【Windows】「夜間モード」の切り替え時に画面が一瞬止まる現象を色プロファイルで直す手順

【Windows】「夜間モード」の切り替え時に画面が一瞬止まる現象を色プロファイルで直す手順
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Windowsの「夜間モード」を切り替える際、画面が一瞬停止する現象に遭遇し、業務に支障が出ている方もいるのではないでしょうか。

この画面の一時停止は、ディスプレイの色プロファイルに起因することが少なくありません。

この記事では、色プロファイルを適切に設定し直すことで、夜間モードの切り替えがスムーズになる具体的な解決策を解説します。

【要点】夜間モード切り替え時の画面一時停止を解消するポイント

  • 色管理の設定確認: ディスプレイに適用されている色プロファイルが正常か確認し、問題の原因を特定します。
  • 既定のプロファイル適用: システム標準の色プロファイルを一時的に適用し、問題が解消するかを検証します。
  • プロファイルの削除と再追加: 破損した色プロファイルを削除し、推奨される色プロファイルを再適用して根本的な解決を図ります。

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夜間モード切り替え時に画面が一時停止する理由

夜間モードは、ディスプレイから発せられるブルーライトの量を減らし、目に優しい表示に切り替えるWindowsの機能です。この機能が動作する際、Windowsは現在適用されているディスプレイの色プロファイル(ICCプロファイルと呼ばれる、色の表現方法を定義したデータ)を参照し、画面の色温度を調整します。

しかし、この色プロファイルが破損している場合や、ディスプレイのグラフィックドライバーと互換性のないものが適用されている場合、システムが色変換処理で一時的に詰まることがあります。これにより、画面の表示が短時間停止する現象が発生します。特にグラフィックドライバーの更新後や、新しいディスプレイを接続した際に問題が顕在化することがあります。

夜間モード切り替え時の画面一時停止を解消する手順

夜間モードの切り替え時に発生する画面の一時停止は、ディスプレイの色プロファイルを再設定することで解決できる場合があります。以下の手順で設定を確認し、修正してください。

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。
  2. 「ディスプレイ」設定に移動する
    左側のナビゲーションペインで「システム」を選択し、右側の画面で「ディスプレイ」をクリックします。
  3. 「ディスプレイの詳細設定」を開く
    「関連設定」の下にある「ディスプレイの詳細設定」をクリックします。
  4. 「ディスプレイ1のディスプレイアダプターのプロパティ」を開く
    複数のディスプレイを使用している場合は、問題が発生しているディスプレイを選択し、「ディスプレイアダプターのプロパティ」をクリックします。
  5. 「色の管理」タブを開く
    開いたウィンドウで「色の管理」タブを選択し、「色の管理」ボタンをクリックします。
  6. 現在の色プロファイルを確認する
    「デバイス」タブで、ドロップダウンリストから問題が発生しているディスプレイを選択します。「このデバイスに関連付けられているプロファイル」の一覧に表示されているプロファイルを確認します。
  7. 既定のプロファイルを適用する
    一覧から「sRGB IEC61966-2.1」など、標準的なプロファイルを選択し、「プロファイルを既定値に設定」ボタンをクリックします。もし「sRGB IEC61966-2.1」がない場合は、「追加」ボタンをクリックし、一覧から選択して追加してください。その後、「プロファイルを既定値に設定」します。
  8. 問題のプロファイルを削除する
    既定のプロファイルを適用した後、以前適用されていた可能性のある、問題の原因となっているプロファイルを選択し、「削除」ボタンをクリックします。誤って必要なプロファイルを削除しないよう注意してください。
  9. システム既定のプロファイルを再適用する
    「すべてのプロファイル」タブに移動し、システムが提供する標準的なプロファイル(例: sRGB IEC61966-2.1)を選択し、「プロファイルを既定値に設定」ボタンをクリックします。
  10. 設定を適用して閉じる
    すべてのウィンドウで「OK」をクリックして設定を適用し、閉じます。
  11. システムを再起動する
    変更を完全に適用するため、Windowsを再起動します。再起動後、夜間モードの切り替えを試して、画面の一時停止が解消されたか確認してください。

Windows 10での色の管理画面の開き方

Windows 10の場合も基本的な手順は同様ですが、「色の管理」画面へのアクセス方法が若干異なります。

  1. コントロールパネルを開く
    スタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。名前に「control」と入力してEnterキーを押します。
  2. 「色の管理」を開く
    コントロールパネルで「表示方法」が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」になっていることを確認し、「色の管理」をクリックします。
  3. 以降の手順はWindows 11と同じ
    「色の管理」ウィンドウが開いた後は、Windows 11の手順5以降と同様に操作を進めます。

問題が解決しない場合の追加確認事項

上記の手順で夜間モードの画面一時停止が解消されない場合、他の要因が影響している可能性があります。以下の点を確認してください。

画面が真っ暗になる、色がおかしくなる場合

誤った色プロファイルを適用した結果、画面の色が不自然になったり、真っ暗になったりすることがあります。この場合、Windowsをセーフモードで起動し、色プロファイルを既定の状態に戻すか、グラフィックドライバーを再インストールする対応が必要です。

グラフィックドライバーが古いまたは破損している場合

色プロファイルの処理は、グラフィックドライバー(画面の表示を制御するソフトウェア)と密接に関連しています。ドライバーが古い、または破損していると、色プロファイルの処理が正常に行われないことがあります。

  1. デバイスマネージャーを開く
    スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. グラフィックドライバーを更新する
    「ディスプレイアダプター」を展開し、お使いのグラフィックカードを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
  3. ドライバーを再インストールする
    「ドライバーの更新」で解決しない場合は、グラフィックカードを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択し、その後PCを再起動します。Windowsが自動的にドライバーを再インストールします。

サードパーティ製の色管理ソフトウェアが競合している場合

ディスプレイメーカーが提供するユーティリティや、写真編集ソフトウェアに付属する色管理ツールが、Windowsの夜間モードと競合することがあります。これらのソフトウェアを一時的に無効にするか、アンインストールして動作を確認してください。

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Windows 11とWindows 10の夜間モード設定の違い

項目 Windows 11 Windows 10
設定画面のパス 設定アプリ > システム > ディスプレイ 設定アプリ > システム > ディスプレイ
夜間モードの項目名 「夜間モード」 「夜間モード」
色の管理へのアクセス ディスプレイの詳細設定 > ディスプレイアダプターのプロパティ > 色の管理タブ コントロールパネル > 色の管理
スケジュール設定 「夜間モードのスケジュール」で時間指定または日の出/日の入り 「夜間モードの設定」で時間指定または日の出/日の入り

ディスプレイの色プロファイルを調整することで、夜間モード切り替え時の画面一時停止現象を解消できたことでしょう。

このトラブルシューティングを通じて、PCの画面表示に関する理解が深まったはずです。

今後、グラフィックドライバーの更新や新しいディスプレイの導入時には、色管理の設定を意識して確認してみてください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。