【Windows】「デバイスのセットアップを完了しましょう」という通知を永久に消す手順

【Windows】「デバイスのセットアップを完了しましょう」という通知を永久に消す手順
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Windowsを使用中に「デバイスのセットアップを完了しましょう」という通知が頻繁に表示され、業務に集中できないと困っている方もいるでしょう。

この通知は、初期設定や機能の導入を促す目的がありますが、既に設定済みのユーザーにとっては煩わしいものです。

この記事では、この通知を完全に停止させるための具体的な手順を解説します。煩わしい通知から解放され、快適な作業環境を取り戻しましょう。

【要点】「デバイスのセットアップを完了しましょう」通知を停止する

  • 設定アプリからの通知停止: Windowsのヒントやおすすめの通知を個別に無効化できます。
  • レジストリ編集による通知停止: 「Windowsへようこそ」エクスペリエンスを根本から停止させ、通知の再発を防ぎます。
  • レジストリのバックアップ: レジストリ編集前にシステムの状態を保護し、安全に作業を進められます。

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なぜデバイスのセットアップ通知が表示されるのか

「デバイスのセットアップを完了しましょう」という通知は、Windowsがユーザーに初期設定の完了や新機能の活用を促すために表示するものです。

これは「Windowsへようこそ」エクスペリエンスの一部であり、Microsoftアカウントとの連携、OneDriveのセットアップ、Edgeの使用促進、Windows Helloの設定など、Windowsの推奨機能を導入するように誘導します。

本来はユーザー体験を向上させる目的で設計されていますが、既にこれらの設定が完了している場合や、特定の用途でPCを利用しているユーザーにとっては、繰り返し表示される通知は不要で、作業の妨げとなることがあります。

通知は、Windowsのコンテンツ配信マネージャーによって管理されており、関連する設定やレジストリを変更することで停止できます。

通知が表示される主な原因

この通知が表示される主な原因は、WindowsのContent Delivery Managerが有効になっているためです。

この機能は、Microsoftが提供するコンテンツや推奨事項をユーザーに配信する役割を持っています。

具体的には、Windowsのヒント、おすすめのアプリ、Windowsスポットライトの背景画像などがこれに含まれます。

「デバイスのセットアップを完了しましょう」もその一つであり、特定のレジストリ値が通知の表示を制御しています。

デバイスのセットアップ通知を停止する手順

「デバイスのセットアップを完了しましょう」という通知を停止するには、まず設定アプリから一般的な通知を無効にし、次にレジストリを編集して根本的な通知機能を停止します。

設定アプリから通知を停止する

まずはWindowsの設定から、関連する通知を無効にする手順です。

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。または、キーボードのWindowsキー + I を押して開きます。
  2. 通知設定に移動する
    左側のナビゲーションメニューから「システム」を選択し、右側の項目から「通知」をクリックします。
  3. 通知の表示設定を変更する
    「通知」セクションの一番上にある「通知」トグルをオフにすると、すべての通知を停止できます。特定の通知のみを停止したい場合は、「アプリとその他の送信者からの通知」の下にある一覧から「Windowsのヒントとおすすめの設定」を探し、そのトグルをオフにします。
  4. Windows 10の場合の補足
    Windows 10では、「設定」→「システム」→「通知とアクション」の順に進みます。その後、「Windowsの機能に関するヒントや提案を表示する」のチェックボックスをオフにしてください。

レジストリを編集して通知を完全に停止する

設定アプリでの変更だけでは、通知が再発する場合があります。レジストリを編集することで、通知機能を根本から無効化し、再発を防止できます。

レジストリの編集はシステムに影響を与える可能性があるため、作業前に必ずバックアップを取得してください。

レジストリのバックアップを取得する

  1. レジストリエディターを開く
    検索バーに「regedit」と入力し、「レジストリエディター」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. レジストリ全体をエクスポートする
    レジストリエディターの左上にある「ファイル」メニューをクリックし、「エクスポート」を選択します。
  3. 保存場所とファイル名を指定する
    任意の場所に、分かりやすいファイル名(例:RegistryBackup_YYYYMMDD)を付けて保存します。エクスポート範囲は「すべて」を選択してください。これにより、万が一問題が発生した場合でも、元の状態に復元できます。

ContentDeliveryManagerの設定を変更する

  1. レジストリエディターを開く
    検索バーに「regedit」と入力し、「レジストリエディター」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. 対象のパスへ移動する
    アドレスバーに「HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ContentDeliveryManager」と入力し、Enterキーを押します。
  3. 値を変更する
    右側のペインで以下のDWORD値を探し、ダブルクリックして値を「0」に変更します。値が存在しない場合は、無理に作成する必要はありません。存在する値のみを変更してください。
    • SubscribedContent-310093Enabled: 「デバイスのセットアップを完了しましょう」通知の主要な制御値です。
    • SubscribedContent-338383Enabled: その他の推奨コンテンツの制御値です。
    • SilentInstalledAppsEnabled: サイレントインストールされたアプリの通知を制御します。
    • ContentDeliveryAllowed: コンテンツ配信全般を許可するかどうかを制御します。
    • OEMPreInstalledAppsEnabled: OEMプリインストールアプリの通知を制御します。
    • PreInstalledAppsEnabled: プリインストールアプリの通知を制御します。
    • RotatingLockScreenEnabled: ロック画面のコンテンツ(Windowsスポットライトなど)を制御します。
    • SoftLandingEnabled: ソフトランディング体験(初回起動時のガイドなど)を制御します。
    • SystemPaneSuggestionsEnabled: システムパネルの提案を制御します。
    • TailoredExperiencesWithDiagnosticDataEnabled: 診断データに基づくカスタマイズされたエクスペリエンスを制御します。
  4. レジストリエディターを閉じる
    すべての変更が完了したら、レジストリエディターを閉じます。

WindowsConsumerFeaturesを無効にする

さらに、Windowsのコンシューマー向け機能を無効にすることで、関連する通知を抑制できます。この設定は、主にビジネス環境で利用されます。

  1. レジストリエディターを開く
    検索バーに「regedit」と入力し、「レジストリエディター」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. 対象のパスへ移動する
    アドレスバーに「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\CloudContent」と入力し、Enterキーを押します。
  3. DisableWindowsConsumerFeaturesを作成または変更する
    右側のペインで「DisableWindowsConsumerFeatures」というDWORD値を探します。もし存在しない場合は、右クリックして「新規」→「DWORD 32ビット値」を選択し、「DisableWindowsConsumerFeatures」という名前で作成します。
  4. 値を変更する
    「DisableWindowsConsumerFeatures」をダブルクリックし、値のデータを「1」に変更します。
  5. レジストリエディターを閉じる
    すべての変更が完了したら、レジストリエディターを閉じます。
  6. PCを再起動する
    レジストリの変更をシステムに適用するため、PCを再起動します。

通知が消えない場合の対処と注意点

上記の手順を実行しても通知が消えない場合や、予期せぬ問題が発生した場合の対処法を説明します。

Windows Update後に通知が再発してしまう

Windows Updateが適用された後、レジストリの設定が初期値に戻り、通知が再発することが稀にあります。

その場合は、再度レジストリ編集の手順を実行してください。定期的に設定が維持されているか確認することも有効です。

レジストリ値を誤って編集してしまった

レジストリの編集は、Windowsの動作に直接影響を与えます。誤った値を設定したり、重要なキーを削除したりすると、システムが不安定になる可能性があります。

もし誤って編集してしまった場合は、作業前にエクスポートしておいたレジストリバックアップファイル(.regファイル)をダブルクリックしてインポートし、元の状態に戻してください。

その後、PCを再起動して問題が解決するか確認します。バックアップがない場合は、システムの復元ポイントを利用することも検討してください。

Windows 10での操作の違い

Windows 10でも基本的な通知停止の考え方は同じですが、設定メニューの名称やパスが一部異なります。

Windows 10の設定アプリでは、「システム」→「通知とアクション」の順に移動します。レジストリのパスはWindows 11と同じです。

各手順でWindows 10向けの補足説明を確認しながら作業を進めてください。

関連する別の通知が表示される

「デバイスのセットアップを完了しましょう」通知以外にも、Windowsからの様々な推奨通知が存在します。

例えば、「Microsoftアカウントのセキュリティ設定を更新しましょう」や「OneDriveのバックアップを設定しましょう」といった通知です。

これらはそれぞれ異なるレジストリ値や設定項目で制御されている場合があります。これらの通知も停止したい場合は、設定アプリの「通知」項目で、関連するアプリや機能の通知を個別にオフにしてください。

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Windows 11とWindows 10の通知管理の違い

項目 Windows 11 Windows 10
設定アプリのパス 設定 > システム > 通知 設定 > システム > 通知とアクション
「Windowsのヒント」設定名 Windowsのヒントとおすすめの設定 Windowsの機能に関するヒントや提案を表示する
通知の表示形式 より統合された通知センター アクションセンター
レジストリパス HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ContentDeliveryManager HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ContentDeliveryManager

この記事で解説した手順により、「デバイスのセットアップを完了しましょう」という通知を停止できました。

不要な通知に邪魔されることなく、作業に集中できる環境が整ったはずです。

レジストリの編集は慎重に行う必要がありますが、適切に実施すれば通知の再発を効果的に防ぐことができます。今後もWindowsの設定を適切に管理し、快適なPC環境を維持しましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。