【Windows】ファイル履歴のバックアップを「一時停止」して作業中のPC負荷を軽減する手順 | パフォーマンス優先

【Windows】ファイル履歴のバックアップを「一時停止」して作業中のPC負荷を軽減する手順 | パフォーマンス優先
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業務中にWindowsPCの動作が遅くなり、作業効率が低下していると感じることはありませんか。

その原因の一つに、ファイル履歴によるバックアップ作業が挙げられます。

この記事では、ファイル履歴のバックアップを一時停止し、PCの処理負荷を軽減して作業中のパフォーマンスを向上させる手順を解説します。

一時停止はいつでも解除でき、必要な時にバックアップを再開できます。

【要点】ファイル履歴の一時停止でPCパフォーマンスを改善する

  • ファイル履歴の一時停止: バックアップ作業を一時的に停止し、PCの処理負荷を軽減できます。
  • バックアップの再開: 必要な時にいつでも手動でバックアップを再開し、データの保護を継続できます。
  • パフォーマンスの確認: PCの応答性が向上したかを確認し、作業効率の改善を実感できます。

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ファイル履歴機能の概要と一時停止のメリット

ファイル履歴は、Windowsに搭載されている重要なバックアップ機能です。

ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックなどの個人ファイルを定期的に自動バックアップします。

これにより、誤ってファイルを削除したり、破損させたりした場合でも、以前のバージョンに復元できます。

しかし、バックアップはPCのディスクI/OやCPUリソースを消費します。

特に、大量のファイルを扱う際や、バックアップドライブが低速な場合、PCの動作が重くなることがあります。

このような時にファイル履歴を一時停止すると、PCのリソースを現在の作業に集中させることができます。

一時的なパフォーマンス低下を防ぎ、快適な作業環境を維持できる点が大きなメリットです。

バックアップは後でいつでも再開できるため、データの安全性も損なわずに済みます。

ファイル履歴の前提条件

ファイル履歴を利用するには、バックアップデータの保存先が必要です。

通常は外付けハードディスクドライブ、ネットワークドライブ、またはUSBメモリなどの外部ストレージを設定します。

これらのドライブがPCに接続され、認識されていることがファイル履歴が機能する前提条件です。

バックアップ先ドライブが接続されていない場合、ファイル履歴は自動的にバックアップを停止します。

ただし、この状態では手動で一時停止する操作は不要です。

ファイル履歴のバックアップを一時停止する手順

ここでは、Windows 11でのファイル履歴のバックアップを一時停止する具体的な手順を解説します。

Windows 10の場合の操作も補足します。

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。または、Windowsキー + Iキーを押して直接設定アプリを開きます。
  2. 記憶域の設定へ進む
    設定ウィンドウの左側メニューで「システム」を選択し、右側ペインで「記憶域」をクリックします。
  3. バックアップオプションを開く
    「記憶域」画面を下にスクロールし、「詳細な記憶域の設定」を展開します。
    その中から「バックアップオプション」をクリックします。
  4. ファイル履歴のセクションを確認する
    「バックアップ」画面が表示されます。
    「ファイル履歴」セクションまでスクロールします。
    ここに「バックアップを今すぐ実行」ボタンと、その下に「バックアップを一時停止」ボタンがあることを確認します。
  5. バックアップを一時停止する
    「バックアップを一時停止」ボタンをクリックします。
    一時停止期間を選択するドロップダウンメニューが表示されます。
    「1時間」「1日」「永久」の中から、希望する期間を選択します。
  6. 一時停止の確認
    選択後、「バックアップを一時停止」ボタンが「バックアップを再開」に変わっていることを確認します。
    これでファイル履歴のバックアップが指定した期間、一時的に停止されます。

Windows 10での操作の違い

Windows 10では、設定アプリのパスが一部異なります。

「設定」を開き、「更新とセキュリティ」を選択します。

左側メニューから「バックアップ」をクリックします。

「ファイル履歴を使用してバックアップ」セクションで、「その他のオプション」をクリックします。

「バックアップオプション」画面が表示され、「ファイルのバックアップを停止」ボタンがあります。

Windows 11と同様に、このボタンをクリックしてバックアップを一時停止できます。

Windows 10の場合、一時停止期間の選択肢はなく、停止すると手動で再開するまで停止状態が続きます。

一時停止後の注意点と関連トラブルへの対処

ファイル履歴のバックアップを一時停止した後の注意点や、関連する状況について解説します。

「永久」で一時停止してもバックアップが再開されてしまう

ファイル履歴のバックアップを「永久」で一時停止しても、設定アプリを閉じたりPCを再起動したりすると、バックアップが再開されてしまうことがあります。

これは、設定の保存が正しく反映されていないか、Windowsの内部処理によるものです。

対処法:

  1. 設定の再確認: 一時停止後、すぐに設定アプリを閉じずに、一度別の設定項目に移動してから再度ファイル履歴の画面に戻り、一時停止状態が維持されているか確認します。
  2. 手動での再停止: もしバックアップが再開されてしまった場合は、再度手順に従って一時停止操作を行ってください。
  3. バックアップ先ドライブの切断: 継続的な停止が必要な場合は、バックアップ先の外付けドライブをPCから物理的に切断するのも一つの方法です。

ファイル履歴が有効化できない、またはバックアップが開始されない

ファイル履歴がそもそも有効化できない、または一時停止を解除してもバックアップが開始されない場合があります。

これは、バックアップ先のドライブに問題があるか、ファイル履歴サービス自体に不具合が発生している可能性があります。

対処法:

  1. バックアップ先ドライブの確認: バックアップ先の外付けドライブがPCに正しく接続され、認識されているかを確認します。ドライブのフォーマットがNTFSであることも重要です。
  2. ドライブの再選択: ファイル履歴の設定画面で、一度バックアップ先ドライブを削除し、再度追加し直してみてください。
  3. システムファイルチェッカーの実行: Windowsのシステムファイルに破損がないか確認します。
    管理者権限でコマンドプロンプトを開き、「sfc /scannow」と入力して実行します。
  4. ファイル履歴サービスの再起動: サービス管理ツールを開き、「File History Service」を探します。
    このサービスを右クリックし、「再起動」を選択します。

バックアップの復元ができない

バックアップは一時停止状態ですが、過去に作成されたバックアップからファイルを復元することは可能です。

もし復元できない場合は、バックアップデータ自体が破損しているか、ファイル履歴の機能に問題が生じている可能性があります。

対処法:

  1. バックアップドライブの健全性確認: バックアップ先のドライブにエラーがないか、ディスクチェックツールなどで確認します。
  2. 別の復元方法の試行: ファイル履歴の復元インターフェースではなく、直接バックアップドライブ内の「FileHistory」フォルダからファイルを探してコピーできるか試します。
  3. Windows Updateの確認: Windows自体に未適用の重要な更新がないか確認し、最新の状態に保ちます。

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ファイル履歴の一時停止と完全な無効化の比較

ファイル履歴のバックアップを一時的に停止する「一時停止」と、機能を完全に停止する「無効化」には目的と効果に違いがあります。

以下にそれぞれの特徴を比較します。

項目 一時停止 完全な無効化
目的 一時的なPC負荷軽減 恒久的なPC負荷軽減、または機能の不使用
PC負荷 一時的に軽減 恒久的に軽減
復元可否 一時停止前のバックアップから復元可能 無効化前のバックアップから復元可能。無効化後は新たなバックアップなし
再開の容易さ 設定から「バックアップを再開」ボタンで容易に再開できる 再度ファイル履歴を構成し、バックアップ先ドライブを選択する必要がある
推奨されるケース 一時的にPCパフォーマンスを優先したい場合 ファイル履歴機能が不要な場合、または別のバックアップソリューションを使用している場合

まとめ

この記事では、Windows 11のファイル履歴バックアップを一時停止し、PCの処理負荷を軽減する手順を解説しました。

一時停止機能を活用することで、重要な業務中にPCのパフォーマンスを最大限に引き出し、作業効率を向上させることができます。

作業が落ち着いたら「バックアップを再開」し、データの安全性を維持する運用を心がけましょう。

ファイル履歴のバックアップ状況を定期的に確認し、PCとデータの最適なバランスを保つことが重要です。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。