【Windows】「ネットワーク探索」をオンにしても自分のPCが一覧に出ない時のサービス起動手順

【Windows】「ネットワーク探索」をオンにしても自分のPCが一覧に出ない時のサービス起動手順
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ネットワーク探索をオンに設定しても、他のPCから自分のWindowsPCが見つからず困っていませんか。共有したいファイルがあるのに、PCが一覧に表示されないと業務に支障が出ます。

この問題は、ネットワーク探索に関連する特定のWindowsサービスが停止していることが原因です。

この記事では、必要なサービスを正しく起動し、ネットワーク探索を機能させる詳細な手順を解説します。

【要点】ネットワーク探索が機能しない場合のサービス設定

  • Function Discovery Resource Publicationサービス: 自分のPCをネットワーク上で検出可能にするサービスを起動します。
  • SSDP Discoveryサービス: ネットワーク上のデバイスやサービスを発見するためのサービスを起動します。
  • UPnP Device Hostサービス: UPnPデバイスのホスト機能を提供し、ネットワーク探索に貢献するサービスを起動します。

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ネットワーク探索が機能しない根本的な原因

Windowsのネットワーク探索は、単一の設定だけで機能するわけではありません。複数の関連するWindowsサービスが連携して動作することで、ネットワーク上の他のPCやデバイスを検出したり、自分のPCが検出されたりします。

ネットワーク探索の設定を「オン」にしても、これらのサービスが停止していると、PCはネットワーク上に適切に公開されません。そのため、他のPCからは自分のPCが見えない状態になってしまいます。

ネットワーク探索に不可欠なサービスの種類

特に重要なサービスは以下の3つです。これらが正しく動作しているかを確認する必要があります。

  • Function Discovery Resource Publication: 自分のPCがネットワーク上で検出可能になるためのサービスです。
  • SSDP Discovery: ネットワーク上のデバイスやサービスを検出するために使われるサービスです。
  • UPnP Device Host: Universal Plug and Playデバイスのホスト機能を提供し、ネットワーク探索の補助的な役割を果たします。

これらのサービスの状態が「実行中」であり、スタートアップの種類が適切に設定されていることが、ネットワーク探索を正常に機能させるための前提条件です。

ネットワーク探索を機能させるためのサービス起動手順

ここでは、ネットワーク探索を有効にするために必要なWindowsサービスの起動手順を解説します。Windows 11を基準に説明しますが、Windows 10でも同様の操作が可能です。

  1. サービス管理ツールを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。次に「services.msc」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。
  2. Function Discovery Resource Publicationサービスの確認と設定
    サービスの一覧から「Function Discovery Resource Publication」を探し、ダブルクリックします。
  3. スタートアップの種類とサービスの状態を設定する
    「スタートアップの種類」を「自動(遅延開始)」に設定します。サービスの状態が「停止」の場合は、「開始」ボタンをクリックしてサービスを起動します。「適用」ボタンをクリックし、「OK」ボタンでウィンドウを閉じます。
  4. SSDP Discoveryサービスの確認と設定
    サービスの一覧から「SSDP Discovery」を探し、ダブルクリックします。「スタートアップの種類」を「自動」に設定し、サービスの状態が「停止」の場合は「開始」ボタンをクリックします。「適用」ボタンをクリックし、「OK」ボタンでウィンドウを閉じます。
  5. UPnP Device Hostサービスの確認と設定
    サービスの一覧から「UPnP Device Host」を探し、ダブルクリックします。「スタートアップの種類」を「手動」または「自動」に設定します。通常は「手動」で問題ありません。サービスの状態が「停止」の場合は「開始」ボタンをクリックします。「適用」ボタンをクリックし、「OK」ボタンでウィンドウを閉じます。
  6. Windows Defender ファイアウォールの設定を確認する
    スタートボタンを右クリックし「設定」を選択します。左側のメニューで「プライバシーとセキュリティ」をクリックし、次に「Windowsセキュリティ」を選択します。「ファイアウォールとネットワーク保護」をクリックします。
  7. ネットワークプロファイルの確認と設定
    現在接続しているネットワークプロファイル「プライベートネットワーク」または「パブリックネットワーク」をクリックします。「ネットワーク探索」が「オン」になっていることを確認します。もしオフの場合はオンに切り替えます。
  8. PCを再起動する
    すべての設定が完了したら、PCを再起動して変更を適用します。

サービス起動後も解決しない場合の追加チェック項目

上記のサービスを起動してもネットワーク探索が機能しない場合、さらに以下の点を確認してください。

ネットワークプロファイルが「パブリック」になっている

原因: ネットワークプロファイルが「パブリックネットワーク」に設定されていると、セキュリティ上の理由からネットワーク探索やファイル共有が制限されます。家庭やオフィスのネットワークでは「プライベートネットワーク」に設定すべきです。

対処法:

  1. 設定を開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
  2. ネットワークとインターネットに進む
    左側のメニューで「ネットワークとインターネット」をクリックします。
  3. 接続プロパティを変更する
    現在接続しているネットワークの「プロパティ」をクリックします。
  4. ネットワークプロファイルを「プライベート」に変更する
    「ネットワークプロファイルの種類」で「プライベートネットワーク」を選択します。

Windows Defender ファイアウォール以外のファイアウォールを使用している

原因: サードパーティ製のセキュリティソフトに含まれるファイアウォールが、ネットワーク探索に必要な通信をブロックしている可能性があります。

対処法: 使用しているセキュリティソフトのファイアウォール設定を確認し、ネットワーク探索やファイル共有に必要なポート(通常はUDP 137, 138, TCP 139, 445)が許可されているか確認します。一時的にファイアウォールを無効にして、問題が解決するかをテストすることも有効ですが、テスト後は必ず元の設定に戻してください。

ネットワークアダプターの「ファイルとプリンターの共有」が無効になっている

原因: ネットワークアダプターの設定で、「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンター共有」が無効になっていると、PCはネットワーク上で共有リソースを提供できません。

対処法:

  1. ネットワーク接続を開く
    スタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。次に「ncpa.cpl」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。
  2. アダプターのプロパティを開く
    現在使用しているネットワークアダプター(例: Wi-Fi、イーサネット)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  3. 「ファイルとプリンター共有」を有効にする
    「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンター共有」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。もしオフの場合はオンにして、「OK」ボタンをクリックします。

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ネットワークプロファイルとネットワーク探索の連携状態

Windowsのネットワークプロファイル設定は、ネットワーク探索の動作に大きく影響します。適切なプロファイルを選択することが重要です。

項目 プライベートネットワーク パブリックネットワーク
ネットワーク探索 デフォルトで有効 デフォルトで無効
ファイル共有 デフォルトで有効 デフォルトで無効
PCの可視性 ネットワーク上の他のPCから検出される ネットワーク上の他のPCから検出されない
推奨用途 自宅やオフィスなど信頼できるネットワーク カフェや空港など不特定多数が利用するネットワーク

まとめ

この記事では、ネットワーク探索をオンにしても自分のPCが一覧に表示されない問題の解決策として、関連するWindowsサービスの起動手順を解説しました。

Function Discovery Resource Publication、SSDP Discovery、UPnP Device Hostの各サービスを適切に設定することで、PCがネットワーク上で検出されるようになります。

また、ネットワークプロファイルの設定やファイアウォールの状態も確認し、安全かつ効率的なファイル共有環境を構築してください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。