【Windows】BITSセッションの消失をジョブの一括キャンセルとキャッシュ削除で直す手順 | エラーコード:0x80200013

【Windows】BITSセッションの消失をジョブの一括キャンセルとキャッシュ削除で直す手順 | エラーコード:0x80200013
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Windows Updateやアプリケーションのダウンロード中にエラーコード0x80200013が表示され、処理が中断されて困っていませんか。

このエラーは、Background Intelligent Transfer Service BITSセッションが予期せず終了した際に発生します。

この記事では、BITSジョブの一括キャンセルと関連キャッシュの削除を通じて、この問題を解決する具体的な手順を解説します。

手順を実行することで、中断されたダウンロードやアップデートを再開できるようになります。

【要点】BITSセッション消失エラー0x80200013の解決策

  • BITSジョブの一括キャンセル: 停止した転送ジョブをクリアし、新しいセッションの開始を可能にします。
  • BITS関連キャッシュの削除: 破損したキャッシュデータを排除し、Windows Updateなどの正常な動作を回復させます。
  • システムファイルチェッカーとDISMコマンド: システムファイルの破損が原因の場合に、OSの健全性を修復します。

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BITSセッション消失エラー0x80200013が発生する根本的な原因

エラーコード0x80200013は、Background Intelligent Transfer Service BITSセッションが予期せず終了した、または破損した状態を示します。

BITSは、Windows UpdateやMicrosoft Storeからのアプリダウンロード、OneDriveの同期など、バックグラウンドでのファイル転送を管理する重要なサービスです。

このサービスが正常に機能しないと、これらの処理が中断され、エラーが発生します。

主な原因としては、BITSのジョブキューに破損した情報が残っていること、不完全なダウンロードファイルがキャッシュに残っていること、またはシステムファイル自体に不整合が生じていることなどが挙げられます。

これらの問題が重なることで、BITSセッションが正常に確立されず、エラーコード0x80200013が表示される場合があります。

BITSジョブの一括キャンセルとキャッシュ削除でエラーを解消する手順

BITSセッションの消失エラー0x80200013を解決するためには、まず既存のBITSジョブをクリアし、関連するキャッシュファイルを削除することが効果的です。

この手順により、破損したジョブやキャッシュデータが排除され、BITSサービスが正常な状態に戻ります。

現在のBITSジョブの確認とキャンセル

  1. PowerShellを管理者として起動する
    スタートボタンを右クリックし、「Windowsターミナル 管理者」を選択します。ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
  2. 現在のBITSジョブを確認する
    PowerShellウィンドウで、Get-BitsTransfer と入力しEnterキーを押します。実行中の、または停止しているBITSジョブの一覧が表示されます。
  3. 全てのBITSジョブを一括でキャンセルする
    Get-BitsTransfer | Remove-BitsTransfer と入力しEnterキーを押します。これにより、全てのBITS転送ジョブがキャンセルされます。
  4. BITSジョブがキャンセルされたことを確認する
    再度 Get-BitsTransfer と入力しEnterキーを押します。何も表示されなければ、全てのジョブがキャンセルされています。

BITSサービスの再起動

BITSサービスを再起動することで、サービスの状態がリフレッシュされ、問題が解決する場合があります。

  1. BITSサービスを停止する
    PowerShellウィンドウで、Stop-Service BITS と入力しEnterキーを押します。
  2. BITSサービスを開始する
    次に、Start-Service BITS と入力しEnterキーを押します。

BITS関連キャッシュの削除とWindows Updateコンポーネントのリセット

BITSが使用するキャッシュやWindows Update関連のコンポーネントをリセットすることで、破損したデータが原因のトラブルを解決できます。

この手順は、Windows Updateの一時ファイルを削除する一般的な方法でもあります。

  1. 関連サービスを停止する
    PowerShellウィンドウで、以下のコマンドを1行ずつ入力しEnterキーを押します。
    net stop wuauserv
    net stop bits
    net stop cryptSvc
    net stop msiserver
  2. SoftwareDistributionフォルダの名前を変更する
    ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old と入力しEnterキーを押します。これにより、Windows Updateのキャッシュフォルダがリセットされます。
  3. catroot2フォルダの名前を変更する
    ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old と入力しEnterキーを押します。これにより、Windows Updateの署名データベースがリセットされます。
  4. 関連サービスを再開する
    以下のコマンドを1行ずつ入力しEnterキーを押します。
    net start wuauserv
    net start bits
    net start cryptSvc
    net start msiserver
  5. PowerShellウィンドウを閉じる
    全てのコマンドが実行されたら、PowerShellウィンドウを閉じます。

エラーが解決しない場合の追加チェックと対処法

上記のBITSジョブのキャンセルとキャッシュ削除を試してもエラーが解決しない場合、システムの深部に問題がある可能性があります。

以下の追加手順を試して、Windowsの健全性を確認してください。

システムファイルチェッカー SFCの実行

Windowsのシステムファイルが破損している場合、BITSサービスを含む多くの機能に影響を及ぼします。

システムファイルチェッカー SFCは、破損したシステムファイルを検出し、修復するツールです。

  1. PowerShellを管理者として起動する
    スタートボタンを右クリックし、「Windowsターミナル 管理者」を選択します。
  2. SFCスキャンを実行する
    PowerShellウィンドウで sfc /scannow と入力しEnterキーを押します。スキャンには時間がかかります。完了するまでPowerShellウィンドウを閉じないでください。
  3. スキャン結果を確認する
    スキャンが完了すると、システムファイルの整合性に関するメッセージが表示されます。問題が検出され修復された場合は、PCを再起動してください。

DISMコマンドの実行

Deployment Image Servicing and Management DISMツールは、Windowsシステムイメージの破損を修復するために使用されます。

SFCで解決できない問題がある場合に有効です。

  1. PowerShellを管理者として起動する
    スタートボタンを右クリックし、「Windowsターミナル 管理者」を選択します。
  2. DISMコマンドを実行する
    PowerShellウィンドウで DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth と入力しEnterキーを押します。この処理も時間がかかります。
  3. 完了後、PCを再起動する
    DISMコマンドの実行が完了したら、PCを再起動し、問題が解決したかを確認してください。

Windows Updateトラブルシューターの利用

BITSエラーがWindows Updateに関連している場合、専用のトラブルシューターが問題を発見し、自動的に修復する場合があります。

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンをクリックし、「設定」アイコンを選択します。
  2. トラブルシューターにアクセスする
    Windows 11の場合、「システム」メニューから「トラブルシューティング」を選択し、「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします。
    Windows 10の場合、「更新とセキュリティ」メニューから「トラブルシューティング」を選択します。
  3. Windows Updateトラブルシューターを実行する
    「Windows Update」の項目を見つけ、「実行」または「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。画面の指示に従って診断と修復を進めます。

セキュリティソフトの一時停止

ご使用のセキュリティソフトが、BITSサービスによるファイル転送を誤ってブロックしている場合があります。

一時的にセキュリティソフトを無効にして、問題が解決するかどうかを確認してください。

ただし、セキュリティソフトを無効にしている間は、悪意のあるソフトウェアからの保護が低下するため、インターネットから切断するなど、注意して作業を進めてください。

問題が解決した場合は、セキュリティソフトの設定を見直し、BITSサービスがブロックされないように設定を変更するか、別のセキュリティソフトの利用を検討してください。

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Windows 11とWindows 10のBITS関連コマンドの違い

BITSに関する基本的なPowerShellコマンドやサービス管理の仕組みは、Windows 11とWindows 10で大きな違いはありません。

しかし、設定画面へのアクセス方法やUIの配置に一部違いがあります。

項目 Windows 11での操作 Windows 10での操作
PowerShell管理者起動 スタートボタン右クリック → Windowsターミナル 管理者 スタートボタン右クリック → Windows PowerShell 管理者
設定アプリへのアクセス スタートボタン → 設定 スタートボタン → 設定
トラブルシューター 設定 → システム → トラブルシューティング → その他のトラブルシューティングツール 設定 → 更新とセキュリティ → トラブルシューティング
サービス管理ツール スタートボタン右クリック → コンピューターの管理 → サービスとアプリケーション → サービス スタートボタン右クリック → コンピューターの管理 → サービスとアプリケーション → サービス

まとめ

この記事で解説したBITSジョブの一括キャンセルとキャッシュ削除の手順により、Windows Updateやアプリのダウンロードが中断されるエラーコード0x80200013の解決が期待できます。

解決しない場合は、システムファイルチェッカーやDISMコマンドでOSの健全性を修復することも有効です。

これらの手順を実行することで、Windowsのバックグラウンド転送サービスが正常に機能し、業務をスムーズに進められるようになります。

今後のWindows Updateやアプリケーションのインストール時に、同様のエラーが発生しにくくなるでしょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。