【Windows】タイムアウトエラーを更新チェックの「検索間隔」ポリシー変更で直す手順 | エラーコード:0x80248013

【Windows】タイムアウトエラーを更新チェックの「検索間隔」ポリシー変更で直す手順 | エラーコード:0x80248013
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Windows Updateを実行した際、エラーコード0x80248013が表示され、更新チェックが進まない状況に直面していませんか。

このエラーは、Windows Updateサービスが更新プログラムの検索中に、サーバーからの応答を待つ時間が長すぎたために発生するタイムアウトが原因です。

この記事では、グループポリシーの「更新チェックの検索間隔」を変更し、タイムアウトエラー0x80248013を解決する具体的な手順を解説します。

設定を調整することで、更新プログラムの検出が正常に完了できるようになります。

【要点】Windows Updateエラー0x80248013の解決策

  • グループポリシーエディターでの設定: 更新チェックの検索間隔を調整し、タイムアウト発生を防ぎます。
  • Windows Updateサービスの再起動: 変更した設定をWindows Updateサービスに確実に適用します。
  • 更新プログラムのキャッシュクリア: 破損したキャッシュデータを削除し、更新チェックを正常な状態に戻します。

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なぜWindows Updateでエラーコード0x80248013が発生するのか

エラーコード0x80248013は、Windows Updateサービスが更新プログラムの検索を試みた際に、指定された時間内にサーバーからの応答が得られなかった場合に発生します。

これは、更新プログラムのダウンロードやインストールではなく、初期の「検索」段階で生じる問題です。

主な原因としては、Windows Updateサーバーの負荷、ネットワーク接続の不安定さ、あるいはクライアント側の更新チェック間隔が短すぎることが挙げられます。

特に企業のネットワーク環境や、多くのデバイスが一斉に更新チェックを行う状況では、サーバー応答が遅延し、タイムアウトエラーが発生しやすくなります。

「更新チェックの検索間隔」ポリシーを変更し、更新プログラムを検出する頻度を調整することで、タイムアウトを回避できる可能性が高まります。

グループポリシーで更新チェックの検索間隔を変更する手順

このセクションでは、グループポリシーエディターを使用してWindows Updateの検索間隔を変更する手順を説明します。

Windows 11 ProおよびEnterpriseエディションで利用できます。Windows 10 ProおよびEnterpriseエディションでも同様の操作です。

レジストリのバックアップ手順

グループポリシーの変更はシステムレジストリに影響を与えます。万が一の事態に備え、レジストリのバックアップを推奨します。

  1. レジストリエディターを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。名前に「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」をクリックします。
  2. バックアップするキーを選択する
    レジストリエディターの左側ペインで、コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdateのパスに移動します。
  3. レジストリキーをエクスポートする
    「WindowsUpdate」キーを右クリックし、「エクスポート」を選択します。任意の場所にバックアップファイルを保存します。ファイル名には日付を含めることを推奨します。

グループポリシーエディターでの設定手順

  1. グループポリシーエディターを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。名前に「gpedit.msc」と入力し、「OK」をクリックします。
  2. ポリシー項目へ移動する
    左側ペインで「コンピューターの構成」を展開し、「管理用テンプレート」を展開します。次に「Windowsコンポーネント」を展開し、「Windows Update」をクリックします。
  3. 「自動更新の検出頻度」ポリシーを開く
    右側ペインに表示されるポリシーリストの中から、「自動更新の検出頻度」をダブルクリックして開きます。
  4. ポリシーを有効にして検出間隔を設定する
    設定ウィンドウで「有効」を選択します。「オプション」セクションの「更新プログラムを検出する間隔」に、適切な時間を入力します。デフォルトの1時間よりも長い「4」や「6」などの値を推奨します。これは、Windows Updateが更新プログラムをチェックする間隔を延長し、タイムアウトのリスクを減らすためです。
  5. 変更を適用する
    「適用」をクリックし、続いて「OK」をクリックして設定を保存します。グループポリシーエディターを閉じます。
  6. グループポリシーの更新を強制する
    管理者としてコマンドプロンプトを開き、「gpupdate /force」と入力してEnterキーを押します。これにより、グループポリシーの変更がすぐにシステムに適用されます。

Windows 10 Homeエディションでのレジストリ編集手順

Windows 10 Homeエディションにはグループポリシーエディターが搭載されていないため、レジストリを直接編集して「更新チェックの検索間隔」を変更する必要があります。

レジストリ編集は慎重に行う必要があります。誤った編集はシステムに深刻な問題を引き起こす可能性があります。

  1. レジストリエディターを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログに「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」をクリックします。
  2. 目的のレジストリキーへ移動する
    レジストリエディターの左側ペインで、以下のパスに移動します。
    コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU
    もし「WindowsUpdate」や「AU」キーが存在しない場合は、手動で作成する必要があります。「Windows」キーを右クリックし、「新規」から「キー」を選択し、「WindowsUpdate」と入力します。同様に、「WindowsUpdate」キーの下に「AU」キーを作成します。
  3. 新しいDWORD値を作成する
    「AU」キーを選択した状態で、右側の空白部分を右クリックし、「新規」から「DWORD 32ビット値」を選択します。
  4. DWORD値を設定する
    新しく作成されたDWORD値の名前を「DetectionFrequency」に変更します。
  5. DetectionFrequencyの値を設定する
    「DetectionFrequency」をダブルクリックし、「値のデータ」に検出間隔を時間単位で入力します。例えば「4」と入力すると、4時間ごとに更新チェックが行われます。これはデフォルトの1時間より長い値であり、タイムアウトのリスクを軽減します。基数は「10進数」を選択してください。
  6. 変更を適用する
    「OK」をクリックして設定を保存します。レジストリエディターを閉じ、コンピューターを再起動して変更を適用します。

変更が反映されない場合の追加確認と対処法

グループポリシーやレジストリの設定を変更してもエラーが解消されない場合は、以下の追加手順を試してください。

Windows Updateサービスの再起動

設定変更がシステムに確実に反映されるよう、Windows Update関連サービスを再起動します。

  1. サービス管理ツールを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「services.msc」と入力して「OK」をクリックします。
  2. Windows Updateサービスを停止・開始する
    サービスの一覧から「Windows Update」を見つけます。右クリックして「停止」を選択します。数秒待ってから、再度右クリックして「開始」を選択します。
  3. Background Intelligent Transfer Service (BITS)を再起動する
    同様に「Background Intelligent Transfer Service」を見つけて停止し、再度開始します。

更新プログラムのキャッシュをクリアする

Windows Updateのキャッシュが破損していると、正常な更新チェックを妨げることがあります。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
  2. Windows Updateサービスを停止する
    以下のコマンドを順に入力し、Enterキーを押します。
    net stop wuauserv
    net stop bits
  3. SoftwareDistributionフォルダの名前を変更する
    更新プログラムのキャッシュが保存されているフォルダの名前を変更します。これにより、次回更新チェック時に新しいキャッシュが作成されます。
    ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
  4. Windows Updateサービスを開始する
    以下のコマンドを順に入力し、Enterキーを押します。
    net start wuauserv
    net start bits
  5. 更新チェックを再実行する
    設定アプリを開き、「Windows Update」から手動で更新チェックを実行し、エラーが解消されたか確認します。

ネットワーク接続の確認

安定したインターネット接続はWindows Updateの前提条件です。以下の点を確認してください。

  1. インターネット接続の安定性
    他のウェブサイトが正常に表示されるか、速度テストサイトで通信速度に問題がないか確認します。
  2. VPNやプロキシ設定
    VPNやプロキシサーバーを使用している場合、それらがWindows Updateの通信を妨げている可能性があります。一時的に無効にして更新チェックを試します。
  3. ファイアウォール設定
    セキュリティソフトウェアのファイアウォール設定が、Windows Updateの通信をブロックしていないか確認します。必要に応じて一時的に無効にして試します。

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Windows 11とWindows 10のグループポリシー設定の違い

Windows 11とWindows 10では、グループポリシーエディターの利用可否や設定パスに大きな違いはありませんが、エディションによる利用制限があります。

項目 Windows 11 Windows 10
グループポリシーエディターの利用 Pro/Enterpriseエディションで標準で利用可能 Pro/Enterpriseエディションで標準で利用可能
Homeエディションでの設定 レジストリ編集が必要 レジストリ編集が必要
「自動更新の検出頻度」ポリシーパス コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > Windows Update コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > Windows Update
レジストリパス(Homeエディション) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU

まとめ

この記事で解説した手順により、Windows Updateのエラーコード0x80248013を解決できたことと思います。

グループポリシーまたはレジストリを介して「更新チェックの検索間隔」を調整することで、タイムアウトエラーを防ぎ、更新プログラムの検出を正常に行うことが可能になります。

サービスの再起動やキャッシュクリアも併せて実施し、システムの安定性を高めましょう。

定期的なWindows Updateの実施は、セキュリティを維持するために非常に重要です。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。