【Windows】ブラウザのハードウェアアクセラレータをオフにして動画再生時のカクつきを抑える手順

【Windows】ブラウザのハードウェアアクセラレータをオフにして動画再生時のカクつきを抑える手順
🛡️ 超解決

職場で動画コンテンツを視聴する際、再生がスムーズでなくカクつく現象に困っていませんか。この問題は、ブラウザのハードウェアアクセラレータの設定が原因で発生している可能性があります。ハードウェアアクセラレータが適切に機能しないと、動画処理が不安定になることがあります。この記事では、主要なブラウザでハードウェアアクセラレータをオフにし、動画再生時のカクつきを解消する具体的な手順を解説します。

【要点】動画再生のカクつきを解消するブラウザ設定

  • Edgeのハードウェアアクセラレータ設定: ブラウザのシステム設定からハードウェアアクセラレータを無効にし、動画再生の安定性を向上させます。
  • Chromeのハードウェアアクセラレータ設定: ブラウザの詳細設定からハードウェアアクセラレータを無効にし、動画再生時の不具合を解決します。
  • グラフィックドライバーの更新: ハードウェアアクセラレータをオフにしても改善しない場合、グラフィックドライバーを最新の状態に更新し、システムの安定化を図ります。

ADVERTISEMENT

ハードウェアアクセラレータが動画再生をカクつかせる理由

ハードウェアアクセラレータとは、ブラウザがWebページの表示や動画再生などの処理を行う際に、パソコンのグラフィック処理装置であるGPUを積極的に利用する機能です。通常、この機能はCPUの負担を軽減し、より高速でスムーズな処理を実現するために役立ちます。

しかし、パソコンのグラフィックドライバーが古かったり、特定のGPUとの相性が悪かったりする場合、ハードウェアアクセラレータが期待通りに機能しないことがあります。この機能不全が原因で、動画再生時に画面がカクついたり、音飛びが発生したりする現象が起こるのです。ハードウェアアクセラレータをオフにすると、これらの処理はCPUが担当することになり、一時的に問題が解消される場合があります。

特にビジネス用途で利用するWeb会議システムやオンライン動画教材などで、画面共有や動画視聴が不安定になる場合、この設定の見直しが有効な解決策となります。

Edgeでハードウェアアクセラレータをオフにする手順

  1. Edgeを起動する
    タスクバーまたはスタートメニューからEdgeを起動します。
  2. 設定を開く
    ウィンドウ右上にある「設定など」メニューアイコン、縦に並んだ3つの点、をクリックします。表示されたメニューから「設定」を選択してください。
  3. システムとパフォーマンスに移動する
    設定画面の左側ペインで「システムとパフォーマンス」をクリックします。
  4. ハードウェアアクセラレータを無効にする
    右側の画面に表示される「利用可能な場合はハードウェアアクセラレータを使用する」という項目を探します。この項目のトグルスイッチをクリックしてオフにします。スイッチが灰色になれば無効化されています。
  5. Edgeを再起動する
    設定変更を適用するため、Edgeを一度完全に終了し、再度起動してください。すべてのEdgeウィンドウを閉じてから再起動することが重要です。

この手順はWindows 11を基準に解説していますが、Windows 10でもEdgeのバージョンが最新であれば同様の操作で設定変更が可能です。

Chromeでハードウェアアクセラレータをオフにする手順

  1. Chromeを起動する
    タスクバーまたはスタートメニューからChromeを起動します。
  2. 設定を開く
    ウィンドウ右上にある「Google Chromeの設定」メニューアイコン、縦に並んだ3つの点、をクリックします。表示されたメニューから「設定」を選択してください。
  3. システムに移動する
    設定画面の左側ペインで「システム」をクリックします。
  4. ハードウェアアクセラレーションを無効にする
    右側の画面に表示される「使用可能な場合はハードウェア アクセラレーションを使用する」という項目を探します。この項目のトグルスイッチをクリックしてオフにします。スイッチが灰色になれば無効化されています。
  5. Chromeを再起動する
    設定変更を適用するため、Chromeを一度完全に終了し、再度起動してください。「再起動」ボタンが表示される場合はそれをクリックすると便利です。

この手順はWindows 11を基準に解説していますが、Windows 10でもChromeのバージョンが最新であれば同様の操作で設定変更が可能です。

ADVERTISEMENT

ハードウェアアクセラレータをオフにしてもカクつきが改善しない場合の対処法

グラフィックドライバーが古い、または破損している場合

ハードウェアアクセラレータをオフにしても動画再生の不具合が続く場合、グラフィックドライバー自体に問題がある可能性があります。ドライバーが古い、または破損していると、GPUの性能が十分に発揮されず、CPUに過度な負担がかかることがあります。

  1. デバイスマネージャーを開く
    スタートボタンを右クリックし、メニューから「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. ディスプレイアダプターを展開する
    デバイスマネージャーウィンドウで「ディスプレイアダプター」の左にある矢印をクリックし、一覧を展開します。
  3. ドライバーを更新する
    グラフィックボードの名前を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
  4. 自動検索または手動で検索する
    「ドライバーを自動的に検索」を選択すると、Windowsが最新のドライバーを探します。もし見つからない場合や、最新版を適用したい場合は、グラフィックボードメーカーの公式サイトから直接ダウンロードして手動でインストールすることも可能です。
  5. パソコンを再起動する
    ドライバーの更新が完了したら、パソコンを再起動して変更を適用してください。

ブラウザのキャッシュやデータが蓄積されている場合

長期間ブラウザを使用していると、キャッシュや閲覧履歴、クッキーなどのデータが大量に蓄積され、ブラウザの動作が重くなることがあります。これにより、動画再生にも影響が出ることが考えられます。

  1. ブラウザの設定を開く
    EdgeまたはChromeの設定画面を開きます。
  2. プライバシーとセキュリティの項目を探す
    Edgeでは「プライバシー、検索、サービス」を、Chromeでは「プライバシーとセキュリティ」を選択します。
  3. 閲覧データをクリアする
    Edgeでは「閲覧データをクリア」の「今すぐ閲覧データをクリア」にある「クリアするデータの選択」をクリックします。Chromeでは「閲覧履歴データの削除」をクリックします。
  4. 削除する項目を選択する
    「閲覧の履歴」「Cookieとその他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。期間は「すべての期間」を選択し、「今すぐクリア」または「データを削除」ボタンをクリックします。
  5. ブラウザを再起動する
    キャッシュクリア後、ブラウザを再起動して動画再生を試してください。

Windows Updateが適用されていない場合

WindowsのOS自体が最新の状態でない場合、システム全体のパフォーマンスや安定性に問題が生じることがあります。最新の更新プログラムには、パフォーマンス改善やセキュリティ強化が含まれているため、定期的な適用が重要です。

  1. Windowsの設定を開く
    スタートボタンをクリックし、「設定」アイコンを選択します。
  2. Windows Updateに移動する
    設定画面の左側ペインで「Windows Update」をクリックします。
  3. 更新プログラムを確認する
    右側の画面で「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。利用可能な更新プログラムがあれば、ダウンロードしてインストールします。
  4. パソコンを再起動する
    更新プログラムのインストール後、指示に従ってパソコンを再起動してください。

他のブラウザで試すと改善する場合

特定のブラウザでのみ問題が発生する場合、そのブラウザ固有の設定や拡張機能が原因である可能性もあります。別のブラウザ、例えばFirefoxやBraveなどで同じ動画を再生し、カクつきが発生しないか確認してください。

他のブラウザで問題なく再生できる場合は、元のブラウザの再インストールや、導入している拡張機能の無効化を検討する価値があります。

この記事では、EdgeとChromeのハードウェアアクセラレータをオフにすることで、動画再生時のカクつきを解消する手順を解説しました。これらの設定変更により、スムーズな動画視聴環境を取り戻し、業務効率の向上に繋がるはずです。もし問題が解決しない場合でも、グラフィックドライバーの更新やブラウザのキャッシュクリア、Windows Updateの適用を試すことで、さらに安定したシステム環境を構築できます。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。