【Windows】USBカメラの映像が小刻みに震える時の周波数設定の修正手順

【Windows】USBカメラの映像が小刻みに震える時の周波数設定の修正手順
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USBカメラの映像が小刻みに震え、オンライン会議や録画に支障が出ている状況ですね。

この問題の多くは、カメラの電源周波数設定が地域の電力供給周波数と一致していないことが原因です。

この記事では、Windows 11を基準に、USBカメラの映像の揺れを解消するための周波数設定の修正手順を詳しく解説します。

【要点】USBカメラの映像揺れを解消する設定変更

  • カメラアプリの設定変更: カメラのフリッカー補正設定を地域に合わせることで、映像の揺れを直接的に改善します。
  • デバイスマネージャーからの設定: 特定のカメラの高度な設定項目にアクセスし、電源周波数を調整できます。
  • メーカー提供ユーティリティ: カメラの機種に合わせた専用ツールを利用し、最適化された周波数設定を適用します。

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USBカメラの映像が震える根本的な原因

USBカメラの映像が小刻みに震える現象は、主にフリッカーと呼ばれる照明のちらつきが原因で発生します。

多くのカメラには、このフリッカーを補正する機能が搭載されていますが、その設定が地域の電源周波数と一致していないと、かえって映像が不安定になります。

日本国内では、東日本が50Hz、西日本が60Hzの電源周波数を使用しており、カメラの設定もこれに合わせる必要があります。

Windows 11やWindows 10は、カメラのデフォルト設定を自動で適用することがありますが、これが誤っている場合に映像の揺れが発生します。

電源周波数とフリッカー補正の仕組み

蛍光灯などの交流電源で点灯する照明は、電源周波数に合わせてごくわずかに点滅しています。

人間の目には見えませんが、高速で映像を記録するカメラは、この点滅を捉えてしまいます。

カメラのフリッカー補正機能は、この点滅周期に合わせて露光時間を調整し、映像のちらつきを抑えるものです。

しかし、カメラの補正周波数と実際の照明の周波数がずれていると、補正がうまく機能せず、映像が小刻みに揺れる原因となるのです。

USBカメラの映像揺れを修正する具体的な手順

USBカメラの映像の揺れを修正するには、主に以下の3つの方法があります。

まずはWindowsのカメラアプリからの設定変更を試みてください。

カメラアプリからの周波数設定変更

Windows 11の標準カメラアプリから、フリッカー補正の設定を変更できます。

  1. カメラアプリを開く
    スタートメニューから「カメラ」を検索し、アプリを起動します。
  2. 設定アイコンをクリックする
    カメラアプリの画面右上にある歯車のアイコンをクリックし、「設定」を開きます。
  3. ビデオ設定を選択する
    設定メニューの中から「ビデオ設定」の項目を探し、クリックします。
  4. フリッカー補正の設定を変更する
    「フリッカー補正」または「電源線周波数」の項目を見つけます。
  5. 地域に合わせた周波数を選択する
    ドロップダウンメニューから、ご自身の地域の電源周波数に合った「50Hz」または「60Hz」を選択します。
    東日本にお住まいの場合は50Hz、西日本にお住まいの場合は60Hzを選んでください。
  6. 設定を適用し確認する
    設定が自動的に適用され、カメラの映像が安定するかどうかを確認します。

Windows 10の場合も同様に、カメラアプリの設定からフリッカー補正の項目を探してください。

一部のカメラでは、この設定項目が表示されないことがあります。その場合は次の手順に進んでください。

デバイスマネージャーからの周波数設定変更

カメラアプリに設定項目がない場合や、より詳細な設定が必要な場合は、デバイスマネージャーから変更を試みます。

  1. デバイスマネージャーを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. USBカメラを探す
    デバイスマネージャーの一覧から「イメージングデバイス」または「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の項目を展開します。
    接続しているUSBカメラの名称を見つけます。
  3. プロパティを開く
    該当のUSBカメラを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  4. 詳細設定タブを確認する
    プロパティウィンドウで「詳細設定」または「ドライバー」タブをクリックします。
    ここに「電源線周波数」「フリッカー補正」「アンチフリッカー」などの項目がないか確認します。
  5. 周波数を設定し適用する
    該当する項目があれば、地域の電源周波数に合わせて「50Hz」または「60Hz」を選択し、「OK」をクリックして適用します。
    設定変更後、カメラの映像を確認してください。

多くのUSBカメラでは、デバイスマネージャーからフリッカー補正の設定ができないことがあります。

その場合は、カメラメーカーが提供する専用ユーティリティの利用を検討してください。

カメラメーカー提供ユーティリティの利用

一部の高性能なUSBカメラやウェブカメラには、メーカーが提供する専用のユーティリティソフトウェアが存在します。

これらのユーティリティは、Windowsの標準機能よりも詳細なカメラ設定が可能です。

  1. メーカーのウェブサイトにアクセスする
    お使いのUSBカメラのメーカー公式サイトにアクセスします。
  2. サポートページまたはダウンロードページを探す
    製品のサポートページやダウンロードセクションで、お使いのカメラモデル用のユーティリティソフトウェアを探します。
  3. ユーティリティをダウンロード・インストールする
    提供されているユーティリティをダウンロードし、インストーラーの指示に従ってPCにインストールします。
  4. ユーティリティから設定を変更する
    インストールしたユーティリティを起動し、設定項目の中から「フリッカー補正」「電源周波数」「アンチフリッカー」などの設定を探します。
    地域の電源周波数に合わせて設定を変更し、適用します。
  5. 映像の安定性を確認する
    設定変更後、カメラの映像が安定しているか確認してください。

メーカーユーティリティは、カメラの性能を最大限に引き出すための機能も含まれていることが多いです。

一度確認してみることをお勧めします。

周波数設定変更後のトラブルシューティングと注意点

上記の手順で周波数設定を修正しても映像の揺れが改善しない場合や、特定の状況下での注意点について解説します。

設定変更後も映像の揺れが改善しない場合

周波数設定を正しく変更しても映像の揺れが続く場合は、以下の点を確認してください。

ドライバーの更新または再インストール: カメラドライバーが古い、または破損している可能性があります。

デバイスマネージャーから該当カメラのドライバーを更新するか、一度アンインストールしてからPCを再起動し、自動的にドライバーが再インストールされるか試してください。

別のUSBポートに接続: USBポートの不具合や電力供給不足が原因で不安定になることがあります。

別のUSBポートにカメラを接続し直してみてください。特に、USBハブを使用している場合は、PC本体のポートに直接接続することを推奨します。

照明環境の見直し: カメラの設定だけでなく、周囲の照明自体が原因である可能性もあります。

特に、一部の安価なLED照明や調光機能付き照明は、フリッカーを発生させることがあります。

別の照明環境で試すか、照明の種類を変更することも検討してください。

カメラの故障の可能性: 上記の対処法を試しても改善しない場合は、USBカメラ本体の故障である可能性も考慮に入れる必要があります。

デバイスマネージャーにフリッカー設定項目がない場合

デバイスマネージャーのカメラのプロパティに「電源線周波数」や「フリッカー補正」などの項目が表示されないことがあります。

これは、そのカメラがデバイスマネージャー経由でのフリッカー補正設定をサポートしていないことを意味します。

この場合は、Windowsのカメラアプリの設定または、カメラメーカーが提供する専用ユーティリティでの設定を試してください。

特にメーカー製のカメラであれば、専用ユーティリティに詳細な設定が含まれている可能性が高いです。

周波数を間違って設定してしまった場合

ご自身の地域の電源周波数と異なる設定をしてしまった場合、映像の揺れが悪化したり、新たなちらつきが発生したりすることがあります。

この場合は、上記の手順に従って、再度正しい周波数に設定し直してください。

設定変更後、すぐに映像が安定しない場合は、カメラアプリや使用中のビデオ会議ツールなどを一度終了し、再起動すると効果的です。

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東日本と西日本における電源周波数の違い

日本の電力系統は、地域によって異なる周波数で供給されています。

USBカメラのフリッカー補正設定を行う上で、この違いを理解しておくことが重要です。

項目 東日本 西日本
主な地域 北海道、東北、関東、静岡県の一部 中部、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄
電源周波数 50Hz 60Hz
USBカメラ設定例 50Hzを選択 60Hzを選択

まとめ

USBカメラの映像が小刻みに震える問題は、カメラのフリッカー補正設定と地域の電源周波数の不一致が主な原因です。

この記事で解説したカメラアプリ、デバイスマネージャー、またはメーカー提供ユーティリティからの周波数設定修正により、映像の揺れを効果的に解消できます。

ご自身の地域の正しい電源周波数に合わせて設定を調整することで、オンライン会議や動画配信をより安定した映像で実施できるでしょう。

もし改善しない場合は、ドライバーの更新やUSBポートの変更、照明環境の見直しも試してみてください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。