【Windows】ダウンロード不全をシステムファイルの「フルコントロール権限」取得で修復する手順 | エラーコード:0x80246010

【Windows】ダウンロード不全をシステムファイルの「フルコントロール権限」取得で修復する手順 | エラーコード:0x80246010
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Windows UpdateやMicrosoft Storeからのアプリケーションダウンロード中に、エラーコード0x80246010が表示され処理が停止してしまうことがあります。

この問題は、システムがダウンロードに必要な特定のファイルやフォルダーにアクセスできない権限不足が主な原因です。

この記事では、システムファイルのフルコントロール権限を取得し、このダウンロード不全エラー0x80246010を解決するための詳細な手順を解説します。

【要点】ダウンロード不全エラー0x80246010の解決策

  • システムファイルの権限変更: ダウンロード時に使用される一時フォルダーへのアクセス権を付与し、エラー0x80246010を解消します。
  • Windows Updateコンポーネントのリセット: Windows Update関連サービスを再起動し、ダウンロード処理を正常な状態に戻します。
  • DISMとSFCコマンドの実行: システムファイルの破損を修復し、ダウンロード環境を安定させます。

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エラーコード0x80246010が発生する根本的な原因

エラーコード0x80246010は、Windows Updateサービスまたは関連するダウンロードサービスが、必要なファイルやフォルダーにアクセスできない場合に発生します。

特に、一時ファイルを保存するフォルダーのセキュリティ権限が不足していることが多く、書き込みアクセスが拒否されることでダウンロード処理が中断されます。

また、Windows Updateコンポーネントの破損やサービスの一時的な不具合も、このエラーの一因となることがあります。

権限不足が引き起こす問題

Windowsシステムは、セキュリティ保護のため各ファイルやフォルダーにアクセス権を設定しています。

ダウンロードサービスが一時ファイルを書き込む際に、対象フォルダーに「書き込み」権限がないと、ファイル作成に失敗しエラー0x80246010が表示されます。

これは、システムが意図せず権限設定を変更してしまったり、セキュリティソフトウェアが過度に保護したりする場合に起こり得ます。

ダウンロード不全エラー0x80246010を修復する手順

このセクションでは、エラーコード0x80246010を解決するための具体的な手順を解説します。

まずWindows Updateサービスを停止し、関連フォルダーをリセットした後、一時フォルダーの権限を変更します。

最後にシステムファイルの整合性を確認します。

1. Windows Update関連サービスを停止する

関連するサービスを停止することで、ファイルの権限変更やフォルダーのリセットを安全に行えます。

  1. 「サービス」を開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
    「services.msc」と入力し、Enterキーを押します。
  2. サービスを停止する
    サービスの一覧から「Background Intelligent Transfer Service」と「Windows Update」を見つけます。
    それぞれのサービスを右クリックし、「停止」を選択します。

2. SoftwareDistributionフォルダーとcatroot2フォルダーをリセットする

これらのフォルダーにはWindows Updateのキャッシュや履歴が保存されており、破損しているとエラーの原因となります。

フォルダー名を変更することで、システムは新しいフォルダーを自動的に再構築します。

  1. 「エクスプローラー」を開く
    タスクバーの「エクスプローラー」アイコンをクリックします。
  2. フォルダーに移動する
    アドレスバーに「C:\Windows\SoftwareDistribution」と入力し、Enterキーを押します。
    同様に「C:\Windows\System32\catroot2」と入力し、Enterキーを押します。
  3. フォルダー名を変更する
    「SoftwareDistribution」フォルダーの名前を「SoftwareDistribution.old」に変更します。
    「catroot2」フォルダーの名前を「catroot2.old」に変更します。

3. C:\Windows\Tempフォルダーのフルコントロール権限を取得する

ダウンロードした一時ファイルが格納される「Temp」フォルダーへの書き込み権限が不足していると、エラー0x80246010が発生します。

ここでは、このフォルダーにフルコントロール権限を付与する手順を解説します。

  1. 「Temp」フォルダーのプロパティを開く
    「エクスプローラー」で「C:\Windows\Temp」に移動し、「Temp」フォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  2. セキュリティタブを開く
    「Tempのプロパティ」ウィンドウで、「セキュリティ」タブをクリックします。
  3. アクセス権を編集する
    「グループ名またはユーザー名」の下にある「編集」ボタンをクリックします。
    「Tempのアクセス許可」ウィンドウが開きます。
  4. フルコントロール権限を追加する
    「追加」ボタンをクリックします。
    「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウで、オブジェクト名を入力する欄に「Everyone」と入力し、「名前の確認」をクリックします。
    「Everyone」が正しく認識されたら、「OK」をクリックします。
  5. 権限を適用する
    「Tempのアクセス許可」ウィンドウに戻り、「Everyone」を選択します。
    「Everyoneのアクセス許可」欄で、「フルコントロール」の「許可」チェックボックスをオンにします。
    「適用」をクリックし、「OK」をクリックしてすべてのウィンドウを閉じます。

4. Windows Update関連サービスを再開する

権限の変更が完了したら、停止していたサービスを再開します。

  1. 「サービス」を開く
    手順1と同様に「services.msc」を実行して「サービス」を開きます。
  2. サービスを開始する
    「Background Intelligent Transfer Service」と「Windows Update」をそれぞれ右クリックし、「開始」を選択します。

5. DISMコマンドとSFCコマンドを実行する

システムファイルの破損が原因でエラーが発生している可能性もあります。

DISMコマンドとSFCコマンドを実行し、システムファイルの整合性を確認し修復します。

  1. 「コマンドプロンプト」を管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル 管理者」または「Windows PowerShell 管理者」を選択します。
    ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
  2. DISMコマンドを実行する
    コマンドプロンプトに以下のコマンドを順に入力し、それぞれのコマンドの実行が完了するまで待ちます。
    dism /online /cleanup-image /restorehealth
  3. SFCコマンドを実行する
    DISMコマンドの実行が完了したら、以下のコマンドを入力し、実行が完了するまで待ちます。
    sfc /scannow
  4. PCを再起動する
    すべてのコマンドの実行が完了したら、PCを再起動します。

ダウンロード不全修復で注意すべき点と追加の対処法

上記の手順を試しても問題が解決しない場合や、操作中に予期せぬ事態が発生した場合の対処法を解説します。

権限変更後にシステムが不安定になる場合

特定のシステムフォルダーの権限を変更すると、予期せぬシステム動作を引き起こす可能性があります。

もし変更後にシステムが不安定になった場合は、変更した権限を元の状態に戻すか、システムの復元ポイントを使用してPCを以前の状態に戻すことを検討してください。

権限変更を行う前に、重要なデータのバックアップを取っておくことを強く推奨します。

エラーコードが異なる場合

ダウンロード不全には0x80246010以外の様々なエラーコードが存在します。

例えば、0x80070002や0x80070005などのエラーが表示された場合は、それぞれ異なる原因と対処法が必要です。

表示されたエラーコードを正確に確認し、そのコードに特化した解決策を探すことが重要です。

Windows 10での操作の違い

本記事の手順はWindows 11を基準に解説していますが、Windows 10でも基本的な操作は同様です。

「サービス」の開き方や「エクスプローラー」の操作、コマンドプロンプトの実行方法はWindows 10でもほぼ同じです。

ただし、設定画面や右クリックメニューの表示が一部異なる場合があります。

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権限変更とサービスリセットの適用場面の比較

項目 システムファイルのフルコントロール権限取得 Windows Updateコンポーネントのリセット
特徴 特定のファイルやフォルダーへのアクセス権を直接変更する Windows Update関連サービスやキャッシュを初期状態に戻す
適用場面 特定のフォルダーへの書き込み権限不足が疑われる場合 Windows Updateの一般的な不具合やエラーが頻発する場合
リスク 誤った権限変更によるシステム不安定化の可能性 比較的低リスク。システム設定の初期化による影響は限定的
期待される効果 権限不足によるダウンロード不全の直接的な解決 Windows Update関連の広範な問題の解決

まとめ

この記事で解説した手順により、エラーコード0x80246010が原因で発生していたダウンロード不全を解決できたことでしょう。

システムファイルのフルコントロール権限を適切に設定し、Windows Updateコンポーネントをリセットすることで、ファイルのダウンロードが正常にできるようになります。

今後も同様のダウンロードエラーが発生した際には、今回行ったC:\Windows\Tempフォルダーの権限確認や、DISMコマンドとSFCコマンドの実行を試してください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。