【Windows】読み取り部品の認識不全を基盤設定の有効化で解消する手順

【Windows】読み取り部品の認識不全を基盤設定の有効化で解消する手順
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Windowsで指紋リーダーやスマートカードリーダーなどの読み取り部品が突然認識されなくなり、業務に支障が出ている場合があるでしょう。

この問題は、パソコンの基盤設定であるUEFIまたはBIOSで、該当のデバイスが無効になっていることが原因かもしれません。

この記事では、UEFI/BIOS設定を確認し、読み取り部品を有効化して認識不全を解消する具体的な手順を解説します。

【要点】読み取り部品の認識不全をUEFI/BIOS設定で解消するポイント

  • UEFI/BIOS設定画面へのアクセス: Windows 11の「設定」から再起動するか、起動時に特定のキーを押して設定画面に入ります。
  • セキュリティまたは周辺機器設定の確認: 「Security」「Peripherals」「Advanced」などのメニューで、目的の読み取り部品が有効になっているかを確認します。
  • 設定の保存と再起動: 変更した設定を保存し、パソコンを再起動することで、新しい設定が適用されます。

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読み取り部品の認識不全が起こる根本的な原因

Windowsで指紋リーダーやスマートカードリーダーなどの読み取り部品が認識されない場合、その根本的な原因はパソコンの基盤設定にあることが多くあります。

この基盤設定はUEFIまたはBIOSと呼ばれ、OSが起動する前にハードウェアを管理する役割を担っています。

セキュリティ強化や省電力化のため、一部のデバイスやポートが初期設定で無効になっているケースが存在します。

例えば、指紋リーダーやスマートカードリーダーは、セキュリティ関連のデバイスとしてUEFI/BIOSレベルで個別に有効化が必要な場合があります。

ハードウェア自体がUEFI/BIOSで無効化されていると、Windowsが起動してもそのデバイスを認識できません。

この場合、デバイスドライバーの問題ではなく、ハードウェアそのものがOSから見えない状態になっているため、UEFI/BIOS設定での有効化が必須となります。

UEFI/BIOS設定で読み取り部品を有効化する手順

ここでは、Windows 11を基準として、UEFI/BIOS設定にアクセスし、読み取り部品を有効化する具体的な手順を説明します。

お使いのパソコンのメーカーやモデルによって、UEFI/BIOSの設定画面や項目名は異なる場合があります。

  1. UEFI/BIOS設定画面へのアクセス
    Windows 11の「設定」アプリを開きます。左側のメニューから「Windows Update」を選択し、「詳細オプション」をクリックします。さらに「回復」をクリックし、「PCの起動をカスタマイズする」の下にある「今すぐ再起動」ボタンをクリックします。再起動後、「オプションの選択」画面が表示されたら、「トラブルシューティング」を選択し、「詳細オプション」をクリックします。そして「UEFIファームウェアの設定」を選択し、「再起動」をクリックすると、UEFI/BIOS設定画面に入れます。
  2. 設定項目の特定
    UEFI/BIOS設定画面に入ったら、「Security」「Peripherals」「Advanced」「Integrated Peripherals」などの項目を探します。これらの項目の中に、指紋リーダー「Fingerprint Reader」、スマートカードリーダー「Smart Card Reader」、USBコントローラー「USB Controller」といった、認識させたい読み取り部品に関連する設定があるはずです。
  3. デバイスの有効化
    該当する読み取り部品の設定項目を見つけたら、その設定を「Enabled」または「有効」に変更します。通常、「Disabled」または「無効」になっている項目を切り替えます。
  4. 設定の保存と終了
    設定変更後、変更内容を保存してUEFI/BIOS設定画面を終了します。多くの場合、F10キーを押すと「Save and Exit」(保存して終了)の選択肢が表示されます。指示に従って変更を保存し、パソコンを再起動します。
  5. Windows起動後の確認
    Windowsが起動したら、「デバイスマネージャー」を開いて、目的の読み取り部品が正常に認識されているかを確認します。「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。該当するデバイスカテゴリを展開し、デバイス名が表示され、エラーアイコンがないことを確認します。

基盤設定変更後の追加確認と注意点

UEFI/BIOS設定を変更した後も読み取り部品が認識されない場合や、設定変更時に迷う場合の対処法を説明します。

UEFI/BIOS設定項目が見つからない、または変更できない

お使いのパソコンのメーカーやモデル、UEFI/BIOSのバージョンによって、設定画面の構成や項目名は大きく異なります。

「Security」や「Advanced」といった一般的なメニューだけでなく、「Boot」や「Main」の中に隠れている場合もあります。

もし項目が見つからない場合は、パソコンの取扱説明書を確認するか、メーカーのサポートウェブサイトでUEFI/BIOS設定ガイドを検索してください。

また、設定変更に管理者パスワードが必要な場合もあります。

UEFI/BIOSで有効化しても認識しない

UEFI/BIOSでデバイスを有効化してもWindowsが認識しない場合、デバイスドライバーに問題がある可能性があります。

デバイスマネージャーで該当デバイスに黄色い警告マークが付いていないか確認します。

もし警告マークがある場合、ドライバーの更新または再インストールを試してください。

パソコンメーカーのウェブサイトから最新のドライバーをダウンロードし、インストールすることが推奨されます。

また、Windows Updateを実行して、最新の更新プログラムが適用されているかも確認しましょう。

誤った設定変更による起動不能

UEFI/BIOS設定はパソコンの基本的な動作に関わる重要な部分です。

不慣れな設定変更は、Windowsが起動しなくなるなどの深刻な問題を引き起こす可能性があります。

もし誤った設定をしてしまい、起動に問題が発生した場合は、UEFI/BIOS設定画面で「Load Default Settings」や「Factory Default」といった項目を選択し、設定を初期化することを検討してください。

初期化の方法はメーカーによって異なるため、取扱説明書を確認することが重要です。

解決が難しい場合は、パソコンメーカーのサポートに相談することをおすすめします。

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Windows 11とWindows 10のUEFI/BIOSアクセス方法の違い

Windows 11とWindows 10では、UEFI/BIOS設定画面へのアクセス方法にわずかな違いがあります。

ここでは、それぞれのOSでのアクセス手順を比較します。

項目 Windows 11でのアクセス方法 Windows 10でのアクセス方法
設定アプリ経由 「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」→「回復」→「PCの起動をカスタマイズする」→「今すぐ再起動」 「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」→「PCの起動をカスタマイズする」→「今すぐ再起動」
再起動後の選択肢 「オプションの選択」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」→「再起動」 「オプションの選択」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」→「再起動」
起動時キー操作 電源投入直後にF2、Del、F10などのキーを連打(メーカーによる) 電源投入直後にF2、Del、F10などのキーを連打(メーカーによる)

まとめ

この記事では、Windowsで読み取り部品が認識されない問題に対し、UEFI/BIOS設定を有効化して解消する手順を解説しました。

UEFI/BIOS設定にアクセスし、該当するデバイスを有効化することで、多くの認識不全の問題が解決できるでしょう。

もし有効化後も問題が続く場合は、デバイスマネージャーでドライバーの状態を確認し、必要に応じてドライバーの更新を行ってください。

この手順で、指紋リーダーやスマートカードリーダーなどの重要な読み取り部品が正常に機能するようになるはずです。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。