過しても、サイトコレクションのごみ箱(第2段階のごみ箱)にデータが残っている場合があります。

  1. Microsoft 365管理センターにサインインする
    Webブラウザを開き、Microsoft 365管理センター (admin.microsoft.com) にアクセスします。SharePoint管理者権限を持つアカウントでサインインしてください。
  2. SharePoint管理センターに移動する
    左側のナビゲーションメニューから「すべて表示」を選択し、「管理センター」の下にある「SharePoint」をクリックします。
  3. 対象のSharePointサイトを検索する
    SharePoint管理センターの左側ナビゲーションメニューで「サイト」>「アクティブなサイト」を選択します。削除されたチャネルが紐づいていたチームサイトを検索し、クリックしてサイトの設定画面を開きます。
  4. 「ごみ箱」または「コンテンツの復元」にアクセスする
    サイトの設定画面の右側にある「ごみ箱」リンクをクリックします。ここからサイトのごみ箱(第1段階)にアクセスできます。それでも見つからない場合は、サイトコレクションの管理権限を持つユーザーに「コンテンツの復元」機能の使用を依頼するか、SharePoint管理センターの「復元」機能(管理者権限が必要)を探します。
  5. 復元したいファイルまたはフォルダーを探す
    ごみ箱(第1段階)または第2段階のごみ箱(コンテンツの復元)で、削除されたチャネルのファイルやフォルダーを探します。
  6. ファイルまたはフォルダーを選択して復元する
    復元したい項目にチェックを入れ、「選択した項目を復元する」ボタンをクリックします。
  7. 復元されたファイルを確認する
    復元されたファイルは、元のSharePointサイトのドキュメントライブラリに戻ります。Teamsのファイルタブから確認してください。

SharePoint管理センターの「復元」機能について

SharePoint管理センターには、サイト全体を特定の時点に復元する機能もあります。これは、チャネル削除だけでなく、サイト全体に問題が発生した場合に有効です。ただし、この機能を使用すると、復元ポイント以降に行われた変更はすべて失われるため、注意が必要です。通常、個別のファイルやフォルダーの復元には、前述のごみ箱からの復元が推奨されます。

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チャネル削除後のファイル復元における注意点と制限事項

チャネル削除後のファイル復元は、いくつかの条件や制限事項があります。これらの点を理解しておくことで、スムーズな復旧作業が可能になります。

保持期間と復元可能性

SharePointのごみ箱には、削除されたアイテムがデフォルトで93日間保持されます。この期間を過ぎると、アイテムは完全に削除され、復元できなくなります。組織の保持ポリシーによって、この期間が変更されている場合もあります。復元を試みる際は、削除からの経過時間を確認することが重要です。

管理者権限の必要性

SharePointサイトのごみ箱へのアクセスや、SharePoint管理センターからの復元操作には、通常、SharePointサイトの所有者またはSharePoint管理者権限が必要です。一般ユーザーは、サイトのごみ箱からしか復元できません。管理センターからの復元が必要な場合は、IT管理者またはSharePoint管理者に依頼してください。

プライベートチャネルの挙動の違い

パブリックチャネルはチームサイトのドキュメントライブラリに紐づきますが、プライベートチャネルは独立したSharePointサイトを作成します。そのため、プライベートチャネルを削除した場合、そのチャネル専用のSharePointサイト全体が削除対象となります。サイト全体が削除されてから一定期間(通常93日間)は、サイトコレクションのごみ箱から復元できる可能性があります。しかし、サイト自体が完全に削除された場合、復元は困難になります。

保持ポリシーや訴訟ホールドの影響

組織でMicrosoft 365の保持ポリシーや訴訟ホールドが設定されている場合、削除されたデータは保持期間中、ごみ箱とは別に保持されます。これらのデータは、SharePoint管理センターの「コンテンツ検索」機能などを使用して検索・エクスポートできる場合があります。ただし、これは復元というよりは、コンプライアンス目的でのデータ取得に近い操作になります。復元手順と合わせて、組織のコンプライアンス担当者やIT管理者に確認することが推奨されます。

新しいTeams (v2) と従来Teamsでの違い

新しいTeams (v2) は、UIやパフォーマンスが改善されていますが、バックエンドのファイル管理は引き続きSharePointで行われています。したがって、チャネル削除後のファイル復元手順は、新しいTeamsを使用している場合でも、従来Teamsと同様にSharePointサイトのごみ箱や管理センターから行うことになります。Teamsのバージョンによって操作方法が変わるわけではありません。

新しいOutlook と従来Outlookでの違い

Outlookはメールや予定表の管理ツールであり、Teamsのチャネルファイルとは直接関係ありません。したがって、Outlookのバージョン(新しいOutlookか従来Outlookか)は、Teamsチャネル削除後のファイル復元手順には影響しません。

まとめ

この記事では、Microsoft Teamsで削除されたチャネルのファイルをSharePoint管理センターから復元する手順を解説しました。SharePointサイトのごみ箱や管理センターの機能を活用することで、誤って削除してしまった大切なファイルを回復させることが可能です。復元作業を行う際は、保持期間や必要な権限、プライベートチャネルの挙動の違いなどを理解しておくことが重要です。今後は、チャネル削除前に重要なファイルはバックアップする、またはSharePointサイトのバージョン履歴を活用するなどの予防策を講じることも検討しましょう。

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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。