【Windows】予測変換の「表示件数」を増やして目的の単語を素早く見つけるカスタマイズ

【Windows】予測変換の「表示件数」を増やして目的の単語を素早く見つけるカスタマイズ
🛡️ 超解決

予測変換の表示件数が少なく、目的の単語を見つけるのに時間がかかっていませんか。

Windows 11やWindows 10の予測変換は、設定を変更して表示件数を増やせます。

この記事では、予測変換の表示件数をカスタマイズし、入力効率を高める手順を解説します。

【要点】予測変換の表示件数を増やし入力効率を向上させる

  • Microsoft IMEの設定変更: 予測変換の表示件数を増やし、入力効率を向上させます。
  • レジストリの編集: より詳細な表示件数設定を可能にし、特定のカスタマイズに役立ちます。
  • Windows 10での手順確認: Windows 11との違いを理解し、適切な設定を行います。

ADVERTISEMENT

予測変換の表示件数を増やすメリットと前提条件

Windowsの予測変換機能は、文字入力の効率を大幅に向上させるツールです。しかし、既定の設定では表示される候補の数が限られています。特に専門用語や固有名詞を多く入力するビジネスシーンでは、目的の単語がなかなか表示されず、入力に手間取る場合があります。表示件数を増やすことで、より多くの候補から素早く適切な単語を選べるようになります。これにより、入力作業のスピードアップが期待できます。

このカスタマイズは、Windows 11およびWindows 10に搭載されているMicrosoft IMEの機能を利用します。設定を変更するには、管理者権限を持つユーザーアカウントでWindowsにサインインしている必要があります。また、レジストリを編集する場合は、誤った操作がシステムに影響を与える可能性があるため、事前にバックアップを取得することが重要です。

予測変換の表示件数を変更する手順

Microsoft IMEの設定から変更する手順

  1. IMEツールバーの表示
    タスクバーの右下にあるIME入力モードアイコン「A」または「あ」を右クリックします。
  2. 設定の選択
    表示されるメニューから「IME設定」を選択します。
  3. 全般設定の選択
    「Microsoft IME設定」ウィンドウが開いたら、左側のメニューから「全般」を選択します。
  4. 候補表示数を変更
    「予測入力」セクションにある「予測候補の表示数」のプルダウンメニューをクリックします。
  5. 表示数の設定
    表示したい候補の数を選択します。既定では「5」ですが、「10」まで増やすことができます。
  6. 設定の適用
    設定が自動的に適用されます。メモ帳などで入力テストを行い、候補数が増えたことを確認します。

レジストリを編集して表示件数をカスタマイズする手順

Microsoft IMEの設定画面では最大10件までしか表示件数を増やせません。それ以上の件数を設定したい場合は、レジストリを編集する必要があります。レジストリの編集は、システムに重要な変更を加える操作です。誤った操作はシステムの不安定化や起動不能を引き起こす可能性があります。そのため、必ず事前にレジストリのバックアップを取得してください。

  1. レジストリエディターの起動
    Windowsキーを押しながらRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「regedit」と入力し、Enterキーを押します。ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」を選択します。
  2. レジストリのバックアップ
    レジストリエディターのメニューバーから「ファイル」を選択し、「エクスポート」をクリックします。「エクスポート範囲」で「すべて」を選択し、任意の場所にわかりやすいファイル名で保存します。このファイルは、問題が発生した場合にレジストリを元に戻すために使用します。
  3. 対象キーへの移動
    レジストリエディターのアドレスバーに以下のパスをコピーして貼り付け、Enterキーを押します。
    HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\MSIME\Option
    Windows 10の場合は「\IME\15.0\IMEJP\MSIME\Option」ではなく「\IME\IMEJP\MSIME\Option」の可能性があります。
  4. 新規DWORD値の作成
    「Option」キーを右クリックし、「新規」から「DWORD32ビット値」を選択します。
  5. 値の名前を変更
    新しく作成された値の名前を「PredictionCount」に変更します。
  6. 値のデータを編集
    「PredictionCount」をダブルクリックし、「値のデータ」に表示したい候補の数を半角数字で入力します。例えば「15」と入力すると15件表示されます。基数は「10進数」を選択します。
  7. レジストリエディターの終了
    「OK」をクリックして変更を保存し、レジストリエディターを閉じます。
  8. Windowsの再起動
    変更をシステムに反映させるため、Windowsを再起動します。再起動後、メモ帳などで入力テストを行い、候補数が増えたことを確認します。

設定が反映されない場合の確認点と対処法

Microsoft IME以外のIMEを使用している場合

この手順はMicrosoft IMEの設定変更を前提としています。もしGoogle日本語入力など、他のIMEを使用している場合は、そのIME独自の設定画面で予測変換の表示件数を調整してください。

  1. 使用中のIMEの確認
    タスクバーの右下にあるIMEアイコンを確認します。Microsoft IME以外が表示されている場合は、そのIMEの設定を確認してください。
  2. Microsoft IMEへの切り替え
    Microsoft IMEを使用したい場合は、IMEアイコンを右クリックし、「IMEツールバーを表示」から「Microsoft IME」を選択するか、設定の言語と地域から既定のIMEを変更します。

Windows 10でのレジストリパスの違い

Windows 10では、レジストリパスがWindows 11と異なる場合があります。特に「15.0」の部分が異なる可能性があります。以下のパスを確認してください。

  1. Windows 10のレジストリパス
    HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\IME\IMEJP\MSIME\Option
  2. パスの確認と修正
    レジストリエディターで上記パスに移動し、「PredictionCount」値が存在するか、または新規作成できるかを確認します。

レジストリ編集後にシステムが不安定になった場合

レジストリの編集は慎重に行う必要があります。もし編集後にシステムが不安定になったり、予期せぬ動作が発生した場合は、事前に取得したバックアップファイルを使用してレジストリを元に戻します。

  1. レジストリエディターの起動
    Windowsキーを押しながらRキーを押し、「regedit」と入力してEnterキーを押します。
  2. バックアップのインポート
    レジストリエディターのメニューバーから「ファイル」を選択し、「インポート」をクリックします。事前に保存したレジストリのバックアップファイルを選択し、「開く」をクリックします。
  3. Windowsの再起動
    インポートが完了したらレジストリエディターを閉じ、Windowsを再起動します。

ADVERTISEMENT

Windows 11とWindows 10のIME設定画面の比較

項目 Windows 11のIME設定 Windows 10のIME設定
設定画面の開き方 IMEアイコン右クリック → IME設定 IMEアイコン右クリック → IME設定
予測候補表示数設定の場所 Microsoft IME設定 → 全般 → 予測入力セクション Microsoft IME設定 → 全般 → 予測入力セクション
最大表示件数(GUI) 10件 10件
レジストリパスの主な違い HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\MSIME\Option HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\IME\IMEJP\MSIME\Option

予測変換の表示件数を増やすことで、文字入力の効率を大幅に向上させることが可能です。

Microsoft IMEの設定画面から最大10件まで、レジストリ編集によりそれ以上の件数を設定できます。

レジストリを編集する際は、必ず事前にバックアップを取得し、慎重に操作してください。

このカスタマイズを活用し、日々の業務における文書作成やデータ入力の時間を短縮しましょう。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。