【Teams】有線LANに切替えた瞬間Teams通話音質が改善する理由と設定

【Teams】有線LANに切替えた瞬間Teams通話音質が改善する理由と設定
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Teams会議中に「声が途切れる」「ノイズが入る」といった通話音質の問題に悩んでいませんか?

特に無線LAN(Wi-Fi)を利用している環境では、通信の不安定さが音質低下の大きな原因となります。

この記事では、有線LAN接続に切り替えるだけでTeamsの通話音質が劇的に改善する理由と、その具体的な設定方法を解説します。

この記事を読めば、なぜ有線LANが音質改善に効果的なのかを理解し、すぐに実践できる設定手順がわかります。

【要点】Teams通話音質を改善する有線LAN接続の活用法

  • 有線LAN接続による通信の安定化: 無線LANよりも安定した高速通信を提供し、データロスや遅延を軽減します。
  • Teamsのオーディオ設定確認: Teamsアプリ内で使用するマイクやスピーカーが正しく選択されているか確認します。
  • PCのネットワーク設定確認: OSのネットワーク設定で、有線LANアダプターが正しく認識され、有効になっているか確認します。

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有線LAN接続がTeams通話音質を向上させる仕組み

Teamsのようなリアルタイム通信アプリケーションでは、音声データを途切れなく、かつ低遅延で送受信することが極めて重要です。

無線LAN(Wi-Fi)は、電波干渉や距離、障害物などの影響を受けやすく、通信速度の低下やパケットロス(データの一部が失われること)が発生しやすいという特性があります。

これにより、音声データが途切れたり、ノイズが混入したりして、結果として通話音質が悪化します。特に、複数のデバイスが同じWi-Fiに接続されている場合、帯域幅(通信できるデータ量の上限)が分割され、さらに不安定になることがあります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Teams/Outlookトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

有線LAN接続による安定した通信の実現

一方、有線LAN接続は、LANケーブルを介して直接ネットワークに接続するため、外部からの干渉を受けにくく、非常に安定した通信が可能です。

通信速度も一般的に無線LANよりも高速で、遅延も少なく、パケットロスが発生する確率も低くなります。

この安定した通信環境が、Teamsの音声データをスムーズに送受信することを可能にし、クリアで途切れのない通話音質を実現するのです。

特に、ビジネスシーンでの重要な会議や商談では、この通信の安定性がコミュニケーションの質に直結します。

Teams通話音質改善のための有線LAN設定手順

Teamsの通話音質を改善するために、まずPCを有線LANに接続し、その上でTeamsとPCのネットワーク設定を確認します。

PCを有線LANに接続する

この手順は、お使いのPCに搭載されているLANポートと、ルーターまたは壁のLANコンセントをLANケーブルで物理的に接続する作業です。

ノートPCでLANポートがない場合は、USB接続のLANアダプターを使用してください。

  1. PCとルーター(またはLANコンセント)をLANケーブルで接続する
    PCのLANポートと、インターネット回線が接続されているルーターの空きLANポート、または壁のLANコンセントをLANケーブルで繋ぎます。
  2. PCが有線LANを認識しているか確認する
    Windowsのタスクトレイ(画面右下)にあるネットワークアイコンをクリックします。「イーサネット」または「有線接続」といった項目が表示され、接続済みと表示されていれば認識されています。

Teamsのオーディオ設定を確認する

PCが有線LANに接続されたら、次にTeamsアプリケーション内で正しいオーディオデバイスが選択されているかを確認します。

これにより、TeamsがPCの有線LAN経由での通信を優先的に使用するようになります。

  1. Teamsアプリを開く
    Microsoft Teamsアプリケーションを起動します。
  2. 設定メニューを開く
    画面右上のプロフィール写真またはイニシャルアイコンをクリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。
  3. デバイス設定を選択する
    左側のメニューから「デバイス」を選択します。
  4. オーディオデバイスを確認・設定する
    「オーディオ デバイス」の項目で、「スピーカー」と「マイク」それぞれに、使用したいデバイスが正しく選択されているか確認します。通常、PCに内蔵されているものや、USB接続のヘッドセットなどが表示されます。
  5. テスト通話を行う
    設定画面の下部にある「通話のテスト」ボタンをクリックし、マイクとスピーカーが正常に動作するか確認します。

PCのネットワーク設定を確認する

Teamsの設定だけでなく、PC自体のネットワーク設定も重要です。特に、無線LANと有線LANの両方が有効になっている場合、どちらが優先されるかを確認する必要があります。

通常、有線LAN接続は無線LANよりも優先度が高いため自動的に切り替わりますが、念のため確認しておきましょう。

  1. Windowsの設定を開く
    スタートメニューから「設定」(歯車アイコン)を開きます。
  2. 「ネットワークとインターネット」を選択する
    設定画面から「ネットワークとインターネット」をクリックします。
  3. 「状態」または「イーサネット」を確認する
    左側のメニューで「状態」を選択し、右側の画面で「イーサネット」の項目が表示されているか確認します。
  4. ネットワークアダプターの設定を確認する(詳細設定)
    「状態」画面から「アダプターのオプションを変更する」をクリックします。
  5. 有線LANアダプターの状態を確認する
    表示されたネットワーク接続一覧から、「イーサネット」または「有線ネットワーク接続」といった名称のアイコンを右クリックし、「有効」になっていることを確認します。無効になっている場合は、「有効」を選択してください。
  6. 無線LANを一時的に無効にする(推奨)
    より確実に有線LAN接続を優先させるためには、一時的に無線LAN(Wi-Fi)を無効にすることをお勧めします。タスクトレイのネットワークアイコンからWi-Fiのトグルスイッチをオフにすることで無効化できます。

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新しいTeams(v2)と従来Teamsの違いについて

新しいTeams (v2) は、より高速で、より多くの機能を統合した新しいアーキテクチャで構築されています。

基本的なネットワーク設定やオーディオデバイスの選択方法は、従来Teamsと大きく変わりません。

ただし、UI(ユーザーインターフェース)のデザインやメニューの配置が一部変更されている場合があります。

上記の手順は、新しいTeamsでも概ね適用可能ですが、もしメニューが見つからない場合は、画面上部の検索バーで「デバイス」や「設定」と入力して探してみてください。

新しいOutlookと従来Outlookの違いについて

この記事は主にTeamsの通話音質に関する内容ですが、OutlookもMicrosoft 365の主要なアプリケーションであり、ネットワーク環境の影響を受けます。

新しいOutlookは、Web版Outlookの体験をデスクトップアプリケーションに統合し、よりモダンで統一されたインターフェースを提供します。

しかし、Outlookのメール送受信や検索機能におけるネットワーク接続の安定性は、Teamsのリアルタイム通信と同様に、有線LAN接続によって恩恵を受ける可能性があります。

特に、大容量のメール送受信や、SharePoint/OneDrive上のファイルへのアクセスが多い場合は、有線LANの安定性が作業効率に影響します。

有線LAN接続でTeams通話音質が改善しない場合の対処法

上記の設定を行ってもTeamsの通話音質が改善しない場合は、以下の点を確認してください。

LANケーブルやルーターの問題

LANケーブルの断線や、ルーターの不具合が原因で通信が不安定になっている可能性があります。

【確認手順】

  1. 別のLANケーブルを試す
    手持ちの別のLANケーブルに交換して接続してみます。
  2. 別のLANポートを試す
    ルーターの別のLANポートに接続してみます。
  3. ルーターの再起動を行う
    ルーターの電源を一度切り、数分待ってから再度電源を入れてみてください。
  4. 他のデバイスで通信速度を確認する
    可能であれば、同じ有線LAN接続で他のPCやデバイスのインターネット速度を測定し、極端に遅くないか確認します。

PCのドライバやリソース不足

PCのネットワークアダプタードライバが古い、またはPCのリソース(CPUやメモリ)が不足しているために、音声処理が追いついていない可能性があります。

【確認手順】

  1. ネットワークアダプタードライバの更新
    デバイスマネージャーを開き、「ネットワーク アダプター」を展開して、使用している有線LANアダプターを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
  2. PCの再起動
    PCを再起動することで、一時的な不具合が解消されることがあります。
  3. 不要なアプリケーションの終了
    Teams会議中は、CPUやメモリを多く消費する他のアプリケーションを終了させて、PCのリソースを確保します。
  4. PCのウイルススキャン
    マルウェア感染が原因でPCの動作が遅くなっている可能性も考えられます。

組織のネットワークポリシー

企業などの組織でTeamsを利用している場合、ネットワーク帯域の制限や、特定の通信を優先しないといったネットワークポリシーが設定されていることがあります。

この場合、個人の設定だけでは改善が難しいことがあります。

【対処法】

  1. IT管理者への相談
    所属組織のIT管理者やヘルプデスクに、Teamsの通話音質に関する問題を相談してください。ネットワーク設定や、Teamsのテナント設定(組織全体の設定)について確認してもらえます。
  2. VPN接続の確認
    VPN(Virtual Private Network)を利用している場合、VPN接続が不安定だと通話品質に影響することがあります。VPNを切断して試すか、VPNのプロバイダーに確認してください。

Mac版・モバイル版・Web版Teamsでの違い

上記の設定手順は主にWindows版Microsoft Teamsを基準としていますが、Mac版、モバイル版(iOS/Android)、Web版Teamsでも基本的な考え方は同じです。

Mac版Teams

Macでも、PCを有線LANに接続する手順は同様です。ネットワーク設定の確認は、「システム設定」>「ネットワーク」から行います。Teamsアプリ内のオーディオ設定も、Windows版とほぼ同じメニュー構成です。

モバイル版Teams

スマートフォンやタブレットでTeamsを利用する場合、有線LAN接続は通常、USB-CポートやLightningポートに接続するアダプター(有線LANアダプター、ドックなど)を使用します。モバイルOSのネットワーク設定で、有線接続が有効になっているか確認してください。Wi-FiをオフにしてLTE/5G回線ではなく有線接続を優先するように設定できる場合があります。

Web版Teams

WebブラウザでTeamsを利用する場合、Teams側の設定で特別な変更は不要です。重要なのは、PCが有線LANに接続されており、ブラウザがその有線接続を正常に使用できているかという点です。PCのネットワーク設定が優先されます。

まとめ

この記事では、Teamsの通話音質が有線LAN接続で改善する理由と、その具体的な設定方法を解説しました。

有線LAN接続は、無線LANに比べて格段に安定した通信を提供し、Teamsでのクリアな音声コミュニケーションを実現します。

PCを有線LANに接続し、Teamsのオーディオ設定とPCのネットワーク設定を確認することで、音質の問題は大幅に改善されるはずです。

もし改善しない場合は、LANケーブルやルーターの確認、PCドライバの更新、組織のネットワークポリシーの確認を検討してください。

今後、重要な会議や商談では、迷わず有線LAN接続を利用し、快適なTeams通話をお楽しみください。

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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。