Windowsでシステムイメージバックアップを実行中に、エラーコード「0x8078012D」が表示されてバックアップが失敗することはありませんか。
このエラーは通常、バックアップ元またはバックアップ先のドライブに問題があることを示しています。
この記事では、ドライブのエラーをチェックし、修復することで、バックアップが正常に完了するよう解決する手順を詳しく解説します。
【要点】0x8078012Dエラー解決のためのドライブチェック
- ドライブのエラーチェック: バックアップ元またはバックアップ先のドライブにある論理エラーを修復しバックアップ失敗を解決します。
- システムファイルチェッカー: 破損したシステムファイルを修復しWindowsの安定性を高めエラー発生を防ぎます。
- DISMコマンドの実行: システムイメージの破損を修復しOSの健全性を回復することでバックアップを正常化します。
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目次
なぜWindowsバックアップエラー0x8078012Dが発生するのか
Windowsのシステムイメージバックアップ中に発生するエラーコード「0x8078012D」は、主にストレージデバイスの問題を示します。これは、バックアップを実行するドライブ、またはバックアップデータを保存するドライブのいずれかに異常がある場合に表示されます。
最も一般的な原因は、ドライブのファイルシステムが破損していること、または不良セクタが存在することです。これらの問題により、Windowsは必要なファイルを正しく読み書きできず、バックアッププロセスが中断されてしまいます。また、稀にシステムファイル自体が破損している場合も、このエラーが発生することがあります。
ファイルシステム破損と不良セクタ
ファイルシステムの破損とは、ドライブ上のデータ構造が整合性を失っている状態を指します。これにより、ファイルやフォルダの配置情報が不正となり、アクセスができなくなることがあります。
不良セクタは、ドライブの物理的な損傷により、データを正常に保存できない領域です。不良セクタがあると、バックアップ時にその領域の読み書きが失敗し、エラーの原因となります。
システムファイルの破損
Windowsの重要なシステムファイルが破損している場合も、バックアップ機能が正常に動作しないことがあります。これは、Windows Updateの失敗やウイルス感染など、様々な要因で発生する可能性があります。
0x8078012Dエラーを解決するドライブエラーチェック手順
0x8078012Dエラーを解決するためには、バックアップ元とバックアップ先のドライブをチェックし、必要に応じてシステムファイルを修復する手順を実行します。
事前準備: 重要なデータのバックアップ
ドライブのエラーチェックは、基本的に安全な操作です。しかし、万が一に備え、重要なデータは別のストレージに手動でバックアップしておくことを推奨します。
ドライブのエラーチェックを実行する
バックアップ元とバックアップ先の両方のドライブに対して、以下の手順でエラーチェックを実行してください。
- エクスプローラーを開く
タスクバーのフォルダアイコンをクリックしてエクスプローラーを起動します。 - 問題のドライブを選択する
左側のナビゲーションペインから「PC」を選択し、エラーチェックしたいドライブを右クリックします。 - プロパティを開く
表示されたコンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。 - 「ツール」タブに切り替える
プロパティウィンドウで「ツール」タブをクリックします。 - エラーチェックを実行する
「エラーチェック」セクションの「チェック」ボタンをクリックします。 - ドライブのスキャンと修復を実行する
「ドライブのスキャン」ウィンドウが表示されたら、「ドライブのスキャンと修復」を選択します。スキャンが開始され、検出されたエラーは自動的に修復されます。 - スキャン完了を待つ
スキャンと修復には時間がかかる場合があります。完了するまで待ち、結果を確認します。
Windows 10でも同様の操作でドライブのエラーチェックを実行できます。
システムファイルチェッカーを実行する
ドライブのエラーチェックで解決しない場合、システムファイルの破損が原因である可能性があります。システムファイルチェッカー「sfc /scannow」コマンドを実行して、破損したシステムファイルを修復します。
- コマンドプロンプトを管理者として開く
スタートボタンを右クリックし、「ターミナル 管理者」または「Windows PowerShell 管理者」を選択します。Windows 10の場合は「コマンドプロンプト 管理者」を選択します。 - sfcコマンドを実行する
コマンドプロンプトウィンドウで「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。 - スキャン完了を待つ
システムファイルの整合性チェックが開始されます。完了するまでウィンドウを閉じないでください。 - 結果を確認する
スキャンが完了すると、結果が表示されます。「Windows リソース保護は、整合性違反を検出し、正常に修復しました」と表示されれば修復は成功です。
DISMコマンドを実行する
sfcコマンドで解決しない場合、Windowsのシステムイメージ自体が破損している可能性があります。その際はDISM展開イメージのサービスと管理コマンドを実行して、システムイメージを修復します。
- コマンドプロンプトを管理者として開く
スタートボタンを右クリックし、「ターミナル 管理者」または「Windows PowerShell 管理者」を選択します。Windows 10の場合は「コマンドプロンプト 管理者」を選択します。 - DISMコマンドを実行する
コマンドプロンプトウィンドウで「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」と入力し、Enterキーを押します。 - 修復完了を待つ
システムイメージの修復が開始されます。完了するまで時間がかかる場合があります。 - PCを再起動する
修復が完了したらPCを再起動し、再度バックアップを試します。
エラーが解決しない場合の追加確認点と対処法
上記の手順を実行しても0x8078012Dエラーが解決しない場合は、以下の点を確認してください。
バックアップ先のドライブを確認できない場合
外付けHDDやネットワークドライブをバックアップ先にしている場合、そのドライブへの接続やアクセス権に問題がある可能性があります。
対処法:
- 外付けHDDはUSBケーブルが正しく接続されているか、電源が入っているかを確認してください。
- ネットワークドライブの場合は、PCからその共有フォルダにアクセスできるか、アクセス権限があるかを確認してください。
- バックアップ先のドライブがNTFS形式でフォーマットされているか確認してください。
バックアップ設定の見直しが必要な場合
特定のドライブやフォルダがエラーの原因となっている場合、バックアップ設定を見直すことでエラーを回避できることがあります。
対処法:
- バックアップ対象から、エラーチェックで問題が見つかったドライブを除外してバックアップを試してみてください。
- バックアップ先を別の物理ドライブに変更して、バックアップが成功するか確認してください。
- バックアップするデータ量を減らして、エラーが解消されるか試してみてください。
イベントビューアーで詳細を確認する
より詳細なエラーの原因を知るためには、イベントビューアーのログを確認することが有効です。エラー発生時のシステムログに、具体的な原因が記録されている場合があります。
確認手順:
- イベントビューアーを開く
スタートボタンを右クリックし、「イベントビューアー」を選択します。 - ログを確認する
左側のペインで「Windows ログ」を展開し、「システム」または「アプリケーション」を選択します。 - エラーイベントを探す
エラーが発生した時刻に近い「エラー」または「警告」レベルのイベントを探し、詳細情報を確認します。
Windows 10での操作の違い
本記事で解説したドライブのエラーチェック手順や、システムファイルチェッカー、DISMコマンドの実行方法は、Windows 10でもほぼ同様に操作できます。
コマンドプロンプトの起動方法が「スタートボタンを右クリックし、コマンドプロンプト 管理者を選択する」となる点が主な違いです。
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まとめ
Windowsのバックアップエラー0x8078012Dは、ドライブの問題が主な原因です。
この記事で解説したドライブのエラーチェック、システムファイルチェッカー、DISMコマンドの実行により、多くのケースでこのエラーを解決できます。
これらの手順を試した後、再度システムイメージバックアップを実行し、正常に完了することを確認してください。定期的なドライブメンテナンスとバックアップ設定の見直しで、安定した業務環境を維持できます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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