【Windows】「0x81000203」エラーでシステム保護が構成できない時のサービス修復手順 | エラーコード:0x81000203

【Windows】「0x81000203」エラーでシステム保護が構成できない時のサービス修復手順 | エラーコード:0x81000203
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Windowsでシステム保護を有効にしようとした際、「0x81000203」というエラーコードが表示され、設定が進まない状況にお困りではありませんか。

このエラーは、システム保護に必要なサービスが適切に動作していないことが主な原因です。

この記事では、このエラーを解決し、システム保護を正常に構成するためのサービス修復手順を詳しく解説します。

【要点】システム保護エラー0x81000203の解決策

  • ボリュームシャドウコピーサービス: システム保護の基盤となるサービスを開始し、自動起動に設定することでエラーを解消します。
  • Windows Backupサービス: バックアップ関連のサービスを適切に設定し、システム保護の正常な動作を支援します。
  • システム保護の再構成: 関連サービスを修復した後、システム保護機能を再び有効にして設定を完了させます。

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システム保護エラー0x81000203が発生する根本的な原因

システム保護機能は、Windowsの特定のサービスに依存して動作します。

エラーコード0x81000203が表示される主な原因は、システム保護の中核を担う「ボリュームシャドウコピーサービス」や「Windows Backup」サービスが停止している、またはスタートアップの種類が不適切に設定されていることにあります。

これらのサービスが正しく機能しないと、システムは復元ポイントを作成できず、結果としてシステム保護の構成に失敗します。

サービスの状態を確認し、必要に応じて設定を修正することが解決への第一歩です。

エラーコード0x81000203を解決するサービス修復手順

システム保護エラーを解決するためには、関連するWindowsサービスを適切に設定する必要があります。

以下の手順で、ボリュームシャドウコピーサービスとWindows Backupサービスの状態を確認し、修正してください。

ボリュームシャドウコピーサービスの確認と開始

  1. サービス管理ツールを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。次に「services.msc」と入力し、Enterキーを押してサービス管理ツールを起動します。
  2. ボリュームシャドウコピーサービスを探す
    サービスの一覧から「Volume Shadow Copy」をダブルクリックしてプロパティを開きます。
  3. スタートアップの種類とサービスの状態を設定する
    「全般」タブで「スタートアップの種類」を「手動」または「自動」に設定します。次に「サービスの状態」が「実行中」でない場合は、「開始」ボタンをクリックしてサービスを開始します。設定後、「適用」をクリックし「OK」で閉じます。

Windows Backupサービスの確認と開始

  1. Windows Backupサービスを探す
    サービス管理ツールの一覧から「Windows Backup」をダブルクリックしてプロパティを開きます。
  2. スタートアップの種類とサービスの状態を設定する
    「全般」タブで「スタートアップの種類」を「手動」または「自動」に設定します。次に「サービスの状態」が「実行中」でない場合は、「開始」ボタンをクリックしてサービスを開始します。設定後、「適用」をクリックし「OK」で閉じます。

システム保護の再構成

  1. システム保護設定画面を開く
    Windows 11の場合、スタートボタンを右クリックし「システム」を選択します。「関連リンク」の「システム保護」をクリックします。Windows 10の場合、スタートボタンを右クリックし「システム」を選択し、左側のメニューから「システムの保護」をクリックします。
  2. システム保護を有効にする
    「システムの保護」タブで、保護を構成したいドライブ(通常はCドライブ)を選択し、「構成」ボタンをクリックします。
  3. 設定を適用する
    「システムの保護を有効にする」を選択し、ディスク領域の使用量を調整します。「適用」をクリックし「OK」で閉じます。これでシステム保護が正常に構成できるはずです。

サービス修復後もシステム保護が構成できない場合の追加対処

上記のサービス修復手順を試してもシステム保護が構成できない場合は、Windowsシステムファイルの破損やレジストリ設定の問題が考えられます。

以下の追加対処法を試してみてください。

システムファイルチェッカーを実行する

システムファイルが破損している場合、システム保護関連のサービスが正しく動作しないことがあります。

システムファイルチェッカー(SFC)ツールを使用して、破損したファイルを修復できます。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
  2. SFCコマンドを実行する
    コマンドプロンプトウィンドウで「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。スキャンが完了するまでしばらく時間がかかります。
  3. PCを再起動する
    スキャンと修復が完了したら、PCを再起動し、システム保護の構成を再度試します。

DISMコマンドでシステムイメージを修復する

Windowsのシステムイメージ自体に問題がある場合、DISM(展開イメージのサービスと管理)ツールが有効です。

これは、システムファイルチェッカーでは解決できないより深いレベルの問題に対応します。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
  2. DISMコマンドを実行する
    以下のコマンドを1つずつ入力し、Enterキーを押します。
    DISM.exe /Online /Cleanup-image /Scanhealth
    DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
    各コマンドの実行には時間がかかります。
  3. PCを再起動する
    すべてのコマンドの実行が完了したら、PCを再起動し、システム保護の構成を再度試します。

レジストリ設定の確認と修正

特定のレジストリ設定が原因でサービスが開始できない場合があります。

レジストリの編集はシステムに重大な影響を与える可能性があるため、必ず事前にバックアップを取ってください。

  1. レジストリのバックアップを作成する
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログで「regedit」と入力し、Enterキーを押します。レジストリエディターが起動したら、「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択し、任意の場所にバックアップファイルを保存します。
  2. レジストリエディターでパスを開く
    以下のパスに移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\VSS
  3. 「Start」値を確認・修正する
    右側のペインで「Start」というDWORD値を見つけ、ダブルクリックします。値のデータが「4」(無効)になっている場合は、「2」(自動)または「3」(手動)に変更し、「OK」をクリックします。
  4. Windows Backupサービスのレジストリも確認する
    同様に以下のパスに移動し、「Start」値を確認・修正します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\wbengine
  5. PCを再起動する
    レジストリの変更を適用するため、PCを再起動し、システム保護の構成を再度試します。

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Windows 11とWindows 10のシステム保護設定画面の違い

Windows 11とWindows 10では、システム保護の設定画面へのアクセス方法や表示にわずかな違いがあります。

機能自体は同じですが、操作の際に戸惑わないよう確認しておきましょう。

項目 Windows 11 Windows 10
システム保護へのアクセス スタートボタンを右クリックし「システム」を選択。「関連リンク」の「システム保護」をクリック スタートボタンを右クリックし「システム」を選択。左側のメニューから「システムの保護」をクリック
設定画面のUI Windows 11のデザインに合わせた新しいウィンドウで表示される 従来のコントロールパネルのデザインに準じたウィンドウで表示される
機能の名称 「システムの保護」 「システムの保護」

基本的な設定項目や操作内容は共通しているため、どちらのバージョンでも本記事の手順で対応できます。

まとめ

この記事で解説したサービス修復手順と追加対処法を実行することで、エラーコード0x81000203を解決し、システム保護を正常に構成できるようになったことでしょう。

システム保護は、PCのトラブル発生時に重要なデータを守るための不可欠な機能です。

定期的に復元ポイントが作成されているか確認し、万が一の事態に備えてください。

今回修復したボリュームシャドウコピーサービスやWindows Backupサービスの状態も時々チェックすることをおすすめします。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。