Outlookで受信したメールに、後で確認・対応するためのフラグを付けたい。しかし、1件ずつフラグを設定するのは手間がかかる。
特に、複数のメールに同じ期限でフラグを設定したい場合、さらに効率化したいと感じているだろう。
この記事では、Outlookの「Follow Up Flag」(フォローアップフラグ)を期限付きで一括設定する具体的な手順を解説する。
この手順をマスターすれば、メール管理の効率が格段に向上する。
【要点】Outlookのメールに期限付きで一括フォローアップフラグを設定する方法
- 複数のメールを選択してフラグを設定する: 複数のメールにまとめて同じ期限でフラグを設定できる。
- クイック操作の活用: よく使うフラグ設定を登録し、ワンクリックで適用できる。
- 条件付き書式の設定: 特定の条件を満たすメールに自動でフラグを設定できる。
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目次
Outlookのフォローアップフラグ機能とは
Outlookのフォローアップフラグは、メールに目印を付けて、後で確認・返信・対応が必要なメールを管理するための機能だ。
フラグを付けたメールは、タスクリストや To-Do バーに表示されるため、見落としを防ぐことができる。
さらに、フラグには期限を設定する機能もある。これにより、「いつまでに」対応すべきかを明確にし、タスク管理の精度を高められる。
この機能は、日々の業務で大量のメールを処理するビジネスパーソンにとって、非常に強力な味方となる。
複数のメールに一括でフォローアップフラグを設定する手順
Outlookでは、複数のメールを選択して、一度にフォローアップフラグと期限を設定できる。
この機能を使えば、同じ期限で対応すべきメール群を効率的に管理できる。
以下に、具体的な設定手順を説明する。
- フラグを設定したいメールを選択する
メール一覧画面で、フラグを設定したいメールを複数選択する。Ctrlキーを押しながらクリックすると、離れた場所にあるメールも複数選択できる。Shiftキーを押しながらクリックすると、連続した範囲のメールを選択できる。 - 「フォローアップ」メニューを開く
選択したメールの上で右クリックし、表示されるメニューから「フォローアップ」を選択する。 - 期限を選択する
「フォローアップ」メニューの中に、あらかじめ用意された期限オプションが表示される。「今日」「明日」「今週」「来週」などの選択肢がある。 - カスタム期限を設定する
用意されたオプションに希望する期限がない場合は、「カスタム」を選択する。 - 日付と時刻を選択する
「フラグの設定」ダイアログボックスが表示されるので、「期限」の項目で希望する日付と時刻を選択する。カレンダーが表示されるので、そこから直接選択できる。 - 「OK」をクリックする
日付と時刻を選択したら、「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じる。
これで、選択したすべてのメールに、指定した期限付きのフォローアップフラグが一度に設定される。メール一覧のフラグ列に、設定した期限が表示されるようになる。
クイック操作を活用してフラグ設定をさらに効率化する
Outlookの「クイック操作」機能を使えば、よく使う一連の操作を登録し、ワンクリックで実行できるようになる。
例えば、「明日までにフォローアップ」という操作をクイック操作に登録しておけば、メールを選択してクイック操作を実行するだけで、すぐにフラグと期限が設定される。
これにより、手動で右クリックしてメニューを選択する手間が省け、作業時間を大幅に短縮できる。
クイック操作の作成手順
以下に、クイック操作を作成する手順を説明する。
- 「ホーム」タブを開く
Outlookの「ホーム」タブを選択する。 - 「クイック操作」グループを見つける
リボンの「メッセージ」グループの右側あたりに、「クイック操作」という項目がある。 - 「クイック操作の作成」を選択する
「クイック操作」のドロップダウンメニューから「クイック操作の作成」を選択する。 - クイック操作の名前を設定する
「名前」の欄に、このクイック操作の名前を入力する。例:「明日までにフォローアップ」「来週月曜日に対応」など、分かりやすい名前を付ける。 - 実行する操作を選択する
「操作」のドロップダウンメニューから、「フラグの設定」を選択する。 - フラグのオプションを設定する
「フラグの設定」を選択すると、さらに詳細なオプションが表示される。「期限」の項目で、あらかじめ登録しておきたい期限を選択する。例えば、「明日」や「来週の月曜日」などを選択しておく。 - 「完了」をクリックする
名前と操作、期限を設定したら、「完了」ボタンをクリックする。
作成したクイック操作の実行方法
作成したクイック操作は、メール一覧画面から簡単に実行できる。
- フラグを設定したいメールを選択する
メール一覧から、フラグを設定したいメールを1つ以上選択する。 - 「クイック操作」メニューを開く
「ホーム」タブの「クイック操作」ドロップダウンメニューを開く。 - 作成したクイック操作を選択する
登録したクイック操作の名前が表示されているので、それをクリックする。
これで、選択したメールに、登録した内容のフォローアップフラグが自動的に設定される。
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新しいTeams (v2) と従来Teamsの違い
この記事で解説しているOutlookの機能は、Microsoft Teamsとは直接関係ない。
しかし、新しいTeams (v2) と従来Teamsの間には、インターフェースや一部機能の配置に違いがある。
新しいTeamsでは、全体的なデザインが刷新され、よりモダンでシンプルな見た目になった。
機能の配置も一部変更されているため、従来Teamsに慣れているユーザーは、最初は戸惑う可能性がある。
例えば、チャットや会議の開始ボタンの位置、設定メニューの階層などが変更されている場合がある。
新しいOutlookと従来Outlookの違い
新しいOutlookは、Web版Outlookのインターフェースをデスクトップアプリケーションに取り込んだものだ。
従来Outlook(Outlook 2016, 2019, Microsoft 365版など)と比較して、見た目が大きく異なる。
新しいOutlookでは、よりモダンなデザインが採用されており、Web版Outlookに近い操作感で利用できる。
機能面では、新しいOutlookはまだ開発途上の部分もあり、従来Outlookにあった一部の高度な機能が利用できない場合がある。
しかし、フォローアップフラグの一括設定のような基本的な機能は、新しいOutlookでも利用可能だ。
新しいOutlookでフォローアップフラグを設定する際も、基本的な操作手順は上記で説明した内容とほぼ同様である。
ただし、メニューの配置やアイコンのデザインが異なる場合があるので、実際の画面で確認しながら操作を進めることが推奨される。
Mac版・モバイル版・Web版Outlookでの違い
Outlookのフォローアップフラグ機能は、どのプラットフォームでも利用できる。
しかし、操作方法や一部の機能の利用可否には、プラットフォームごとに違いがある。
Mac版Outlook
Mac版Outlookでも、複数のメールに一括でフォローアップフラグを設定する機能は利用可能だ。
操作手順はWindows版と似ているが、メニューの名称や配置が若干異なる場合がある。
Mac版では、メールを選択後、右クリックメニューから「フォローアップ」を選択し、期限を設定する流れとなる。
クイック操作に相当する機能も存在するが、名称や設定方法がWindows版とは異なる場合がある。
モバイル版Outlook (iOS/Android)
モバイル版Outlookでも、フォローアップフラグの設定は可能だ。
ただし、デスクトップ版のような「一括」設定機能は、限定的であることが多い。
通常は、メールを個別にスワイプ操作などでフラグを設定するか、メールを開いてからフラグを設定する形になる。
期限設定も可能だが、デスクトップ版のような詳細なカスタム設定ができない場合もある。
モバイル版では、あくまで簡易的なタスク管理を想定した機能となっていることが多い。
Web版Outlook
Web版Outlook(Outlook on the web)では、デスクトップ版と同様に、複数のメールに一括でフォローアップフラグを設定できる。
操作手順はWindows版Outlookと非常に似ており、直感的に操作できる。
メールを選択し、右クリックメニューから「フォローアップ」を選択、期限を設定する流れだ。
クイック操作に相当する機能も「クイックアクション」として提供されており、同様に効率化に役立つ。
新しいOutlookデスクトップアプリは、Web版Outlookのインターフェースをベースにしているため、操作感はほぼ同じと考えてよい。
管理者権限が必要な設定について
今回解説したフォローアップフラグの一括設定やクイック操作の作成・利用は、個々のユーザーが自分自身で行える設定であり、管理者権限は不要だ。
組織のIT管理者やMicrosoft 365管理者が、テナント全体に対してこれらの機能を無効化したり、制限をかけたりすることは可能ではある。
しかし、通常、フォローアップフラグ機能自体が制限されることは稀である。
もし、これらの機能が利用できない場合は、組織のIT部門に問い合わせて、ポリシー設定を確認することをお勧めする。
組織ポリシー・テナント設定による影響
Outlookの機能は、Microsoft 365のテナント設定や組織のポリシーによって、動作が異なる場合がある。
今回解説したフォローアップフラグ機能は、標準機能であり、ほとんどの環境で利用可能だ。
しかし、まれに、特定のセキュリティポリシーやコンプライアンス要件により、一部の機能が制限されているケースも考えられる。
例えば、メールの保持期間やアーカイブに関する設定が、フラグの表示期間に影響を与える可能性もゼロではない。
また、新しいOutlookへの移行状況は、組織によって異なる。
一部の組織では、まだ従来Outlookの使用が推奨されていたり、移行が段階的に行われている場合がある。
そのため、利用しているOutlookのバージョンや、組織のITポリシーを把握しておくことが重要だ。
まとめ
この記事では、Outlookのフォローアップフラグを期限付きで一括設定する手順と、クイック操作を活用してさらに効率化する方法を解説した。
複数のメールにまとめてフラグを設定できるようになり、メール管理の負担が軽減されたはずだ。
今後は、この手順を参考に、日々のメール処理に活用してほしい。
さらに、モバイル版やWeb版Outlookでの違いも理解し、利用シーンに合わせて使い分けることをお勧めする。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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