【Windows】印刷待ちの一覧画面が開けない不具合をシェル拡張の修正で直す手順

【Windows】印刷待ちの一覧画面が開けない不具合をシェル拡張の修正で直す手順
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業務中に突然、Windowsの印刷待ち一覧画面が開かなくなり、印刷ジョブの管理ができず困っていませんか。

この問題は、プリンター関連のシェル拡張の登録情報が破損していることが主な原因です。

この記事では、シェル拡張の修正を通じて、印刷待ち一覧画面が開かない不具合を解決する具体的な手順を解説します。

【要点】印刷待ち画面が開かない問題を解決する主要な手順

  • レジストリのバックアップ: 予期せぬシステムトラブルに備え、現在の設定を安全に保存します。
  • シェル拡張の登録解除: 破損している可能性のあるプリンター関連のシェル拡張の登録を一時的に解除します。
  • シェル拡張の再登録: 登録解除したシェル拡張を再度システムに登録し、正常な動作を回復させます。

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印刷待ち画面が開かない根本的な原因

Windowsの印刷待ち一覧画面は、システムのシェル機能の一部として動作します。

特に「プリンターフォルダー」の表示に関連するシェル拡張の登録情報が、何らかの理由で破損すると、画面が開かなくなる症状が発生します。

これは、サードパーティ製プリンタードライバーのインストールやアンインストール、あるいはWindows Updateの適用時に、関連するシステムファイルやレジストリの設定が正常に更新されなかった場合に起こりがちです。

破損した登録情報を修正することで、印刷待ち画面のアクセス機能は回復します。

印刷待ち画面の不具合を修正する手順

ここでは、印刷待ち画面が開かない問題を解決するための具体的な手順を解説します。

レジストリを操作するため、必ずバックアップを取ってから作業を進めてください。

レジストリのバックアップ手順

システムの安定性を保つため、レジストリを編集する前に必ずバックアップを取得してください。

  1. レジストリエディターを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
    「regedit」と入力し、Enterキーを押します。「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」を選択します。
  2. レジストリ全体をエクスポートする
    レジストリエディターの左上にある「ファイル」メニューをクリックし、「エクスポート」を選択します。
    「エクスポート範囲」で「すべて」を選択し、任意の場所にわかりやすい名前を付けて保存します。
    保存形式は「登録ファイル(*.reg)」のままにします。

シェル拡張の登録解除と再登録手順

破損したシェル拡張を一度解除し、再登録することで問題を解決します。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
    Windows 10の場合、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
    「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」を選択します。
  2. シェル拡張の登録を解除する
    開いたコマンドプロンプトのウィンドウに、以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
    regsvr32 /u %windir%\System32\printui.dll
    「DllUnregisterServerは成功しました」というメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。
  3. シェル拡張を再登録する
    続いて、以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
    regsvr32 %windir%\System32\printui.dll
    「DllRegisterServerは成功しました」というメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。
  4. PCを再起動する
    開いているすべてのプログラムを閉じ、PCを再起動します。
    再起動後、印刷待ち一覧画面が開けるかを確認してください。

修正手順で解決しない場合の追加確認

上記の手順で問題が解決しない場合、他の原因が考えられます。

以下の点を確認し、対処を進めてください。

コマンドプロンプトの管理者権限が不足している

シェル拡張の登録解除や再登録には、管理者権限が必要です。

管理者権限なしでコマンドを実行すると、「指定されたモジュールが見つかりません」や「アクセスが拒否されました」といったエラーが表示されることがあります。

スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を選択して、管理者権限でコマンドプロンプトを開き直してください。

プリンタードライバーが破損している

シェル拡張の問題だけでなく、プリンタードライバー自体が破損している可能性もあります。

この場合、印刷待ち画面が開けないだけでなく、印刷自体が正常に行われないことがあります。

  1. プリンターを削除する
    Windows 11では、「設定」アプリを開き、「Bluetoothとデバイス」から「プリンターとスキャナー」を選択します。
    該当するプリンターをクリックし、「削除」を選択します。
    Windows 10では、「設定」アプリの「デバイス」から「プリンターとスキャナー」を選択し、同様に削除します。
  2. プリンタードライバーを再インストールする
    プリンターメーカーのウェブサイトから、最新のプリンタードライバーをダウンロードし、インストールし直してください。

Print Spoolerサービスが停止している

印刷処理を管理する「Print Spooler」サービスが停止していると、印刷待ち画面が開かず、印刷もできません。

  1. サービス管理ツールを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
    「services.msc」と入力し、Enterキーを押します。
  2. Print Spoolerサービスを再起動する
    サービスの一覧から「Print Spooler」を探します。
    「Print Spooler」を右クリックし、「再起動」を選択します。
    もしサービスが停止している場合は、「開始」を選択します。

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Windows 11とWindows 10の印刷待ち画面アクセス方法の違い

Windows 11とWindows 10では、印刷待ち画面へのアクセス方法に若干の違いがあります。

一般的なアクセス方法を比較表で示します。

項目 Windows 11 Windows 10
設定アプリからのアクセス 「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「プリンターとスキャナー」から対象プリンターを選択し「キューを開く」 「設定」→「デバイス」→「プリンターとスキャナー」から対象プリンターを選択し「キューを開く」
コントロールパネルからのアクセス 「コントロールパネル」→「デバイスとプリンター」から対象プリンターを右クリックし「印刷ジョブの表示」 「コントロールパネル」→「デバイスとプリンター」から対象プリンターを右クリックし「印刷ジョブの表示」
タスクバーのアイコン 印刷中にタスクバーにプリンターアイコンが表示され、クリックで開く 印刷中にタスクバーにプリンターアイコンが表示され、クリックで開く

まとめ

この記事で解説したシェル拡張の修正手順により、Windowsの印刷待ち一覧画面が開かない問題が解決できたことと思います。

レジストリのバックアップは、システムトラブルに備える上で非常に重要な操作です。

今後も同様のトラブルが発生した場合は、プリンタードライバーの更新やPrint Spoolerサービスの状況確認も試してみてください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。