【Windows】ネットワーク上のPCが「ネットワーク」一覧に表示されない時のサービス起動手順

【Windows】ネットワーク上のPCが「ネットワーク」一覧に表示されない時のサービス起動手順
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ネットワーク上の共有フォルダやデバイスにアクセスしようとした際、目的のPCがエクスプローラーの「ネットワーク」一覧に表示されず困った経験はありませんか。

この問題は、PCの検出に必要なWindowsサービスが停止していることが原因で発生することがよくあります。

この記事では、必要なサービスを正しく起動し、ネットワーク上のPCが表示されるようにするための具体的な手順を解説します。

【要点】ネットワーク上のPCが表示されない場合の対処法

  • Function Discovery Provider Hostサービス: ネットワーク上のPCやデバイスを検出する機能を有効にします。
  • Function Discovery Resource Publicationサービス: 自身のPCをネットワーク上で他のPCから検出可能にします。
  • SSDP Discoveryサービス: Universal Plug and Playデバイスの検出と通知を可能にし、ネットワーク探索を助けます。

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ネットワーク上のPCが表示されない根本的な原因

Windowsでネットワーク上のPCや共有リソースを表示するには、いくつかのシステムサービスが正常に動作している必要があります。

これらのサービスは、ネットワーク上のデバイス情報を交換し、エクスプローラーの「ネットワーク」セクションに表示させるための基盤です。

特に「Function Discovery Provider Host」や「Function Discovery Resource Publication」などのサービスが停止していると、PCが自身をネットワークに公開できなかったり、他のPCを検出できなかったりします。

これらのサービスの状態が「停止」または「手動」になっている場合、ネットワーク一覧に目的のPCが表示されない原因となります。

ネットワーク上のPCを表示させるサービス起動手順

ネットワーク上のPCを正しく表示させるためには、以下のWindowsサービスを適切な設定で起動する必要があります。

  1. 「サービス」管理ツールを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「services.msc」と入力し、「OK」をクリックします。
  2. サービスの項目を確認する
    「サービス」ウィンドウが開いたら、以下のサービスを見つけます。
    • Function Discovery Provider Host
    • Function Discovery Resource Publication
    • SSDP Discovery
    • UPnP Device Host
  3. 各サービスのプロパティを開く
    対象のサービスをダブルクリックするか、右クリックして「プロパティ」を選択します。
  4. スタートアップの種類を設定する
    「全般」タブの「スタートアップの種類」を「自動」に設定します。
  5. サービスを開始する
    サービスの状態が「停止」になっている場合は、「開始」ボタンをクリックしてサービスを起動します。
  6. 設定を適用して閉じる
    「適用」をクリックし、「OK」をクリックしてプロパティウィンドウを閉じます。
  7. 他のサービスも同様に設定する
    上記リストのすべてのサービスに対して、ステップ3からステップ6を繰り返します。
  8. PCを再起動する
    すべてのサービスの設定が完了したら、PCを再起動します。

Windows 10の場合も、基本的なサービス起動手順はWindows 11と同様です。

「サービス」管理ツールの開き方や各サービスの名称は共通しています。

サービス起動後も表示されない場合の追加確認項目

サービスを起動してもネットワーク上のPCが表示されない場合は、以下の設定も確認してください。

ファイアウォールの設定でブロックされる場合

Windows Defender Firewallがネットワーク通信をブロックしている可能性があります。

ネットワーク探索を許可する設定を確認しましょう。

  1. コントロールパネルを開く
    検索バーに「コントロールパネル」と入力し、開きます。
  2. Windows Defender Firewallの設定に進む
    「システムとセキュリティ」から「Windows Defender Firewall」をクリックします。
  3. アプリと機能の許可設定を変更する
    左側のメニューから「Windows Defender Firewallを介したアプリまたは機能を許可」をクリックします。
  4. ネットワーク探索を有効にする
    「設定の変更」ボタンをクリックし、一覧から「ネットワーク探索」を見つけます。プライベートネットワークとパブリックネットワークの両方でチェックボックスがオンになっていることを確認します。
  5. 変更を保存する
    「OK」をクリックして設定を保存します。

ネットワークプロファイルがパブリックになっている場合

ネットワークプロファイルが「パブリックネットワーク」に設定されていると、セキュリティ上の理由からネットワーク探索が無効になることがあります。

信頼できるネットワークでは「プライベートネットワーク」に変更します。

  1. 設定アプリを開く
    WindowsキーとIキーを同時に押し、「設定」を開きます。
  2. ネットワークとインターネットの設定に進む
    左側のメニューから「ネットワークとインターネット」をクリックします。
  3. ネットワークプロファイルを変更する
    接続しているネットワークの種類「Wi-Fi」または「イーサネット」をクリックし、プロパティを開きます。「ネットワークプロファイルの種類」で「プライベート」を選択します。

Windows 10の場合も、「設定」アプリから「ネットワークとインターネット」に進み、接続中のネットワークを選択してプロファイルを変更できます。

ネットワーク探索自体が無効になっている場合

ネットワーク探索機能全体が無効になっている可能性も考えられます。

以下の手順で有効化します。

  1. コントロールパネルを開く
    検索バーに「コントロールパネル」と入力し、開きます。
  2. ネットワークと共有センターに進む
    「ネットワークとインターネット」から「ネットワークと共有センター」をクリックします。
  3. 共有の詳細設定を変更する
    左側のメニューから「共有の詳細設定の変更」をクリックします。
  4. ネットワーク探索を有効にする
    「プライベート」または「現在のプロファイル」を展開し、「ネットワーク探索を有効にする」にチェックを入れます。
  5. 変更を保存する
    「変更の保存」をクリックします。

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ネットワークプロファイル「プライベート」と「パブリック」の比較

Windowsのネットワークプロファイルには「プライベート」と「パブリック」の2種類があり、それぞれネットワークの検出可能性やセキュリティ設定が異なります。

項目 プライベートネットワーク パブリックネットワーク
セキュリティレベル 比較的低い。他のデバイスからのアクセスを許可しやすい 高い。外部からの不要な接続を厳しく制限する
ネットワーク探索 デフォルトで有効。PCや共有リソースが検出されやすい デフォルトで無効。PCや共有リソースは検出されにくい
ファイルとプリンターの共有 デフォルトで有効。容易に共有設定できる デフォルトで無効。共有機能が制限される
推奨される利用場所 自宅やオフィスなど、信頼できるネットワーク環境 カフェや空港など、不特定多数が利用する公共のネットワーク環境

ネットワーク上のPCが表示されない場合は、自身のネットワークプロファイルが「プライベート」に設定されているかを確認することが重要です。

この記事で解説したサービス起動手順と関連設定の確認により、ネットワーク上のPCがエクスプローラーに正しく表示されるようになったはずです。

これにより、共有フォルダやネットワークデバイスへのアクセスがスムーズになり、業務効率が向上します。

今後は、必要に応じて共有設定やアクセス権限の見直しも検討し、セキュアで快適なネットワーク環境を維持しましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。