【Windows】「0x80073D23」エラーで外部ディスクへの導入が失敗する時のフォーマット形式確認 | エラーコード:0x80073D23

【Windows】「0x80073D23」エラーで外部ディスクへの導入が失敗する時のフォーマット形式確認 | エラーコード:0x80073D23
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ビジネスシーンで外部ディスクへのアプリケーション導入やファイル転送を試みた際、エラーコード「0x80073D23」が表示され、作業が中断されてしまうことがあります。

このエラーの主な原因は、外部ディスクのフォーマット形式がWindowsの求める要件と一致していない点にあります。

この記事では、外部ディスクのフォーマット形式を確認し、Windowsが推奨するNTFS形式に変換する具体的な手順を解説します。

手順に沿って操作を進めることで、エラーを解消し、スムーズに業務を再開できるでしょう。

【要点】0x80073D23エラー発生時の外部ディスク対応

  • ディスクの管理で確認: 外部ディスクの現在のフォーマット形式がNTFS以外であることを確認します。
  • ボリュームの削除: 外部ディスク上の既存パーティションを削除し、未割り当て領域に戻します。
  • NTFS形式でフォーマット: 未割り当て領域をNTFSファイルシステムで再フォーマットします。

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エラーコード0x80073D23が発生する技術的な背景

エラーコード0x80073D23は、通常、外部ストレージデバイスにアプリケーションや大規模なデータを導入しようとした際に発生します。

この問題は、ターゲットとなる外部ディスクのファイルシステムが、Windowsの特定の導入プロセスやファイル要件を満たしていない場合に多く見られます。

特に、FAT32やexFATといったファイルシステムは、大容量ファイルの取り扱いや、Windowsのセキュリティ機能であるアクセス許可の管理に限界があります。

NTFSファイルシステムは、Windowsの標準ファイルシステムであり、大容量ファイルのサポート、高度なセキュリティ機能、ディスククォータなど、多くの高度な機能を備えています。

そのため、Windows上のアプリケーション導入プログラムは、導入先のディスクがNTFS形式であることを前提として設計されている場合が多いのです。

NTFS以外のファイルシステムでは、導入プロセスに必要なファイル構造の作成やアクセス制御の設定が適切に行えず、結果として「0x80073D23」エラーが発生し、導入が失敗します。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

0x80073D23エラーを解消する外部ディスクのフォーマット手順

このセクションでは、外部ディスクのフォーマット形式を確認し、NTFS形式へ変更する具体的な手順を解説します。

この作業により、ディスク内のすべてのデータが消去されるため、事前に必要なデータのバックアップを必ず行ってください。

工程1: ディスクのフォーマット形式を確認する

  1. 「ディスクの管理」を開く
    Windows 11のスタートボタンを右クリックします。表示されるメニューから「ディスクの管理」を選んでクリックします。
  2. 外部ディスクを特定する
    「ディスクの管理」ウィンドウで、接続している外部ディスクを探します。ディスクの容量やドライブ文字から、目的のディスクを特定してください。
  3. ファイルシステムを確認する
    特定した外部ディスクのボリューム部分を確認します。「ファイルシステム」の列に表示されているフォーマット形式が「FAT32」や「exFAT」など、NTFS以外であることを確認します。

工程2: 外部ディスクをNTFS形式でフォーマットする

  1. ボリュームの削除を開始する
    フォーマットする外部ディスクのボリュームを右クリックします。表示されるコンテキストメニューから「ボリュームの削除」を選んでクリックします。
  2. 削除の確認をする
    「このボリュームを削除すると、ボリューム上のデータはすべて失われます。」という警告メッセージが表示されます。内容を確認し、データのバックアップが完了している場合は「はい」をクリックして続行します。
  3. 未割り当て領域を確認する
    ボリュームが削除されると、該当するディスク領域が「未割り当て」と表示されることを確認します。
  4. 新しいシンプルボリュームウィザードを開始する
    「未割り当て」と表示された領域を右クリックします。表示されるメニューから「新しいシンプルボリューム」を選んでクリックします。
  5. ウィザードの開始
    「新しいシンプルボリュームウィザード」が開始されます。「次へ」をクリックして進みます。
  6. ボリュームサイズを指定する
    「ボリュームサイズの指定」画面が表示されます。外部ディスク全体を使用する場合は、既定で表示されている最大サイズから変更せずに「次へ」をクリックします。
  7. ドライブ文字を割り当てる
    「ドライブ文字またはパスの割り当て」画面が表示されます。「次のドライブ文字を割り当てる」が選択されていることを確認し、任意のドライブ文字を選んで「次へ」をクリックします。
  8. フォーマット設定を選択する
    「パーティションのフォーマット」画面が表示されます。「このボリュームを次の設定でフォーマットする」が選択されていることを確認します。
  9. ファイルシステムをNTFSに設定する
    「ファイルシステム」のドロップダウンメニューから「NTFS」を選択します。
  10. アロケーションユニットサイズを設定する
    「アロケーションユニットサイズ」は「既定」のままにします。これは、Windowsがディスクに最適なサイズを自動で設定することを意味します。
  11. ボリュームラベルを設定する
    「ボリュームラベル」には、ディスクの任意の名前を入力できます。例えば、「ExternalDrive」などと入力します。
  12. クイックフォーマットを実行する
    「クイックフォーマットを実行する」にチェックが入っていることを確認します。チェックを入れることで、フォーマット処理を迅速に完了させることができます。確認後、「次へ」をクリックします。
  13. 設定内容を確認し完了する
    「新しいシンプルボリュームウィザードの完了」画面が表示されます。これまでの設定内容を確認し、問題がなければ「完了」をクリックします。
  14. フォーマット完了を確認する
    フォーマットが完了すると、「ディスクの管理」ウィンドウで外部ディスクのファイルシステムが「NTFS」と表示されることを確認します。

※Windows 10での操作も基本的に同じ手順です。画面の見た目やアイコンデザインが一部異なりますが、メニューの項目名や操作の流れに大きな違いはありません。

フォーマット作業時の注意点と発生しがちな問題

外部ディスクのフォーマット作業は比較的簡単ですが、いくつかの注意点や問題が発生する可能性があります。

誤ったディスクをフォーマットしてしまう

複数の外部ディスクがPCに接続されている場合、目的ではないディスクを誤ってフォーマットしてしまう可能性があります。

「ディスクの管理」画面では、ディスクの番号、容量、ドライブ文字、ボリュームラベルなどを注意深く確認することが大切です。

特に、PC内蔵ディスクや重要なデータを保存している外部ディスクを誤って選択しないよう、細心の注意を払ってください。

データをバックアップせずにフォーマットしてしまう

フォーマット操作は、ディスク上のすべてのデータを完全に消去します。

この警告メッセージを無視して作業を進めてしまうと、取り返しのつかないデータ損失につながります。

外部ディスクをフォーマットする前には、必ず必要なファイルを別のストレージデバイスへバックアップしてください。

フォーマットが完了しない、エラーが発生する

フォーマット処理中にエラーが発生したり、処理が途中で停止したりすることがあります。

これは、外部ディスクの物理的な損傷、不良セクタの存在、またはPC側のUSBポートやケーブルの問題が原因である可能性があります。

まずは、別のUSBポートを試したり、別のUSBケーブルに交換したりして問題を切り分けてください。

また、Windowsの「エラーチェック」機能を利用して、ディスクの健全性を確認することも有効な対処法です。

  1. エラーチェックを開く
    エクスプローラーで該当のドライブを右クリックし、「プロパティ」を選びます。「ツール」タブを開き、「エラーチェック」欄の「チェック」をクリックします。
  2. スキャンと修復を実行する
    「ドライブをスキャンする」をクリックし、問題が見つかった場合は指示に従って修復を試みます。

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主なファイルシステムFAT32・exFAT・NTFSの比較

項目 FAT32 exFAT NTFS
最大ファイルサイズ 4GB ほぼ無制限 ほぼ無制限
最大ボリュームサイズ 2TB ほぼ無制限 ほぼ無制限
互換性 Windows、macOS、Linux、ゲーム機など多くのデバイスで読み書きできる Windows、macOS、Linuxの一部で読み書きできる Windowsで最適化され、macOSでは読み取り専用、Linuxでは限定的に読み書きできる
機能 基本的なデータ保存のみ 大容量データ保存、フラッシュドライブ向け 高度なセキュリティ、データ圧縮、ディスククォータ、ジャーナリング機能を持つ
使用場面 古いUSBメモリ、デバイス間のデータ共有、ブータブルメディア SDカード、USBメモリなど、大容量ファイルを扱うフラッシュストレージ Windowsのシステムドライブ、外部HDD、アプリケーション導入先

この記事では、エラーコード0x80073D23に遭遇した際の外部ディスクのフォーマット形式確認とNTFSへの変換手順を詳しく解説しました。

この手順を踏むことで、特定のファイルシステム要件に起因する導入失敗の問題を解決し、業務をスムーズに進めることが可能になります。

今後は、外部ストレージを使用する際に、用途に応じてNTFS、exFAT、FAT32の中から適切なファイルシステムを選択し、フォーマット形式の確認を習慣化しましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。