【Windows】「ディスクの管理」が「仮想ディスクサービスに接続中」で止まる時の修復手順

【Windows】「ディスクの管理」が「仮想ディスクサービスに接続中」で止まる時の修復手順
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業務中に「ディスクの管理」を開こうとしたら「仮想ディスクサービスに接続中」のメッセージで止まってしまい、ディスク操作ができず困っていることでしょう。

この問題は、仮想ディスクサービスVDSや関連サービスが正常に動作していない場合に発生します。

この記事では、このトラブルを解決し、ディスクの管理を再び使えるようにする具体的な手順を解説します。

【要点】「ディスクの管理」が仮想ディスクサービスに接続中で停止する問題の解決策

  • 仮想ディスクサービスVDSの再起動: サービスの一時的な不具合を解消し、ディスクの管理を正常に起動させます。
  • システムファイルチェッカーの実行: 破損したシステムファイルを修復し、OSの安定性を回復させます。
  • DISMコマンドの実行: Windowsイメージの破損を修復し、システムの健全性を高めます。

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「ディスクの管理」が停止する根本的な原因

Windowsの「ディスクの管理」ツールは、仮想ディスクサービスVDSに依存して動作します。

このサービスが応答しない、または破損している場合、ツールは正常に起動できません。

サービスの一時的な停止や、システムファイルの破損が主な原因として挙げられます。

また、サードパーティ製のディスク管理ツールとの競合も、この問題を引き起こすことがあります。

Windowsの更新プログラム適用後に、一時的な不具合として発生するケースも確認されています。

「仮想ディスクサービスに接続中」で止まる時の修復手順

ここでは、「ディスクの管理」が停止する問題を解決するための具体的な手順を解説します。

上から順に試すことで、多くの問題が解決するでしょう。

仮想ディスクサービスVDSの再起動

サービスの再起動は、一時的な不具合を解消する基本的な方法です。

  1. サービス管理ツールの起動
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。「services.msc」と入力し、Enterキーを押します。
  2. 仮想ディスクサービスの特定
    「サービス」ウィンドウで「Virtual Disk」仮想ディスクサービスを探し、選択します。
  3. サービスの再起動
    サービス名を右クリックし、「再起動」を選択します。再起動ができない場合は、「停止」を選び、その後「開始」を選びます。

システムファイルチェッカーの実行

システムファイルチェッカーは、破損したWindowsシステムファイルを検出・修復するツールです。

  1. コマンドプロンプトの起動
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル管理者」または「Windows PowerShell管理者」を開きます。
  2. スキャンコマンドの入力
    コマンドプロンプト画面で「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。
  3. スキャンと修復の待機
    システムファイルの整合性チェックが開始されます。完了まで数分かかります。

DISMコマンドの実行

DISM Deployment Image Servicing and Managementコマンドは、Windowsイメージの破損を修復します。

システムファイルチェッカーで解決しない場合に試してください。

  1. コマンドプロンプトの起動
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル管理者」または「Windows PowerShell管理者」を開きます。
  2. DISMコマンドの入力
    コマンドプロンプト画面で以下のコマンドを順に入力し、それぞれEnterキーを押します。
    「DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth」
    「DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth」
    「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」
  3. 処理の完了を待機
    各コマンドの実行には時間がかかります。完了メッセージが表示されるまで待ちます。

クリーンブートの実行

クリーンブートは、最小限のドライバーとスタートアッププログラムでWindowsを起動する診断方法です。

これにより、競合するプログラムが問題の原因かを特定できます。

  1. システム構成の起動
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。「msconfig」と入力し、Enterキーを押します。
  2. スタートアップ項目の無効化
    「システム構成」ウィンドウで「サービス」タブに切り替えます。「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れ、「すべて無効」ボタンをクリックします。
  3. スタートアップアプリケーションの無効化
    「スタートアップ」タブに切り替え、「タスクマネージャーを開く」をクリックします。タスクマネージャーで不要なスタートアップアプリケーションを右クリックし、「無効化」します。
  4. システムの再起動
    システム構成ウィンドウに戻り「OK」をクリックし、PCを再起動します。問題が解決したら、サービスやスタートアップアプリケーションを一つずつ有効に戻し、原因を特定します。

レジストリのバックアップと修正

レジストリの編集はシステムに深刻な影響を与える可能性があります。

必ずバックアップを取ってから実施してください。

  1. レジストリエディターの起動
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。「regedit」と入力し、Enterキーを押します。
  2. レジストリのバックアップ
    レジストリエディターで「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択します。保存範囲を「すべて」にして、任意の場所にバックアップファイルを保存します。
  3. 対象キーへの移動
    アドレスバーに「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\vds」と入力し、Enterキーを押します。
  4. スタートアップ値の確認と修正
    右側のペインで「Start」エントリをダブルクリックします。「値のデータ」が「2」になっていることを確認します。異なる場合は「2」に変更し、「OK」をクリックします。
  5. PCの再起動
    レジストリエディターを閉じ、PCを再起動します。

修復後も問題が解決しない場合の追加チェック

上記の手順で問題が解決しない場合、以下の項目も確認してください。

セキュリティソフトとの競合が起きる

一部のセキュリティソフトが仮想ディスクサービスの動作を妨げることがあります。一時的にセキュリティソフトを無効にして、ディスクの管理が起動するか確認してください。問題が解決する場合は、セキュリティソフトの設定を見直すか、別の製品を検討します。

Windows Updateの適用後に問題が発生する

Windows Updateの適用後に問題が発生することがあります。最新の更新プログラムが提供されていないか確認し、適用されていない場合は更新します。また、最近適用された更新プログラムを一時的にアンインストールすることで問題が解決する場合もあります。

  1. 設定アプリの起動
    スタートボタンから「設定」を開きます。
  2. 更新履歴の表示
    左側のメニューで「Windows Update」を選択し、「更新の履歴」をクリックします。
  3. 更新プログラムのアンインストール
    「更新プログラムをアンインストールする」を選択し、問題発生直前の更新プログラムを削除します。

ドライバーの更新または再インストールが必要になる

ストレージコントローラーやチップセットのドライバーが古い、または破損している場合も問題の原因となります。デバイスマネージャーから関連ドライバーを更新するか、製造元のウェブサイトから最新版をダウンロードしてインストールします。

  1. デバイスマネージャーの起動
    スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. ドライバーの更新
    「IDE ATA/ATAPIコントローラー」や「記憶域コントローラー」を展開します。各項目を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
  3. ドライバーの再インストール
    更新で解決しない場合、一度ドライバーを「デバイスのアンインストール」で削除し、PCを再起動して自動的に再インストールさせます。

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Windows 11とWindows 10のディスクの管理起動方法の比較

項目 Windows 11 Windows 10
スタートボタンからの起動 スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択する スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択する
ファイル名を指定して実行 WindowsキーとRキーで「diskmgmt.msc」と入力し実行する WindowsキーとRキーで「diskmgmt.msc」と入力し実行する
設定アプリからの起動 「設定」→「システム」→「ストレージ」→「ディスクとボリューム」から関連ツールを開く 「設定」→「システム」→「ストレージ」→「ストレージの管理」から関連ツールを開く

まとめ

この記事では、「ディスクの管理」が「仮想ディスクサービスに接続中」で停止するトラブルの解決策を解説しました。

仮想ディスクサービスの再起動やシステムファイルの修復を行うことで、多くの場合問題が解消されます。

レジストリの修正やクリーンブートも有効な手段であり、業務の継続に役立ちます。

これらの手順を試すことで、ディスクの管理を正常に利用できるようになり、必要なディスク操作を進められます。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。