Windowsパソコンのサインイン画面で「パスワードの有効期限が切れました」と表示され、ログインできずに困っていませんか。
業務中にこのような状況に直面すると、焦ってしまうものです。
この記事では、パスワードの有効期限切れでサインインできない場合の、新しいパスワード設定手順を詳しく解説します。
記事の手順に従うことで、スムーズにWindowsにログインし、業務を再開できるでしょう。
【要点】Windowsパスワード期限切れ・ログイン不可時の対処法
- サインイン画面でのパスワード変更: 有効期限切れのメッセージが表示された際に、その場で新しいパスワードを設定できます。
- 別の管理者アカウントを利用したリセット: ローカルアカウントでログインできない場合、別の管理者アカウントからパスワードをリセットできます。
- Microsoftアカウントのパスワードリセット: Microsoftアカウントでログインできない場合、Web経由でパスワードを安全にリセットできます。
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目次
パスワードの有効期限が設定される理由と仕組み
Windowsのパスワードに有効期限が設定されるのは、セキュリティを強化するためです。
定期的にパスワードを変更することで、万が一パスワードが漏洩した場合でも、不正アクセスのリスクを低減できます。
特に企業環境では、情報セキュリティポリシーの一環として、パスワードの有効期限が厳しく管理されていることが多いです。
ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの有効期限の扱い
Windowsアカウントには、ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの2種類があります。
ローカルアカウントの場合、通常は既定でパスワードの有効期限は設定されていません。
しかし、企業のドメインに参加しているパソコンや、管理者が意図的に設定した場合は有効期限が適用されます。
一方、Microsoftアカウントは、オンラインサービスと連携しているため、有効期限の概念はローカルアカウントとは異なります。
Microsoftアカウントは、定期的なパスワード変更を強制するのではなく、二段階認証などの多要素認証でセキュリティを強化するのが一般的です。
期限切れでログインできない場合の新しいパスワード設定手順
パスワードの有効期限が切れてログインできない場合でも、適切な手順を踏めば新しいパスワードを設定し、Windowsにサインインできます。
ここでは、状況に応じた具体的な設定手順を解説します。
パターン1: サインイン画面でパスワード変更が促される場合
パスワードの有効期限が切れると、サインイン画面で新しいパスワードの設定を促すメッセージが表示されることが一般的です。
この場合は、画面の指示に従って変更を進めます。
- サインイン画面でCtrl+Alt+Deleteを押す
Windows 11のサインイン画面で、キーボードのCtrlキー、Altキー、Deleteキーを同時に押します。 - パスワード変更画面の表示
「パスワードの変更」または「パスワードの有効期限が切れました」というメッセージが表示されます。 - 古いパスワードと新しいパスワードの入力
「古いパスワード」の欄に、現在使用している期限切れのパスワードを入力します。
「新しいパスワード」と「パスワードの確認入力」の欄に、新しく設定したいパスワードをそれぞれ入力してください。
パスワードの要件を満たすように、複雑な文字列を設定しましょう。 - パスワード変更の完了
入力が完了したら、矢印ボタンまたはEnterキーを押します。
パスワードが正常に変更された旨のメッセージが表示されれば完了です。 - 新しいパスワードでサインイン
変更した新しいパスワードでWindowsにサインインします。
パターン2: ローカルアカウントでログインできない場合(別の管理者アカウントがある)
パスワードを忘れてしまった、または上記の方法で変更できないローカルアカウントの場合、別の管理者権限を持つアカウントがあればパスワードをリセットできます。
- 管理者アカウントでサインイン
Windows 11に、別の管理者権限を持つアカウントでサインインします。 - 設定アプリを開く
スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。 - アカウント設定へ移動
設定画面の左側メニューで「アカウント」をクリックし、次に「家族とその他のユーザー」を選択します。 - 対象アカウントを選択しパスワードをリセット
パスワードをリセットしたいアカウント名をクリックします。
「パスワードの変更」または「アカウントの種類を変更」のオプションが表示される場合があります。
「パスワードの変更」を選択し、画面の指示に従って新しいパスワードを設定します。
Windows 10の場合は、「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」で対象アカウントを選択し、「パスワードのリセット」をクリックします。 - 新しいパスワードでサインイン
設定した新しいパスワードで、対象のアカウントにサインインできるか確認します。
パターン3: Microsoftアカウントでログインできない場合
Microsoftアカウントのパスワードを忘れたり、有効期限切れでサインインできない場合は、MicrosoftのWebサイトからパスワードをリセットします。
インターネットに接続できる別のデバイスが必要です。
- サインイン画面で「パスワードを忘れた場合」を選択
Windows 11のサインイン画面で、Microsoftアカウントのパスワード入力欄の下にある「パスワードを忘れた場合」のリンクをクリックします。 - 本人確認の実行
画面の指示に従い、Microsoftアカウントに登録されているメールアドレスや電話番号にセキュリティコードを送信して本人確認を行います。
表示される指示に従い、セキュリティコードを入力してください。 - 新しいパスワードの設定
本人確認が完了すると、新しいパスワードを設定する画面が表示されます。
新しいパスワードを入力し、確認のためにもう一度入力します。 - パスワードリセットの完了
「次へ」または「保存」ボタンをクリックして、パスワードのリセットを完了します。 - 新しいパスワードでサインイン
Windows 11のサインイン画面に戻り、設定した新しいパスワードでサインインします。
パスワード設定時の注意点と関連トラブル
パスワードをリセットする際には、いくつかの注意点があります。
また、予期せぬトラブルに遭遇することもありますので、事前に確認しておきましょう。
新しいパスワードの要件を満たせない
新しいパスワードを設定する際、システムが定める要件を満たさないと変更ができません。
例えば、過去に使用したパスワードは使えない、特定の文字数以上にする、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる、などのルールがあります。
画面に表示されるエラーメッセージを確認し、要件に合ったパスワードを設定してください。
BitLocker回復キーの要求
パスワードのリセットやシステム修復操作を行った後、Windowsが起動する際にBitLocker回復キーの入力を求められる場合があります。
これは、システムのセキュリティ保護機能が働き、不正な変更がないかを確認するためです。
BitLocker回復キーは、Microsoftアカウント、USBフラッシュドライブ、または印刷された書類に保存されていることが多いです。
事前にキーの保存場所を確認しておくことが重要です。
パスワードリセットディスクが利用できない
ローカルアカウントの場合、事前に「パスワードリセットディスク」を作成していれば、パスワードを忘れても簡単にリセットできます。
しかし、このディスクを作成していない場合、その機能は利用できません。
パスワードリセットディスクは、USBフラッシュドライブなどで作成できるため、万が一に備えて作成しておくことを強く推奨します。
ドメイン参加PCのパスワードリセット
企業環境でドメインに参加しているパソコンの場合、パスワードはActive Directoryなどの集中管理システムによって管理されています。
この場合、上記の手順でパスワードを変更できないことがあります。
ドメイン参加PCのパスワードリセットが必要な場合は、必ず社内のシステム管理者またはIT部門に連絡してください。
管理者アカウントがない、または利用できない場合
ローカルアカウントでパスワードを忘れ、かつ別の管理者アカウントがない、または利用できない場合、Windowsにサインインする方法が非常に限られます。
この状況では、Windowsの再インストールが必要になる可能性が高いです。
重要なデータがある場合は、事前にバックアップを取っておくことが極めて重要です。
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Windows 11とWindows 10のパスワード管理の違い
Windows 11とWindows 10では、パスワード管理の基本的な考え方に大きな違いはありません。
しかし、設定画面のレイアウトや一部の操作手順が異なります。
| 項目 | Windows 11 | Windows 10 |
|---|---|---|
| 設定画面の構成 | 左側メニューに「アカウント」があり、その中に「家族とその他のユーザー」がある | 「アカウント」内に「家族とその他のユーザー」がある |
| パスワードリセットオプション | 対象アカウント選択後、「パスワードの変更」または「アカウントの種類を変更」から操作する | 対象アカウント選択後、「パスワードのリセット」が直接表示されることが多い |
| 既定の有効期限 | ローカルアカウントでは既定で有効期限なし | ローカルアカウントでは既定で有効期限なし |
| Microsoftアカウント連携 | サインインオプションでパスワードレス認証を推奨している | パスワードレス認証も選択可能 |
まとめ
この記事では、Windowsのサインイン画面で「パスワードの有効期限が切れました」と表示された場合の対処法を解説しました。
期限切れのプロンプトに従ってパスワードを変更する方法、別の管理者アカウントを利用する方法、Microsoftアカウントをリセットする方法を理解できたでしょう。
万が一に備え、パスワードリセットディスクの作成やBitLocker回復キーの確認を忘れずに行い、今後のパスワード管理に役立ててください。
適切なパスワード管理とセキュリティ対策で、安全かつスムーズな業務遂行を目指しましょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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