Microsoft Teams会議中に、PCの内蔵カメラやWebカメラだけでは映せない範囲をスマホカメラで補いたいと思ったことはありませんか。
あるいは、資料を拡大して見せたいが、PCカメラでは画質が不十分で、スマホの高画質カメラを活用したい場面もあるでしょう。
この記事では、Teams会議でPCカメラとスマホカメラを同時に利用する具体的な手順を解説します。これにより、会議の質を格段に向上させることが可能です。
【要点】Teams会議でPCとスマホのカメラを同時に使う設定
- TeamsモバイルアプリとPCアプリの連携: PCとスマホでTeamsにサインインし、連携させることでスマホカメラをTeams会議で利用可能にする。
- 会議への参加方法の選択: PCで会議に参加し、スマホアプリから「デバイスを追加」を選択してスマホカメラを共有する。
- カメラの切り替えと管理: 会議中にPCカメラとスマホカメラを切り替えたり、両方の映像を同時に表示したりする設定方法。
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目次
Teams会議でPCとスマホカメラを同時に使う背景
Microsoft Teams会議では、通常PCに接続されたカメラ、またはPC内蔵カメラが映像ソースとして利用されます。
しかし、会議の内容によっては、より広い範囲を映したり、資料を鮮明に表示したりするために、複数のカメラを使いたいというニーズが出てきます。
特に、スマホのカメラは高画質であり、手軽に様々な角度から映像を共有できるため、PCカメラだけでは限界がある場合に強力な補助となります。
Teamsでは、PCとスマホでそれぞれTeamsアプリを利用し、連携させることで、この「複数カメラ利用」を実現できます。
この機能は、リモートでの製品デモンストレーション、遠隔での作業指導、あるいは単に会議室の全体像を共有したい場合などに役立ちます。
Teams会議でPCとスマホカメラを同時に利用する手順
この手順では、まずPCでTeams会議に参加し、その後、スマホアプリから会議に参加してカメラ映像を共有します。
前提条件:
- PCにMicrosoft Teamsデスクトップアプリがインストールされ、サインイン済みであること。
- スマートフォンにMicrosoft Teamsモバイルアプリがインストールされ、PCと同じMicrosoft 365アカウントでサインイン済みであること。
- PCとスマートフォンが同じネットワーク(Wi-Fiなど)に接続されていることが望ましい。
- 両方のデバイスでカメラの利用が許可されていること。
PCでTeams会議に参加する
まずは、普段通りPCからTeams会議に参加します。
- Teamsアプリを開く
Microsoft Teamsデスクトップアプリを起動します。 - 会議に参加または開始する
参加したい会議を選択するか、新しい会議をスケジュールまたは即時開始します。 - PCカメラの設定を確認する
会議画面に入ったら、PCに接続されているカメラが正常に動作しているか確認します。必要に応じて、デバイス設定で既定のカメラを選択します。
スマホアプリから会議に参加し、スマホカメラを共有する
次に、スマートフォンから同じ会議に参加し、スマホのカメラ映像を共有します。
- Teamsモバイルアプリを開く
スマートフォンでTeamsアプリを起動します。 - 会議に参加する
PCで参加している会議が表示されているはずです。その会議をタップして参加します。 - 「デバイスを追加」を選択
会議参加画面が表示されたら、画面下部にあるメニューから「デバイスを追加」またはそれに類するオプションを探してタップします。 - 「このデバイスをカメラとして使用」を選択
「デバイスを追加」をタップすると、PCで参加している会議にスマホを追加するかどうか尋ねられます。「このデバイスをカメラとして使用」といった選択肢を選びます。 - スマホカメラの映像を共有する
これで、スマホのカメラ映像が会議に共有されます。画面上部や設定で、PCカメラとスマホカメラの映像を切り替えたり、両方を表示したりするオプションが表示される場合があります。 - PCとスマホのカメラ映像を管理する
会議中に、PCカメラの映像とスマホカメラの映像を切り替えたい場合は、それぞれのデバイスのカメラアイコンをタップしてオン/オフを切り替えます。 - PCとスマホのカメラ映像を同時に表示する
Teamsのバージョンや設定によっては、PCカメラの映像とスマホカメラの映像を同時に表示できる場合があります。会議画面で「…」などのメニューから「レイアウト」や「表示設定」を探し、利用可能なオプションを確認してください。
会議中のカメラ切り替えと管理
会議に参加した後、PCカメラとスマホカメラの映像を切り替えるには、各デバイスのカメラコントロールを使用します。
- PC側での操作:
PCのTeams会議画面で、カメラアイコンをタップしてオン/オフを切り替えます。これにより、PCカメラの映像を共有したり、停止したりできます。 - スマホ側での操作:
スマホのTeams会議画面でも、同様にカメラアイコンをタップして、スマホカメラの映像を共有したり、停止したりできます。 - 映像ソースの優先順位:
どちらのカメラ映像がメインで表示されるかは、Teamsの設定や会議の進行状況によって変わることがあります。必要に応じて、共有したい映像ソースをオンにしてください。 - 両方の映像を同時に表示する場合:
Teamsの機能として、PCカメラとスマホカメラの映像を同時に表示する標準機能は限定的です。しかし、一部のバージョンや設定では、ギャラリービューなどで両方の映像が表示されることがあります。
新しいTeams(v2)と従来Teamsの違い
新しいTeams(v2)では、インターフェースや一部機能の動作が変更されています。
しかし、PCとスマホのカメラを同時に利用する基本的な連携機能については、従来Teamsと同様に利用可能です。
「デバイスを追加」や「このデバイスをカメラとして使用」といったメニューの名称や配置が若干異なる場合があります。
もし手順通りに進まない場合は、Teamsアプリのバージョンを確認し、最新の状態にアップデートすることをお勧めします。
新しいOutlookと従来Outlookの違い
この機能はMicrosoft Teamsに特有のものであり、Microsoft Outlookの機能とは直接関係ありません。
Outlookは主にメール、予定表、連絡先などの管理に使用されるため、会議中のカメラ共有機能はありません。
新しいOutlookへの移行が進んでいますが、Teamsの会議機能に影響を与えるものではありません。
Teams会議でPCとスマホカメラを同時に使う際の注意点
PCとスマホのカメラを同時に利用する際には、いくつかの注意点があります。
ネットワーク帯域幅の消費
両方のデバイスから映像をストリーミングするため、ネットワーク帯域幅をより多く消費します。
特に、インターネット接続が不安定な環境では、映像が途切れたり、音声が乱れたりする可能性があります。
可能であれば、両方のデバイスを安定したWi-Fiネットワークに接続し、他の帯域幅を大量に消費するアプリケーションの使用を控えることが推奨されます。
バッテリー消費
スマートフォンでカメラを長時間使用すると、バッテリー消費が激しくなります。
長時間の会議に参加する場合は、スマートフォンを充電しながら使用するか、十分なバッテリー残量を確認しておきましょう。
デバイス間の連携設定の複雑さ
初めて設定する際に、PCとスマホの両方でTeamsアプリにサインインし、連携を確立するプロセスが少し複雑に感じるかもしれません。
両方のデバイスで同じアカウントを使用していることを確認し、アプリの指示に注意深く従ってください。
カメラの切り替えタイミング
会議中にPCカメラからスマホカメラへ、あるいはその逆へと切り替える際、一瞬映像が途切れることがあります。
重要な発言やデモンストレーションの最中に切り替える場合は、相手にその旨を伝えてから行うとスムーズです。
組織ポリシーによる制限
一部の組織では、セキュリティポリシーやテナント設定により、モバイルデバイスからの会議参加やカメラ共有が制限されている場合があります。
もし「デバイスを追加」のオプションが見つからない、または利用できない場合は、組織のTeams管理者にお問い合わせください。
PCカメラとスマホカメラの画質・設定の違い
PCカメラとスマホカメラでは、画質や性能、設定項目が異なります。
会議の目的に応じて、どちらのカメラが適しているか判断し、必要に応じて各デバイスの設定(明るさ、フォーカスなど)を調整してください。
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Mac版・モバイル版・Web版での違い
この機能は、Microsoft Teamsの主要なプラットフォームで利用可能ですが、一部操作方法に違いがあります。
Mac版Microsoft Teams
Mac版Teamsでも、PCカメラとスマホカメラを同時に利用する手順は基本的にWindows版と同様です。
Macに接続されたカメラ(または内蔵iSightカメラ)で会議に参加し、その後、スマホアプリから「デバイスを追加」してスマホカメラを共有します。
UI(ユーザーインターフェース)の細かな違いはありますが、主要な機能は同じように動作します。
モバイル版Microsoft Teams
モバイル版Teamsは、単体で会議に参加する際に、スマホ内蔵カメラを利用します。
PCとスマホのカメラを同時に使うシナリオでは、PCで会議に参加し、スマホアプリから「デバイスを追加」する形になります。
逆に、スマホで会議に参加し、PCのカメラを映像ソースとして追加する機能は、現時点では一般的ではありません。
Web版Microsoft Teams
Web版Teams(ブラウザ版)でも、PCカメラを利用して会議に参加できます。
Web版Teamsからスマホカメラを「デバイスとして追加」する機能は、デスクトップアプリ版ほど一般的ではありません。
しかし、PCでWeb版Teams会議に参加し、スマホアプリから「デバイスを追加」してスマホカメラを共有する、という流れは可能です。
Web版では、ブラウザがカメラへのアクセスを許可していることが前提となります。
まとめ
この記事では、Microsoft Teams会議でPCカメラとスマホカメラを同時に利用する具体的な手順を解説しました。
PCで会議に参加し、スマホアプリから「デバイスを追加」することで、より柔軟な映像共有が可能になります。
会議の目的に応じて、PCカメラとスマホカメラを使い分けることで、コミュニケーションの質を向上させましょう。
次回の会議では、ぜひこの機能を活用し、より効果的な情報伝達を試みてください。
もし設定で不明な点があれば、Teamsのヘルプドキュメントを参照するか、組織のIT管理者に相談することをお勧めします。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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