【Windows】ブラウザのスタートアップブーストを無効化してPC起動直後のメモリ負荷を減らす手順

【Windows】ブラウザのスタートアップブーストを無効化してPC起動直後のメモリ負荷を減らす手順
🛡️ 超解決

PCを起動した直後に動作が重いと感じたことはありませんか。これはブラウザの「スタートアップブースト」機能が原因かもしれません。

この機能はブラウザを速く起動させる一方で、PC起動時からメモリを消費します。この記事では、このスタートアップブーストを無効化し、PC起動直後のメモリ負荷を軽減する手順を解説します。

手順を実行することで、PCの起動直後のパフォーマンスを改善できるでしょう。

【要点】ブラウザのスタートアップブーストを無効にする

  • Edgeのスタートアップブースト設定: Edgeの設定からスタートアップブースト機能を停止し、PC起動時のメモリ使用量を抑えます。
  • Chromeの起動時ブースト設定: Chromeの設定から起動時ブースト機能を停止し、同様にPC起動時のリソース消費を減らします。
  • 設定変更後の動作確認: PCの再起動後にブラウザの起動速度やメモリ使用量を確認し、変更の効果を評価します。

ADVERTISEMENT

ブラウザのスタートアップブースト機能とは

ブラウザのスタートアップブースト機能は、PC起動時やブラウザを閉じた後も、バックグラウンドでブラウザの一部プロセスを動作させ続ける機能です。これにより、次にブラウザを起動する際の時間が大幅に短縮されます。

特にEdgeやChromeといった主要なブラウザに搭載されており、ユーザーがウェブブラウジングをすぐに開始できるよう設計されています。しかし、この利便性の裏側には、PCのメモリを常に消費するという側面もあります。

Edgeのスタートアップブーストの概要

Edgeのスタートアップブーストは、Windows 11やWindows 10のPC起動時に自動的に有効になることがあります。この機能が有効な場合、EdgeのプロセスはPCの起動と同時にバックグラウンドでロードされます。

これにより、タスクバーやデスクトップからEdgeのアイコンをクリックした際に、ほぼ瞬時にブラウザが開きます。頻繁にEdgeを使用するユーザーにとっては非常に便利な機能ですが、PCのメモリ容量が少ない場合や、起動直後から他の重いアプリケーションを使用する場合には、PC全体の動作が遅くなる原因となる可能性もあります。

Chromeの起動時ブーストの概要

Chromeにも同様の機能として「起動時ブースト」があります。この機能は、Chromeを閉じた後もバックグラウンドで動作し続けることで、次にChromeを開く際の速度を向上させます。

Edgeのスタートアップブーストと同様に、Chromeの起動時ブーストもPCのリソースを消費します。特に複数のタブや拡張機能を常に開いているユーザーの場合、この機能が有効になっていると、バックグラウンドでのメモリ消費がさらに増加する傾向にあります。

PCのパフォーマンスを優先したい場合は、これらのブースト機能を無効にすることが有効な対策となります。

Edgeのスタートアップブーストを無効にする手順

Edgeのスタートアップブーストを無効にすることで、PC起動直後のメモリ負荷を軽減できます。以下の手順で設定を変更してください。

  1. Edgeを開く
    デスクトップのEdgeアイコンをクリックするか、スタートメニューからEdgeを起動します。
  2. 設定画面を開く
    Edgeのウィンドウ右上にある「…」(設定など)アイコンをクリックします。表示されるメニューの中から「設定」を選択してください。
  3. システムとパフォーマンスの設定に移動する
    設定画面の左側ペインにある「システムとパフォーマンス」をクリックします。
  4. スタートアップブーストを無効にする
    「システムとパフォーマンス」の画面内に「スタートアップブースト」の項目があります。「Microsoft Edgeの起動パフォーマンスを向上させます」という説明文の横にあるトグルスイッチをオフにします。スイッチが灰色になれば無効化は完了です。
  5. Edgeを再起動する
    設定変更を確実に適用するため、Edgeを一度完全に閉じてから再度起動してください。PCを再起動すると、スタートアップブーストの効果がなくなったことを確認できます。

Chromeの起動時ブーストを無効にする手順

Chromeの起動時ブーストを無効にすることで、PC起動時のメモリ使用量を抑えられます。以下の手順で設定を変更してください。

  1. Chromeを開く
    デスクトップのChromeアイコンをクリックするか、スタートメニューからChromeを起動します。
  2. 設定画面を開く
    Chromeのウィンドウ右上にある「︙」(Google Chromeの設定)アイコンをクリックします。表示されるメニューの中から「設定」を選択してください。
  3. システムの設定に移動する
    設定画面の左側ペインにある「システム」をクリックします。
  4. 起動時ブーストを無効にする
    「システム」の画面内に「起動時ブースト」の項目があります。「Chromeを閉じた後もバックグラウンドアプリの処理を続行する」という説明文の横にあるトグルスイッチをオフにします。スイッチが灰色になれば無効化は完了です。
  5. Chromeを再起動する
    設定変更を確実に適用するため、Chromeを一度完全に閉じてから再度起動してください。PCを再起動すると、起動時ブーストの効果がなくなったことを確認できます。

ADVERTISEMENT

スタートアップブーストを無効にする際の注意点

ブラウザのスタートアップブースト機能を無効にすると、PCのメモリ負荷は軽減されますが、いくつかの注意点があります。設定変更前に確認しておきましょう。

PC起動直後のブラウザ起動速度の変化

スタートアップブーストを無効にすると、PC起動直後にブラウザを初めて開く際の速度が遅くなる可能性があります。これは、ブラウザがバックグラウンドで待機していないため、初回起動時にすべてのプロセスをロードする必要があるためです。

頻繁にPC起動直後にブラウザを使う場合、この速度低下が気になるかもしれません。ご自身の利用状況に合わせて、メモリ負荷の軽減と起動速度のどちらを優先するかを検討してください。

メモリ使用量の確認方法

スタートアップブースト無効化の効果を確認するためには、タスクマネージャーでメモリ使用量を確認するのが有効です。以下の手順で確認できます。

  1. タスクマネージャーを開く
    タスクバーを右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。または、Ctrl + Shift + Escキーを押して直接開くことも可能です。
  2. プロセスタブを確認する
    タスクマネージャーの「プロセス」タブを開きます。
  3. ブラウザのプロセスを探す
    「バックグラウンドプロセス」セクションに、EdgeやChromeのプロセスが存在しないか、またはメモリ使用量が大幅に減少していることを確認します。

PCを再起動する前と後でこの確認を行うことで、変更の効果を具体的に把握できます。

他のスタートアッププログラムとの兼ね合い

ブラウザのスタートアップブーストだけでなく、他にもPC起動時に自動で実行されるプログラムが多数存在します。これらのプログラムもメモリやCPUリソースを消費するため、PCの起動速度や動作に影響を与えます。

タスクマネージャーの「スタートアップ」タブを確認し、不要なプログラムを無効にすることも、PC全体のパフォーマンス改善に繋がります。ブラウザの設定変更と合わせて、他のスタートアッププログラムも見直してみましょう。

EdgeとChromeのスタートアップブースト設定の比較

EdgeとChromeは、それぞれ異なる名称で同様の機能を搭載しています。ここでは、両者の設定項目と特徴を比較します。

項目 Edge(スタートアップブースト) Chrome(起動時ブースト)
機能名 スタートアップブースト 起動時ブースト
設定場所 設定 > システムとパフォーマンス 設定 > システム
主な効果 PC起動時のEdgeの起動速度を向上させる Chromeを閉じた後の次回起動速度を向上させる
無効化の影響 PC起動直後の初回Edge起動が遅くなる Chromeを閉じた後の次回起動が遅くなる
メモリ消費 PC起動時からバックグラウンドでメモリを消費する Chromeを閉じた後もバックグラウンドでメモリを消費する

両機能とも、利便性と引き換えにリソースを消費する点は共通です。ご自身のPC環境と利用習慣に合わせて、最適な設定を選択してください。

まとめ

この記事では、EdgeとChromeのスタートアップブースト機能を無効化し、PC起動時のメモリ負荷を軽減する手順を解説しました。

設定を変更することで、PC起動直後の動作が改善され、より快適に業務を開始できるようになったでしょう。

メモリ使用量をタスクマネージャーで確認し、PCのパフォーマンスが向上したかを確認してください。他のスタートアッププログラムも見直すことで、さらにPCの全体的な動作速度を改善できます。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。