【Windows】ネットワークプロキシの認証失敗により更新が中断される不具合の修正手順 | エラーコード:0x80240439

【Windows】ネットワークプロキシの認証失敗により更新が中断される不具合の修正手順 | エラーコード:0x80240439
🛡️ 超解決

Windows Updateがエラーコード0x80240439を表示し、更新が中断されてお困りではありませんか。このエラーは、主にネットワークプロキシサーバーの認証失敗が原因で発生します。この記事では、ビジネス環境でよく直面するこの問題の具体的な修正手順を解説します。

手順に従って操作することで、Windows Updateの不具合を解消し、システムを最新の状態に保つことができます。

【要点】エラー0x80240439を修正する主な手順

  • プロキシ設定の確認と修正: Windowsのプロキシ設定が正しく構成されているかを確認し、必要に応じて修正します。
  • BITSサービスの再起動: バックグラウンドインテリジェント転送サービスを再起動し、一時的な不具合を解消します。
  • Windows Updateコンポーネントのリセット: Update関連のサービスとキャッシュをリセットし、破損したコンポーネントを修復します。

ADVERTISEMENT

エラーコード0x80240439が発生する主な原因

エラーコード0x80240439は、Windows Updateがプロキシサーバー経由でインターネットに接続する際に発生します。具体的には、Updateサービスがプロキシサーバーの認証に失敗している状況です。企業ネットワークでは、インターネットアクセスにプロキシサーバーが利用されることが多くあります。

このエラーの主な原因は、Windowsのプロキシ設定が不正確であること、またはプロキシサーバーの認証情報が古いことです。また、バックグラウンドインテリジェント転送サービス BITSやWindows Updateサービスの一時的な不具合も考えられます。これらの要因が複合的に作用し、更新の中断につながります。

ネットワークプロキシ認証失敗を修正する手順

エラーコード0x80240439を解決するためには、まずプロキシ設定を見直し、次にシステムサービスのリセットを試みます。以下の手順に従って操作してください。

プロキシ設定の確認と修正

  1. 設定アプリの起動
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
  2. ネットワークとインターネットの選択
    左側のメニューから「ネットワークとインターネット」を選びます。
  3. プロキシ設定の表示
    右側の項目から「プロキシ」をクリックします。
  4. プロキシ設定の確認
    「手動プロキシ設定」の項目を確認します。「プロキシサーバーを使う」がオンになっている場合、アドレスとポート番号が正しいか確認してください。認証が必要な場合は、適切な認証情報が設定されているかを確認します。
  5. 自動設定の確認
    「自動プロキシ設定」の項目で、「設定を自動的に検出する」または「セットアップスクリプトを使う」がオンになっている場合、ネットワーク管理者に設定が正しいか確認してください。
  6. Windows 10での操作補足
    Windows 10の場合も同様に「設定」から「ネットワークとインターネット」→「プロキシ」へ進みます。表示される項目はWindows 11とほぼ同じです。

バックグラウンドインテリジェント転送サービス BITSの再起動

BITSサービスは、ファイルの転送をバックグラウンドで行うためのサービスです。このサービスに不具合があると、Windows Updateが正常に動作しないことがあります。

  1. サービス管理ツールの起動
    検索ボックスに「サービス」と入力し、「サービス」アプリを開きます。
  2. BITSサービスの検索
    サービスの一覧から「Background Intelligent Transfer Service」を探します。
  3. BITSサービスの再起動
    「Background Intelligent Transfer Service」を右クリックし、「再起動」を選択します。もしサービスが停止している場合は、「開始」を選択します。
  4. Windows Updateサービスの再起動
    同様に「Windows Update」サービスを見つけて、「再起動」または「開始」を実行します。

Windows Updateコンポーネントのリセット

Windows Updateのコンポーネントが破損している場合、リセットすることで問題が解決することがあります。この操作はコマンドプロンプトから行います。

  1. コマンドプロンプトの管理者権限での起動
    検索ボックスに「cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. Update関連サービスの停止
    以下のコマンドを一つずつ入力し、Enterキーを押して実行します。
    net stop wuauserv
    net stop cryptSvc
    net stop bits
    net stop msiserver
  3. Update関連フォルダのリネーム
    以下のコマンドを一つずつ入力し、Enterキーを押して実行します。
    ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
    ren C:\Windows\System32\catroot2 Catroot2.old
  4. Update関連サービスの開始
    以下のコマンドを一つずつ入力し、Enterキーを押して実行します。
    net start wuauserv
    net start cryptSvc
    net start bits
    net start msiserver
  5. コマンドプロンプトの終了
    すべてのコマンドを実行したら、「exit」と入力してEnterキーを押し、コマンドプロンプトを閉じます。
  6. PCの再起動
    PCを再起動し、Windows Updateを再度実行して問題が解決したか確認します。

プロキシ設定が企業ポリシーで管理されている場合の注意点

ビジネス環境では、プロキシ設定が個人のPCで自由に変更できない場合があります。その際の注意点と対処法を解説します。

プロキシ設定を変更できない場合

原因: 企業がグループポリシーやMDMモバイルデバイス管理ツールを使って、プロキシ設定を管理している可能性があります。この場合、ユーザー自身では設定を変更できません。

対処法: システム管理者またはIT部門に連絡し、プロキシ設定の状況を確認してください。Windows Updateに必要な認証情報や例外設定について相談が必要です。許可なく設定を変更すると、他のネットワーク接続に影響が出る恐れがあります。

サービス再起動で問題が解決しない場合

原因: BITSサービスやWindows Updateサービスの一時的な不具合が原因ではない可能性があります。システムファイルの破損やネットワークドライバーの問題など、より深い原因が考えられます。

対処法: システムファイルチェッカー SFCを実行し、Windowsのシステムファイルの整合性を確認します。以下の手順で実行してください。

  1. コマンドプロンプトの管理者権限での起動
    検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. SFCスキャンコマンドの実行
    sfc /scannowと入力し、Enterキーを押します。スキャンには時間がかかります。
  3. DISMコマンドの実行
    SFCで問題が解決しない場合、続けて以下のDISM Deployment Imaging Service and Managementコマンドを実行します。
    DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  4. PCの再起動
    コマンド実行後、PCを再起動し、再度Windows Updateを試します。

Windows Update以外のネットワーク接続に影響がある場合

原因: プロキシ設定自体が誤っているか、ネットワーク環境全体に問題がある可能性があります。ブラウザや他のアプリケーションでのインターネット接続も不安定になることがあります。

対処法: まずEdgeなどのWebブラウザを開き、インターネットに接続できるか確認してください。もしブラウザでも接続できない場合は、ネットワークケーブルの接続状況やWi-Fi接続を確認します。それでも解決しない場合は、ネットワーク管理者に相談し、ネットワーク環境の診断を依頼してください。

ADVERTISEMENT

Windows 11とWindows 10のプロキシ設定の違い

項目 Windows 11 Windows 10
設定へのアクセス 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「プロキシ」 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「プロキシ」
UIの視認性 新しいデザインでより整理されている 従来のフラットなデザイン
手動プロキシ設定 「プロキシサーバーを使う」のトグルスイッチと詳細設定 「プロキシサーバーを使う」のオン/オフと詳細設定
自動プロキシ設定 「設定を自動的に検出する」と「セットアップスクリプトを使う」 「設定を自動的に検出する」と「セットアップスクリプトを使う」
機能的な差 基本的な機能に大きな違いはない 基本的な機能に大きな違いはない

この記事で解説した手順により、ネットワークプロキシ認証失敗のエラーコード0x80240439を解決できたはずです。

プロキシ設定の確認、BITSサービスの再起動、Windows Updateコンポーネントのリセットは、この種の問題に対する有効な解決策となります。もし問題が再発する場合や、さらに複雑なネットワーク環境で発生する場合は、システム管理者への相談を検討してください。定期的なシステムメンテナンスとネットワーク設定の確認は、安定した業務環境を維持する上で重要です。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。