【PDF】PDFを「グレースケール(白黒)」に変換して保存し直す!印刷コストを減らすための色変換

【PDF】PDFを「グレースケール(白黒)」に変換して保存し直す!印刷コストを減らすための色変換
🛡️ 超解決

PDFをカラーで印刷すると、インク代やトナー代がかさみ、印刷コストが気になることはありませんか。特に複数のページを印刷する場合、白黒にできれば費用を抑えたいと考えるでしょう。

カラーPDFをグレースケール、つまり白黒に変換することで、この課題を解決できます。

この記事では、Acrobat Reader、Edge、そしてiPhoneやAndroidのスマートフォンアプリを使って、PDFをグレースケールに変換し保存し直す具体的な手順を解説します。

各デバイスでの操作方法を習得し、印刷コストの削減やファイルの軽量化に役立ててください。

【要点】PDFをグレースケールに変換して印刷コストを削減する

  • Acrobat Readerの印刷設定: PDFをプリンターで白黒印刷する設定を適用し、またはPDFとして保存し直します。
  • Edgeの印刷設定: Webブラウザの印刷機能を利用して、カラーPDFを白黒で出力または保存します。
  • iPhoneの印刷オプション: 共有メニューから印刷を選び、グレースケール設定でPDFをモノクロ化します。
  • Androidの印刷オプション: 共有メニューから印刷を選び、グレースケール設定でPDFをモノクロ化します。

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PDFをグレースケールに変換する目的と仕組み

PDFをグレースケール、つまり白黒に変換する主な目的は、印刷コストの削減とファイルサイズの最適化です。

カラー印刷はモノクロ印刷よりも多くのインクやトナーを消費するため、グレースケールにすることで費用を抑えられます。

また、色情報が減ることでファイルサイズが小さくなり、メール添付やオンライン共有がしやすくなるメリットもあります。

グレースケール変換の基本

グレースケール変換とは、PDF内のすべてのカラー情報を明るさの階調、つまり灰色濃淡の表現に置き換える処理です。

赤、青、緑などの色成分は、それぞれの明るさに応じた灰色の濃さへと変換されます。

この変換は、一般的に印刷ダイアログの設定で行うことが多く、一時的に白黒表示にして印刷したり、新しい白黒のPDFとして保存したりできます。

元のカラーPDFはそのまま保持され、変換後のPDFは別ファイルとして扱われます。

Acrobat ReaderでPDFをグレースケールに変換して保存し直す手順

Acrobat Readerでは、印刷機能を利用してPDFをグレースケールに変換し、新しいPDFとして保存し直すことができます。

この方法を使えば、元のPDFファイルを変更せずに白黒版を作成できます。

  1. PDFファイルを開く
    Acrobat Readerでグレースケールに変換したい.pdfファイルを開きます。
  2. 印刷ダイアログを開く
    メニューバーから「ファイル」を選択し、「印刷」をクリックします。または、キーボードのCtrl+P(Macの場合はCommand+P)を押します。
  3. プリンターの選択
    「プリンター」のドロップダウンメニューから「Microsoft Print to PDF」または「Adobe PDF」を選択します。これにより、PDFとして保存する設定になります。
  4. プロパティを開く
    「プロパティ」ボタンをクリックします。
  5. グレースケール設定を有効にする
    プリンターのプロパティダイアログが開きます。「用紙/品質」タブまたは「色」タブを探します。ここで「白黒」または「グレースケール」のオプションにチェックを入れます。一部のプリンタードライバーでは「印刷品質」や「詳細設定」の中にこのオプションがあります。設定したら「OK」をクリックしてプロパティダイアログを閉じます。
  6. 印刷ダイアログに戻り設定を確認する
    元の印刷ダイアログに戻り、プレビューがグレースケール表示になっていることを確認します。
  7. PDFとして保存する
    「印刷」ボタンをクリックします。名前を付けて保存するダイアログが表示されるので、新しいファイル名を入力し、「保存」をクリックします。

EdgeでPDFをグレースケールに変換して保存し直す手順

EdgeはPDFビューアとしても機能し、印刷機能を通じてPDFをグレースケールに変換して保存できます。

特別なソフトウェアをインストールすることなく、手軽に変換できる方法です。

  1. PDFファイルを開く
    Edgeでグレースケールに変換したい.pdfファイルを右クリックし、「プログラムから開く」から「Microsoft Edge」を選択して開きます。または、Edgeのウィンドウに直接PDFファイルをドラッグアンドドロップしても開けます。
  2. 印刷オプションを開く
    PDFが開かれた状態で、画面右上の「…」アイコンをクリックし、「印刷」を選択します。または、キーボードのCtrl+P(Macの場合はCommand+P)を押します。
  3. 送信先の選択
    「送信先」のドロップダウンメニューから「Microsoft Print to PDF」を選択します。
  4. グレースケール設定を有効にする
    印刷設定画面の「その他設定」をクリックし、「カラー」の項目を探します。「カラー」のドロップダウンメニューから「グレースケール」を選択します。
  5. プレビューを確認する
    プレビュー画面がグレースケール表示になっていることを確認します。
  6. PDFとして保存する
    「印刷」ボタンをクリックします。名前を付けて保存するダイアログが表示されるので、新しいファイル名を入力し、「保存」をクリックします。

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iPhoneでPDFをグレースケールに変換して保存し直す手順

iPhoneでも、標準の共有メニューと印刷オプションを使ってPDFをグレースケールに変換し、新しいPDFとして保存できます。

「ファイル」アプリに保存されているPDFを例に解説します。

  1. PDFファイルを開く
    「ファイル」アプリでグレースケールに変換したい.pdfファイルをタップして開きます。
  2. 共有メニューを開く
    画面下部にある共有アイコン(四角から上向きの矢印が出ているアイコン)をタップします。
  3. 「プリント」を選択する
    共有シートをスクロールし、「プリント」をタップします。
  4. グレースケールオプションを有効にする
    「プリンタオプション」画面で、「カラー」または「グレースケール」の項目を探します。通常は「カラー」が選択されているので、「グレースケール」をタップして選択します。
  5. グレースケールPDFを作成する
    画面上部のプレビュー部分をピンチアウト(指で拡大)します。これにより、プレビューが新しいグレースケールPDFとして開かれます。
  6. 新しいPDFを保存する
    新しいグレースケールPDFが開いた状態で、再度画面下部の共有アイコンをタップします。「ファイルに保存」や「ブックにコピー」などのオプションが表示されるので、「ファイルに保存」を選択し、任意の場所に保存します。

AndroidでPDFをグレースケールに変換して保存し直す手順

Androidデバイスでも、同様に印刷機能を利用してPDFをグレースケールに変換し、新しいPDFとして保存できます。

ここではGoogleドライブに保存されているPDFを例に解説します。

  1. PDFファイルを開く
    Googleドライブやファイルマネージャーアプリでグレースケールに変換したい.pdfファイルをタップして開きます。
  2. 印刷メニューを開く
    PDFビューアで開かれた状態で、画面右上の「︙」(縦三点リーダー)アイコンをタップし、「印刷」を選択します。
  3. プリンターの選択
    「プリンターの選択」で「PDFとして保存」または「Googleドライブに保存」を選択します。
  4. グレースケール設定を有効にする
    印刷設定画面が表示されます。「カラー」または「色」の項目を探し、タップします。ここで「白黒」または「グレースケール」を選択します。
  5. プレビューを確認する
    プレビュー画面がグレースケール表示になっていることを確認します。
  6. PDFとして保存する
    画面下部の「PDF」アイコンまたは「保存」ボタンをタップします。ファイル名を入力し、保存場所を選択して「保存」をタップします。

PDFをグレースケールに変換する際の注意点

PDFをグレースケールに変換する際には、いくつかの注意点があります。これらを理解しておくことで、意図しない結果を避けられます。

埋め込み画像の色情報が失われる

グレースケール変換を行うと、PDF内の写真やイラストなどの画像に含まれる元のカラー情報が完全に失われます。

一度グレースケールに変換したPDFを元のカラーに戻すことはできません。

そのため、カラー情報が重要な文書の場合は、元のカラーPDFを必ずバックアップとして残しておく必要があります。

一部の要素がグレースケールにならない場合がある

PDFの構成によっては、一部の特殊なオブジェクトや埋め込み形式の画像がグレースケール変換の対象とならない場合があります。

特に複雑なグラフィックや特定のフォントが使用されている場合、期待通りに変換されない可能性があります。

変換後は必ずプレビューで全体を確認し、意図通りの表示になっているかチェックすることが重要です。

ファイルサイズが劇的に減らない場合がある

グレースケール変換は色情報を減らすため、一般的にファイルサイズは小さくなります。

しかし、PDF内の画像がすでに低解像度であったり、テキストが大部分を占める文書であったりする場合、ファイルサイズが劇的に減少するとは限りません。

特に、高解像度のカラー画像が多数含まれているPDFでは、サイズ削減の効果が大きくなります。

文字の色が薄くなる場合がある

元のPDFで薄い色の文字や背景色が使われている場合、グレースケールに変換するとさらに薄くなり、視認性が低下することがあります。

特に、淡い色のハイライトやコメントなどは、白黒ではほとんど見えなくなる可能性があります。

重要な情報が見えにくくならないよう、変換後のPDFをしっかり確認してください。

印刷ダイアログからの変換ではPDFとして保存し直す必要がある

Acrobat ReaderやEdge、スマートフォンの印刷機能を使ったグレースケール変換は、基本的には印刷出力のための設定です。

これを新しいグレースケールPDFとして保存するには、「Microsoft Print to PDF」や「PDFとして保存」といった仮想プリンターを選択する必要があります。

直接「グレースケールPDFとして保存」する機能ではないため、この手順を忘れないようにしてください。

Acrobat Reader、Edge、スマホアプリでのグレースケール変換機能比較

項目 Acrobat Reader Edge iPhoneアプリ Androidアプリ
変換方法 印刷ダイアログから仮想プリンターに出力 印刷ダイアログから仮想プリンターに出力 共有メニューの「プリント」からPDFを作成 共有メニューの「印刷」からPDFを作成
保存可否 新しいグレースケールPDFとして保存可能 新しいグレースケールPDFとして保存可能 新しいグレースケールPDFとして保存可能 新しいグレースケールPDFとして保存可能
操作の容易さ やや複雑な設定が必要 直感的な設定が可能 シンプルな操作で変換可能 シンプルな操作で変換可能
利用シーン 詳細な印刷設定やプロフェッショナルな用途 手軽にWebブラウザでPDFを処理したい場合 外出先や移動中に手早く変換したい場合 外出先や移動中に手早く変換したい場合
機能の柔軟性 プリンタードライバーに依存するが、詳細設定が可能 基本的なグレースケール変換に特化 標準機能として提供され、追加アプリ不要 標準機能として提供され、追加アプリ不要

この記事では、Acrobat Reader、Edge、そしてiPhoneとAndroidのスマートフォンアプリを使ったPDFのグレースケール変換手順を詳しく解説しました。

これらの方法を実践することで、カラーPDFを白黒に変換し、印刷コストの削減やファイルサイズの最適化を実現できます。

変換後のPDFは、メール添付やオンライン共有の際にも役立ちますので、ぜひ今回紹介した「印刷設定からのPDF保存」機能を活用してみてください。

元のカラーPDFはそのまま保持されるため、用途に応じて使い分けが可能です。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。