【Windows】システムイメージの作成が「0x80780119」で失敗する時の回復領域の拡張手順 | エラーコード:0x80780119

【Windows】システムイメージの作成が「0x80780119」で失敗する時の回復領域の拡張手順 | エラーコード:0x80780119
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Windowsでシステムイメージの作成中にエラーコード「0x80780119」が表示され、作業が中断されることがあります。

このエラーは通常、システムが利用する回復パーティションの容量が不足している場合に発生します。

この記事では、回復パーティションを適切に拡張し、システムイメージ作成の失敗を解決する具体的な手順を解説します。

【要点】システムイメージ作成エラー0x80780119の解決策

  • 重要なデータのバックアップ: 回復パーティションの操作前に、必ずすべてのデータを保護します。
  • ディスク管理での確認: 回復パーティションの現在の状態とサイズを正確に把握します。
  • Diskpartコマンドの実行: コマンドプロンプトで回復パーティションを再構築し、必要な容量を確保します。
  • システムイメージの再作成: 問題が解決されたことを確認し、システムイメージを正常に作成します。

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システムイメージ作成がエラー0x80780119で失敗する根本的な原因

システムイメージの作成時にエラーコード「0x80780119」が発生する場合、主な原因は回復パーティションの容量不足です。

システムイメージには、オペレーティングシステム全体だけでなく、Windows回復環境も含まれます。

この回復環境を保存するための領域が、回復パーティション内に十分に確保されていないと、イメージ作成が途中で失敗してしまいます。

Windows 11では、通常回復パーティションのサイズが自動で調整されますが、特定の更新プログラムの適用や、ディスク構成によっては容量が不足することがあります。

回復パーティションを拡張してエラー0x80780119を解決する手順

このセクションでは、Diskpartコマンドを使用して回復パーティションを再構築し、システムイメージ作成エラー0x80780119を解決する詳細な手順を説明します。

Diskpartコマンドはディスクのパーティション構成を直接変更するため、操作を誤るとデータが失われる可能性があります。

作業を開始する前に、必ず重要なデータのバックアップを取ってください。

事前準備: データのバックアップと回復パーティションの特定

  1. 重要なデータのバックアップ
    外付けHDDやOneDriveなど、安全な場所にすべての重要なファイルをバックアップします。
  2. ディスク管理を開く
    スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。
  3. 回復パーティションの場所とサイズを確認
    ディスク管理ウィンドウで、回復パーティションがどのディスクに存在するか、そのサイズと隣接するパーティションを確認します。
    通常、回復パーティションはCドライブの右隣にあることが多いです。
  4. 回復パーティションの番号とオフセットを確認
    後続のDiskpartコマンドで使用するため、回復パーティションのディスク番号とパーティション番号をメモしておきます。

コマンドプロンプトでの回復パーティションの削除と再作成

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行
    検索バーに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. Diskpartを起動
    コマンドプロンプトに「diskpart」と入力し、Enterキーを押します。
  3. ディスクの選択
    list disk」と入力し、Enterキーを押します。
    回復パーティションがあるディスクの番号を確認し、「select disk <ディスク番号>」と入力してEnterキーを押します。
    例: select disk 0
  4. パーティションの選択
    list partition」と入力し、Enterキーを押します。
    回復パーティションの番号を確認し、「select partition <回復パーティション番号>」と入力してEnterキーを押します。
    例: select partition 4
  5. 回復パーティションの削除
    delete partition override」と入力し、Enterキーを押します。
    これにより、回復パーティションが削除され、未割り当て領域になります。
  6. Cドライブの拡張(オプション)
    回復パーティションがCドライブの右隣にあった場合、Cドライブを一時的に拡張して未割り当て領域を取り込みます。
    select partition 」と入力し、Enterキーを押します。
    extend」と入力し、Enterキーを押します。
  7. 新しい回復パーティションの作成
    create partition primary id=de94bba4-06d1-4d40-a16a-bf5cd5060000 gpt attributes=0x8000000000000001」と入力し、Enterキーを押します。
    これにより、新しい回復パーティションが作成されます。
    Windows 10の場合、attributes=0x8000000000000001の代わりにattributes=0x1000000000000001を指定する場合もあります。
  8. 回復パーティションのフォーマット
    format quick fs=ntfs label="Windows RE tools"」と入力し、Enterキーを押します。
  9. 回復パーティションの隠し属性設定
    set id="de94bba4-06d1-4d40-a16a-bf5cd5060000"」と入力し、Enterキーを押します。
    これにより、回復パーティションが非表示になり、Windows回復環境として認識されます。
  10. Diskpartを終了
    exit」と入力し、Enterキーを押してDiskpartを終了します。
    コマンドプロンプトも閉じます。

システムイメージの再作成

  1. コントロールパネルを開く
    検索バーに「コントロールパネル」と入力し、開きます。
  2. バックアップと復元(Windows 7)を開く
    「システムとセキュリティ」の下にある「バックアップと復元(Windows 7)」を選択します。
  3. システムイメージの作成を開始
    左側のメニューから「システムイメージの作成」をクリックします。
  4. 指示に従ってイメージ作成を完了
    保存場所を選択し、画面の指示に従ってシステムイメージの作成を完了させます。
    エラー0x80780119が表示されずに正常に完了することを確認してください。

回復パーティション操作時の注意点と代替のバックアップ方法

回復パーティションの操作はシステムの根幹に関わるため、慎重な対応が求められます。

ここでは、よくある失敗例とその対処法、および代替のバックアップ方法について解説します。

Diskpartコマンドの誤操作によるデータ損失

原因: 誤ってCドライブや他の重要なパーティションを選択し、削除コマンドを実行してしまうことがあります。

対処法: コマンドを実行する前に、必ず「list disk」や「list partition」コマンドで、選択しているディスクやパーティションが正しいことを複数回確認してください。

特に「delete partition override」コマンドは回復不能なデータ損失を招くため、細心の注意が必要です。

万が一に備え、事前に外付けドライブなどへ重要なファイルのバックアップを徹底します。

回復パーティションのID設定ミス

原因:create partition primary id=...」や「set id=...」のコマンドで、IDや属性の指定を誤ると、作成したパーティションがWindows回復環境として認識されないことがあります。

対処法: 記載されているコマンドは正確にコピー&ペーストしてください。

特にWindows 10とWindows 11では、回復パーティションのIDや属性が異なる場合があるため、ご自身のOSバージョンに適したコマンドを使用することが重要です。

一般的なWindows 11の回復パーティションIDは「de94bba4-06d1-4d40-a16a-bf5cd5060000」です。

システムイメージ作成以外のバックアップ方法

原因: Diskpartコマンドの操作に不安がある場合や、システムイメージ作成以外のより簡単なバックアップ方法を検討したい場合があるでしょう。

対処法:

ファイル履歴機能を使用すると、指定したフォルダ内のファイルを定期的にバックアップできます。

OneDriveなどのクラウドストレージサービスを利用すれば、重要なドキュメントや写真が自動的に同期され、常に最新の状態を保てます。

また、サードパーティ製のバックアップソフトウェアは、より柔軟なバックアップオプションを提供し、操作が比較的簡単なものも多く存在します。

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システムイメージ作成とファイル履歴の比較

項目 システムイメージ作成 ファイル履歴
対象 OS、インストール済みアプリ、設定、全データを含むシステム全体 ドキュメント、ピクチャ、ビデオなどの個人ファイル
用途 OSが起動しない場合の完全なシステム復元 誤って削除したファイルや過去のバージョンの復元
難易度 中〜高
回復パーティションの要件 あり(容量不足がエラーの原因となる) なし
バックアップ頻度 手動またはスケジュール設定 自動(定期的にファイルの変更を記録)

この記事では、システムイメージ作成時に発生するエラーコード0x80780119の解決策として、回復パーティションをDiskpartコマンドで拡張する手順を解説しました。

この手順を実行することで、システムイメージを正常に作成できるようになります。

今後は、定期的なシステムイメージの作成や、ファイル履歴、OneDriveなどの機能を活用して、重要なデータを保護することをお勧めします。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。