Microsoft EdgeのCopilot機能を使えば、表示中のPDFファイルを直接要約できます。
WebページだけでなくPDFの内容も素早く把握できるため、情報収集の効率が格段に向上します。
この記事では、Edge Copilotを使ってPDFを要約する具体的な手順を解説します。
CopilotがPDFの内容をどのように理解し、要約を生成するのか、その仕組みも理解できるでしょう。
Copilot ProユーザーやMicrosoft 365 Copilotアドオン契約ユーザーは、この機能を活用して業務効率を高めることができます。
【要点】Edge CopilotでPDFを要約する手順
- EdgeでPDFを開く: Copilot機能を利用する前提として、EdgeブラウザでPDFファイルを開く必要があります。
- Copilotパネルを表示する: PDFを開いた状態で、Edgeの右上にあるCopilotアイコンをクリックしてパネルを表示させます。
- 要約を依頼するプロンプトを入力する: Copilotパネルに「このPDFを要約して」といった指示を入力し、送信します。
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目次
Edge CopilotがPDFを要約できる仕組み
Edge Copilotは、Microsoft Edgeブラウザに統合されたAIアシスタントです。Webページだけでなく、ブラウザで表示しているPDFファイルの内容も読み取ることができます。
PDFの内容を読み取ったCopilotは、そのテキスト情報を基に、主要なポイントや結論を抽出して要約を生成します。これは、Copilotが自然言語処理技術を活用して、文書の構造や文脈を理解する能力に基づいています。
この機能は、長文のPDF資料を読む時間を短縮したい場合や、内容の全体像を素早く掴みたい場合に特に役立ちます。
Edge CopilotでPDFを要約する手順
- Microsoft EdgeでPDFファイルを開く
要約したいPDFファイルを、Microsoft Edgeブラウザで開きます。PDFファイルはローカルに保存されているもの、またはWeb上のURLから直接開いたものでも構いません。 - Copilotパネルを表示する
Edgeブラウザの右上にある、羽のアイコン(Copilotアイコン)をクリックします。これにより、画面右側にCopilotのチャットパネルが表示されます。 - PDFの要約を依頼する
Copilotパネルの下部にあるテキスト入力欄に、PDFの要約を依頼するプロンプトを入力します。例えば、「このPDFの主要なポイントをまとめてください」や「この文書の結論を教えてください」といった指示が有効です。 - 要約結果を確認する
プロンプトを送信すると、CopilotがPDFの内容を解析し、要約結果を生成して表示します。生成された要約は、PDFの内容を簡潔にまとめたものになります。
CopilotプロンプトでPDF要約の精度を高めるコツ
具体的な指示を与える
「要約して」だけでなく、より具体的な指示を加えることで、求めている情報に近い要約を得られます。
例えば、「このPDFの第3章の要点を3つの箇条書きで教えてください」や「この契約書の重要なリスクについて、箇条書きでまとめてください」のように、出力形式や焦点を当てるべき箇所を指定すると効果的です。
PDFの言語を指定する
PDFの言語が日本語以外の場合、Copilotが正しく内容を理解できないことがあります。その際は、「この英語のPDFを日本語で要約してください」のように、言語を指定すると、より正確な要約が期待できます。
専門用語や固有名詞の解説を求める
PDF内に専門用語や理解が難しい箇所がある場合、それらを明確にするための指示も有効です。
「このPDFに出てくる〇〇という技術について、簡単に説明してください」といったプロンプトで、内容の理解を深めることができます。
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Copilot ProとMicrosoft 365 Copilotの連携
Copilot Proの場合
Copilot Proは、個人のMicrosoftアカウントに紐づくサービスです。Edge CopilotのPDF要約機能は、Copilot Pro契約があれば利用可能です。個人のMicrosoftアカウントでEdgeにサインインしていることを確認してください。
Microsoft 365 Copilotの場合
Microsoft 365 Copilotは、組織のMicrosoft 365ライセンス(E3, E5, Business Premiumなど)にアドオンとして追加されるサービスです。Copilot Proと同様に、Edge CopilotのPDF要約機能を利用できます。
組織によっては、セキュリティポリシーによりCopilot機能の利用が制限されている場合があります。利用できない場合は、組織のIT管理者にご確認ください。
Edge CopilotでPDF要約ができない場合の対処法
Copilotアイコンが表示されない
Edgeブラウザのバージョンが古い、またはCopilot機能が利用できない地域・設定になっている可能性があります。Edgeを最新バージョンにアップデートするか、組織のIT管理者にCopilotの利用可否を確認してください。
PDFの内容を読み取れない
PDFが画像ベースのスキャンデータで、テキスト情報が含まれていない場合、Copilotは内容を読み取れません。OCR(光学文字認識)処理が施されたPDFを使用するか、PDFをテキストデータに変換してからCopilotに指示してください。
要約結果が不正確
プロンプトの指示が曖昧な場合や、PDFの内容が複雑な場合に発生しやすいです。より具体的で明確なプロンプトに変更するか、PDFの特定の部分に絞って要約を依頼してみてください。
| 項目 | Edge Copilot (PDF要約) | Copilot Pro | Microsoft 365 Copilot |
|---|---|---|---|
| 利用対象 | Edgeブラウザ利用ユーザー | 個人Microsoftアカウント契約者 | 組織Microsoft 365契約者 |
| PDF要約機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Webページ要約 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Word/Excel/PowerPoint連携 | × | 〇 (Web版Office) | 〇 (デスクトップ版Office) |
| Outlook連携 | × | 〇 (Web版Outlook) | 〇 (デスクトップ版Outlook) |
| Teams連携 | × | × | 〇 |
Edge CopilotのPDF要約機能は、Copilot ProおよびMicrosoft 365 Copilot契約があれば利用できます。
Copilot Proは個人利用、Microsoft 365 Copilotは組織利用を想定しており、それぞれ連携できるOfficeアプリの範囲が異なります。
Edge CopilotでPDFを直接要約する手順を理解し、具体的なプロンプトで精度を高めることで、情報収集の時間を大幅に短縮できます。
今後は、PDFの内容を基にした質問応答機能なども活用し、さらに高度な情報活用を目指しましょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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