【Windows】「0x800704b3」エラーでネットワークパスが入力できない時のプロバイダ修復 | エラーコード:0x800704b3

【Windows】「0x800704b3」エラーでネットワークパスが入力できない時のプロバイダ修復 | エラーコード:0x800704b3
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ネットワークパスを入力しても「0x800704b3」エラーが発生し、共有フォルダやネットワークドライブにアクセスできない状況でお困りではないでしょうか。

このエラーは、主にネットワークプロバイダの構成問題や古い設定が原因で発生します。

この記事では、ネットワークプロバイダの設定確認からレジストリ修復までの具体的な手順を解説し、ネットワークアクセスを回復させるための解決策を提供します。

【要点】0x800704b3エラーを解決しネットワークアクセスを回復させる主要な手順

  • ネットワークプロバイダの確認と削除: ネットワークアダプターのプロパティから不要なプロバイダを特定し削除することで、競合を解消します。
  • レジストリの確認と修正: ネットワークプロバイダの順序やエントリが正しく設定されているか確認し、必要に応じて修正することで、システムの認識を正常化します。
  • ネットワーク設定のリセット: ネットワークアダプターの設定を初期状態に戻すことで、複雑な不具合や破損した設定を修復します。

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「0x800704b3」エラーが発生する主な原因

Windowsでネットワークパスにアクセスしようとした際に表示される「0x800704b3」エラーは、「指定されたネットワークプロバイダが読み込まれていないか、エラーが発生しました」というメッセージを伴うことが一般的です。

このエラーは、Windowsがネットワークリソースに接続するために必要なコンポーネント、つまりネットワークプロバイダが正しく機能していない場合に発生します。

主な原因としては、以下のような点が挙げられます。

ネットワークプロバイダの競合や破損

複数のネットワークプロバイダがインストールされている場合、それらが競合し、正常な通信を妨げることがあります。

特に、古いソフトウェアの残骸や、VPNクライアントなどの特殊なネットワークツールをインストールした後に問題が発生することがあります。

プロバイダを構成するDLLファイルが破損している場合も、このエラーの原因となります。

レジストリ情報の不整合

ネットワークプロバイダの情報はWindowsのレジストリに保存されています。

レジストリ内のプロバイダの順序を示すエントリや、個々のプロバイダのパス設定が誤っていると、Windowsは適切なプロバイダを読み込むことができません。

手動でのレジストリ編集や、システムクリーナーソフトウェアの使用が原因で、この不整合が発生することもあります。

ネットワークドライバーの不具合

ネットワークアダプターのドライバーが古い、または破損している場合も、ネットワークプロバイダの読み込みに失敗することがあります。

ドライバーはネットワーク通信の基盤であり、その不具合は上位のプロバイダ層にも影響を及ぼします。

「0x800704b3」エラーを修復する具体的な手順

ここでは、0x800704b3エラーを解決するための具体的な操作手順を説明します。

レジストリの編集が含まれるため、慎重に作業を進めてください。

ネットワークプロバイダの確認と削除

  1. ネットワーク接続を開く
    Windows 11のスタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
    表示されたダイアログに「ncpa.cpl」と入力し、「OK」をクリックします。これにより「ネットワーク接続」ウィンドウが開きます。
  2. アダプターのプロパティを開く
    問題が発生しているネットワークアダプターを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    Wi-Fi接続の場合は「Wi-Fi」、有線LANの場合は「イーサネット」など、使用中のアダプターを選びます。
  3. ネットワークプロバイダを確認する
    プロパティウィンドウの「ネットワーク」タブにある「この接続は次の項目を使用します」の一覧を確認します。
    通常、「Microsoft Windows Network用クライアント」や「インターネットプロトコルバージョン4 TCP/IPv4」などが表示されています。
  4. 不要なプロバイダを削除する
    一覧の中に、過去にインストールしたVPNクライアントや古いネットワークソフトウェアに関連する、見慣れないプロバイダがないか確認します。
    不要と思われるプロバイダを選択し、「アンインストール」ボタンをクリックして削除します。
    「Microsoft Windows Network用クライアント」など、標準的なプロバイダは削除しないように注意してください。
  5. PCを再起動する
    プロバイダの削除後、PCを再起動して変更を適用します。

レジストリの確認と修正

レジストリの編集はシステムに深刻な影響を与える可能性があります。必ず事前にバックアップを取得してください。

  1. レジストリのバックアップを作成する
    スタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
    regedit」と入力し、「OK」をクリックしてレジストリエディターを開きます。
    レジストリエディターの左上にある「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択します。
    「エクスポート範囲」で「すべて」を選択し、分かりやすい名前でファイルを保存します。
  2. 対象のレジストリパスへ移動する
    レジストリエディターのアドレスバーに「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\NetworkProvider」と入力し、Enterキーを押します。
    または、左側のツリービューでこのパスをたどります。
  3. 「ProviderOrder」の値を確認・修正する
    「NetworkProvider」キーの下にある「Order」サブキーを選択します。
    右側のペインで「ProviderOrder」という文字列値が存在することを確認します。
    この値をダブルクリックし、「値のデータ」に「RDPNP,LanmanWorkstation,webclient」と入力します。
    これは標準的なプロバイダの順序であり、不要なプロバイダ名が含まれている場合は削除します。
    Windows 10の場合も同様のパスと値を確認します。
  4. 「HwOrder」の値を確認・修正する
    「Order」サブキーの右側ペインで「HwOrder」という文字列値が存在することを確認します。
    この値をダブルクリックし、「値のデータ」に「RDPNP,LanmanWorkstation,webclient」と入力します。
    これも同様に、標準的なプロバイダの順序を記述します。
  5. 不要なプロバイダのサブキーを削除する
    「NetworkProvider」キーの直下にあるサブキーを一つずつ確認します。
    RDPNP」「LanmanWorkstation」「webclient」以外の、過去にインストールしたソフトウェアに関連するサブキーがあれば、右クリックして「削除」を選択します。
    削除する際は、そのプロバイダが本当に不要であるか慎重に判断してください。
    判断に迷う場合は、削除せずに次のステップに進むことを推奨します。
  6. PCを再起動する
    レジストリの変更後、PCを再起動して変更を適用します。

ネットワーク設定のリセット

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンをクリックし、「設定」アイコンを選択します。
  2. ネットワーク設定へ進む
    左側のナビゲーションメニューから「ネットワークとインターネット」を選択します。
    Windows 10の場合は「設定」から「ネットワークとインターネット」を選択します。
  3. ネットワークのリセットを実行する
    「ネットワークとインターネット」の設定画面を下にスクロールし、「ネットワークの詳細設定」をクリックします。
    さらに下にスクロールし、「ネットワークのリセット」を見つけてクリックします。
    「今すぐリセット」ボタンをクリックし、確認のメッセージが表示されたら「はい」を選択します。
    この操作により、すべてのネットワークアダプターが削除され、再インストールされます。
    PCの再起動が必要となる場合があります。

修復後もエラーが続く場合の追加確認項目

上記の修復手順を試しても0x800704b3エラーが解消されない場合、以下の点を確認してください。

誤ったプロバイダを削除してしまう

ネットワークプロバイダの確認と削除の際に、必要なプロバイダを誤って削除してしまう可能性があります。

特に「Microsoft Windows Network用クライアント」は、Windowsネットワークの基本的な機能を提供するため、削除しないように注意が必要です。

もし誤って削除してしまった場合は、ネットワークアダプターのプロパティ画面で「インストール」ボタンをクリックし、「サービス」を選択して「Microsoft Windows Network用クライアント」を追加し直してください。

レジストリ編集後にシステムが不安定になる

レジストリの編集は非常にデリケートな操作です。

誤った値を入力したり、不要なキーを削除したりすると、システムが不安定になることがあります。

もしレジストリ編集後にPCの動作がおかしくなった場合は、事前に取得したバックアップファイルを使ってレジストリを元の状態に戻してください。

レジストリエディターの「ファイル」メニューから「インポート」を選択し、保存したバックアップファイルを開くことで復元できます。

ネットワークドライバーが古い、または破損している

ネットワークドライバーの問題が、プロバイダの読み込みエラーに繋がることがあります。

ドライバーを最新の状態に更新することで、問題が解決する可能性があります。

  1. デバイスマネージャーを開く
    スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. ネットワークアダプターを更新する
    「ネットワークアダプター」の項目を展開し、使用中のアダプターを右クリックします。
    「ドライバーの更新」を選択し、「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。
    最新のドライバーが見つからない場合は、PCメーカーのウェブサイトから最新ドライバーをダウンロードし、手動でインストールしてください。

Windows 10での操作の違い

Windows 10とWindows 11では、設定画面のレイアウトや一部の用語が異なります。

特に「ネットワークのリセット」機能へのアクセスパスは、Windows 10では「設定」→「ネットワークとインターネット」→「状態」タブの最下部にある「ネットワークのリセット」となります。

基本的な手順は同じですが、画面表示の違いに注意して操作を進めてください。

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Windows 11とWindows 10でのネットワーク設定画面のパスの違い

Windows 11とWindows 10では、ネットワーク関連の設定画面へのアクセスパスに若干の違いがあります。

主要な設定項目へのパスを比較表で示します。

項目 Windows 11 Windows 10
ネットワーク接続の表示 スタートボタン右クリック → ファイル名を指定して実行 (ncpa.cpl) スタートボタン右クリック → ファイル名を指定して実行 (ncpa.cpl)
ネットワークのリセット 設定 → ネットワークとインターネット → ネットワークの詳細設定 → ネットワークのリセット 設定 → ネットワークとインターネット → 状態 → ネットワークのリセット
デバイスマネージャー スタートボタン右クリック → デバイスマネージャー スタートボタン右クリック → デバイスマネージャー
レジストリエディター スタートボタン右クリック → ファイル名を指定して実行 (regedit) スタートボタン右クリック → ファイル名を指定して実行 (regedit)

まとめ

この記事では、ネットワークパス入力時に発生する「0x800704b3」エラーの解決策を詳細に解説しました。

ネットワークプロバイダの確認と不要なプロバイダの削除、レジストリの「ProviderOrder」および「HwOrder」値の修正、そしてネットワーク設定のリセットが、この問題の主要な解決手順です。

これらの手順を試すことで、共有フォルダやネットワークドライブへのアクセスが回復し、業務をスムーズに進められるようになります。

今後も安定したネットワーク利用のために、ネットワークアダプターのドライバーを常に最新の状態に保つことを推奨します。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。