【Windows】プロファイルの不一致を「Defaultユーザー」フォルダのパーミッション修正で直す手順 | エラーコード:0x80246017

【Windows】プロファイルの不一致を「Defaultユーザー」フォルダのパーミッション修正で直す手順 | エラーコード:0x80246017
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Windowsでサインインしようとすると、「ユーザープロファイルを読み込めません」というエラーメッセージが表示され、一時プロファイルでサインインさせられることがあります。これは、プロファイルの不一致エラー0x80246017として知られる一般的な問題です。

多くの場合、Defaultユーザーフォルダのアクセス許可が適切でないことが原因です。

この記事では、Defaultユーザーフォルダのアクセス許可を修正し、レジストリを調整することで、このプロファイル不一致エラーを解決する具体的な手順を解説します。

【要点】プロファイル不一致エラーの解決策

  • Defaultユーザーフォルダのアクセス許可修正: 新規プロファイル作成や既存プロファイル読み込みに必要なアクセス権を回復します。
  • レジストリのプロファイルパス修正: 破損したプロファイルや一時プロファイルに関するレジストリ設定を適切に調整します。
  • システムの復元ポイント作成: 予期せぬ問題に備え、システムの状態を事前に保存することで安全に作業を進めます。

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プロファイルの不一致エラー0x80246017が発生する原因

Windowsのプロファイル不一致エラー0x80246017は、主にユーザープロファイルを構成するファイルや設定に問題がある場合に発生します。特に「Defaultユーザー」フォルダは、新しいユーザープロファイルが作成される際のテンプレートとして機能します。

このDefaultユーザーフォルダへのアクセス許可が不適切であると、システムは新しいプロファイルを正常に作成したり、既存のプロファイルを適切に読み込んだりできません。結果として、一時プロファイルでサインインさせられたり、プロファイルサービスがエラーを報告したりします。

レジストリ内のプロファイルパスの不整合や、破損したプロファイル情報が残っていることも、このエラーの一般的な原因です。

Defaultユーザーフォルダのアクセス許可を修正する手順

このセクションでは、プロファイル不一致エラーを解決するための具体的な手順を解説します。レジストリの編集が含まれるため、必ず事前にシステムのバックアップを取ることを推奨します。

システムの復元ポイントを作成する

  1. システムプロパティを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  2. システムの保護タブへ移動する
    「sysdm.cpl」と入力してEnterキーを押します。「システムのプロパティ」ウィンドウが開いたら、「システムの保護」タブをクリックします。
  3. 復元ポイントを作成する
    「作成」ボタンをクリックします。復元ポイントの名前を任意で入力し、「作成」をクリックして完了します。

Defaultユーザーフォルダのアクセス許可を修正する

  1. エクスプローラーを開く
    タスクバーのエクスプローラーアイコンをクリックするか、WindowsキーとEキーを同時に押して開きます。
  2. Cドライブに移動する
    左側のナビゲーションペインから「PC」を選択し、「ローカルディスクC:」をダブルクリックします。
  3. 「ユーザー」フォルダを開く
    「ユーザー」フォルダをダブルクリックして開きます。
  4. 「Default」フォルダの表示設定を変更する
    Windows 11の場合、エクスプローラー上部の「表示」をクリックし、「表示」にカーソルを合わせ、「隠し項目」にチェックを入れます。Windows 10の場合は、「表示」タブをクリックし、「隠しファイル」にチェックを入れます。これにより、「Default」フォルダが表示されます。
  5. 「Default」フォルダのプロパティを開く
    「Default」フォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  6. 「セキュリティ」タブへ移動する
    「Defaultのプロパティ」ウィンドウで、「セキュリティ」タブをクリックします。
  7. アクセス許可を変更する
    「編集」ボタンをクリックします。「Defaultのアクセス許可」ウィンドウが開きます。
  8. 「SYSTEM」と「Administrators」のフルコントロールを許可する
    グループ名またはユーザー名の一覧から「SYSTEM」を選択し、「フルコントロール」の「許可」チェックボックスにチェックを入れます。次に「Administrators」を選択し、「フルコントロール」の「許可」チェックボックスにチェックを入れます。
  9. 変更を適用する
    「適用」ボタンをクリックし、次に「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。

レジストリを編集してプロファイルパスを修正する

レジストリの編集は慎重に行う必要があります。誤った変更はシステムに深刻な問題を引き起こす可能性があります。

  1. レジストリエディターを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログに「regedit」と入力してEnterキーを押します。ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら、「はい」をクリックして許可します。
  2. 該当するレジストリパスに移動する
    レジストリエディターのアドレスバーに以下のパスをコピーして貼り付け、Enterキーを押します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
  3. SIDキーを確認する
    「ProfileList」を展開すると、「S-1-5-21」で始まる複数のキーが表示されます。これらはユーザーのセキュリティ識別子SIDです。
  4. 破損したプロファイルのキーを特定する
    各SIDキーをクリックし、右側のペインで「ProfileImagePath」のデータを確認します。一時プロファイルでサインインしている場合、末尾に「.bak」または「.tmp」が付いたキー、あるいは「ProfileImagePath」が正しくないキーを探します。
  5. 「.bak」が付いたキーを修正する
    もし「S-1-5-21-…」と「S-1-5-21-….bak」のように同じSIDで末尾に「.bak」が付いているキーと付いていないキーが両方存在する場合、以下の手順で修正します。
    • 末尾に「.bak」が付いていないキーを右クリックし、「名前の変更」を選択します。キー名の末尾に「.bad」などの識別子を追加します。
    • 末尾に「.bak」が付いているキーを右クリックし、「名前の変更」を選択します。キー名の末尾から「.bak」を削除します。
    • 「.bad」に変更したキーを右クリックし、「削除」を選択します。
  6. 「.tmp」または不明なキーを削除する
    「ProfileImagePath」が「C:\Users\TEMP」など、一時プロファイルを指しているキー、または「ProfileImagePath」が空であるか、存在しないパスを指しているキーを右クリックし、「削除」を選択します。
  7. レジストリエディターを閉じる
    すべての変更が完了したら、レジストリエディターを閉じます。
  8. コンピューターを再起動する
    Windowsを再起動し、問題が解決したか確認します。

プロファイル修復時に発生しやすい問題と対処法

プロファイルの不一致エラーを修正する過程で、いくつかの問題に直面する可能性があります。ここでは、よくある問題とその対処法を解説します。

Defaultユーザーフォルダのアクセス拒否メッセージが表示される

Defaultユーザーフォルダのアクセス許可を変更しようとした際に、「アクセスが拒否されました」というメッセージが表示されることがあります。

これは、現在サインインしているユーザーアカウントに、そのフォルダの所有権を変更する権限がない場合に発生します。この問題は、別の管理者アカウントでサインインして操作するか、現在の管理者アカウントで所有権を明示的に取得することで解決できます。

  1. 別の管理者アカウントでサインインする
    可能であれば、すでに存在する別の管理者アカウントでWindowsにサインインし、上記の手順を再度実行します。
  2. 所有権を取得する
    Defaultユーザーフォルダのプロパティを開き、「セキュリティ」タブから「詳細設定」をクリックします。「所有者」の横にある「変更」をクリックし、現在の管理者アカウント名を入力して所有権を付与します。その後、再度アクセス許可の変更を試します。

レジストリ編集後にシステムが不安定になる

レジストリの誤った編集は、システムの不安定化や起動不能を引き起こす可能性があります。

このような状況に陥った場合は、事前に作成したシステムの復元ポイントを使用して、システムを正常な状態に戻すことができます。

  1. システムの復元を実行する
    Windowsが起動できる場合は、スタートメニューから「復元ポイントの作成」と検索し、表示される「システムのプロパティ」から「システムの保護」タブを開きます。「システムの復元」ボタンをクリックし、作成した復元ポイントを選択して復元を実行します。
    Windowsが起動できない場合は、Windows回復環境に入り、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムの復元」を選択して実行します。

一時プロファイルが繰り返し生成される

Defaultユーザーフォルダのアクセス許可を修正し、レジストリも編集したにもかかわらず、サインイン時に一時プロファイルが繰り返し生成されることがあります。

これは、既存のプロファイルが深く破損しているか、関連するシステムファイルに問題がある可能性を示唆しています。この場合、新しいユーザープロファイルを作成することが最も確実な解決策となることがあります。

  1. 新しいユーザープロファイルを作成する
    別の管理者アカウントでサインインし、Windowsの設定を開きます。「アカウント」→「家族とその他のユーザー」へ移動します。「その他のユーザー」セクションで「アカウントの追加」をクリックし、新しいローカルアカウントを作成します。その後、新しいアカウントに管理者権限を付与し、そのアカウントでサインインして問題が解決するか確認します。

Windows 10での操作の違い

この記事の手順はWindows 11を基準にしていますが、Windows 10でも同様の操作で対応できます。主な違いは隠しファイルの表示方法です。

Windows 10では、エクスプローラーの「表示」タブをクリックし、「隠しファイル」のチェックボックスをオンにすることで、Defaultユーザーフォルダを表示できます。

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プロファイル破損時の主な対処法と特徴の比較

項目 Defaultユーザーフォルダのパーミッション修正 レジストリ編集によるプロファイルパス修正 新規ユーザープロファイル作成
対象 Defaultユーザープロファイルのアクセス許可問題 レジストリに登録されたプロファイルパスの不整合 既存プロファイルの深刻な破損
解決策 Defaultユーザーフォルダのセキュリティ設定でSYSTEMとAdministratorsにフルコントロールを付与 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList内のSIDキーを修正または削除 新しいローカルアカウントを作成し、データを移行
影響範囲 新規プロファイルの作成や既存プロファイルの読み込み 特定のユーザープロファイルのパスと状態 システム全体のユーザー管理
難易度 中程度 中程度
データ移行 不要 不要 必要

まとめ

この記事では、Windowsで発生するプロファイル不一致エラー0x80246017を解決するため、Defaultユーザーフォルダのアクセス許可を修正し、レジストリ内のプロファイルパスを調整する手順を解説しました。

これらの操作を行うことで、一時プロファイルでサインインさせられる問題を解消し、通常のユーザープロファイルでWindowsにアクセスできるようになったはずです。

もし問題が再発する場合は、新しいユーザープロファイルの作成も検討し、定期的にシステムの復元ポイントを作成して万一のトラブルに備えましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。