Edgeの起動が遅いと、業務開始までの時間がもどかしく感じることがあります。
原因がわからないままでは、効果的な対策も打てません。
この記事では、Edgeのタスクマネージャーを使って起動遅延の原因を特定し、具体的な改善策を解説します。
【要点】Edgeの起動遅延を解消するための特定と改善
- Edgeタスクマネージャーの起動: 起動にリソースを消費しているプロセスを特定する。
- 拡張機能の無効化: 起動に影響を与えている拡張機能を特定し、一時的に無効化する。
- キャッシュとCookieのクリア: 古いデータが原因で起動が遅くなる問題を解消する。
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目次
Edgeの起動が遅くなる技術的な背景
Edgeの起動が遅くなる主な原因は、ブラウザ自体が読み込むべき情報量が多いことです。
具体的には、起動時に読み込まれる拡張機能、過去の閲覧履歴やCookie、キャッシュデータ、そして初期表示されるウェブページなどが、起動時間を増加させる要因となります。
これらの要素が複雑に影響し合い、ブラウザの起動パフォーマンスを低下させることがあります。
※
お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。
Edgeのタスクマネージャーで起動遅延の原因を特定する手順
- Edgeタスクマネージャーを開く
Edgeブラウザを開き、右上にある「…」(設定など)メニューをクリックします。次に、「ヘルプとフィードバック」にカーソルを合わせ、「ブラウザー タスク マネージャー」を選択します。 - CPU使用率とメモリ使用率を確認する
表示されたタスクマネージャーで、各プロセス(タブ、拡張機能、GPUプロセスなど)のCPU使用率とメモリ使用率を確認します。起動直後に高い値を示している項目が、遅延の原因となっている可能性が高いです。 - 疑わしいプロセスを特定する
特にCPU使用率やメモリ使用率が異常に高いプロセスがあれば、それを特定します。拡張機能が原因の場合、拡張機能名が表示されることがあります。 - プロセスを終了させる(一時的な確認)
特定したプロセスを選択し、右下にある「プロセスの終了」ボタンをクリックします。これで一時的にリソース消費が減り、ブラウザの動作が改善されるか確認します。ただし、これは一時的な確認であり、根本解決ではありません。
Edgeの起動遅延を改善するための具体的な手順
拡張機能を整理・無効化する
- Edgeの拡張機能ページを開く
Edgeのアドレスバーに「edge://extensions/」と入力してEnterキーを押します。または、設定メニューから「拡張機能」を選択します。 - 不要な拡張機能を削除または無効化する
一覧表示された拡張機能の中から、不要なものや、起動遅延の原因となっている可能性のあるものを見つけます。各拡張機能の右下にある「削除」ボタンをクリックしてアンインストールするか、トグルスイッチをオフにして無効化します。 - Edgeを再起動して確認する
拡張機能を整理した後、Edgeを一度完全に終了し、再度起動して起動速度が改善されたか確認します。
キャッシュとCookieをクリアする
- 閲覧データを削除する画面を開く
Edgeのアドレスバーに「edge://settings/clearBrowserData」と入力してEnterキーを押します。または、設定メニューから「プライバシー、検索、サービス」を選び、「閲覧データをクリア」の「クリアする」ボタンをクリックします。 - 削除するデータの期間と種類を選択する
「時間の範囲」で「すべての期間」を選択します。「Cookieおよびその他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。必要に応じて他の項目も選択できますが、起動速度改善にはこの2つが重要です。 - データをクリアする
「今すぐクリア」ボタンをクリックします。完了後、Edgeを再起動して起動速度を確認します。
スタートアップブーストの設定を見直す
- 設定画面を開く
Edgeのアドレスバーに「edge://settings/system」と入力してEnterキーを押します。 - 「スタートアップ ブースト」を無効にする
「システムとパフォーマンス」セクションにある「スタートアップ ブースト」のトグルスイッチをオフにします。この機能はEdgeをバックグラウンドで実行し、起動を速くしますが、場合によっては起動遅延の原因になることがあります。 - Edgeを再起動して確認する
設定変更後、Edgeを再起動して起動速度を確認します。
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Edgeの起動が遅いままの場合の追加チェック項目
Edgeのアップデートを確認する
Edgeが最新バージョンでない場合、パフォーマンスの問題が発生することがあります。
- Edgeのアップデート確認画面を開く
Edgeのアドレスバーに「edge://settings/help」と入力してEnterキーを押します。 - アップデートを適用する
Edgeが自動的に更新プログラムを確認し、利用可能なアップデートがあればダウンロードとインストールを行います。完了後、Edgeを再起動します。
ハードウェアアクセラレーションの設定を確認する
ハードウェアアクセラレーションが原因で問題が起きることがあります。
- 設定画面を開く
Edgeのアドレスバーに「edge://settings/system」と入力してEnterキーを押します。 - 「ハードウェア アクセラレーションが利用可能な場合は使用する」を無効にする
「システム」セクションにあるこの設定のトグルスイッチをオフにします。 - Edgeを再起動して確認する
設定変更後、Edgeを再起動して起動速度を確認します。
Windowsのシステムファイルチェッカーを実行する
Windowsシステムファイルに破損がある場合、Edgeの動作にも影響が出ることがあります。
- コマンドプロンプトを管理者として実行する
Windowsの検索バーに「cmd」と入力し、「コマンド プロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。 - システムファイルチェッカーを実行するコマンドを入力する
開いたコマンドプロンプトに「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押します。 - スキャン完了後にPCを再起動する
スキャンが完了するまで待ち、完了したらPCを再起動します。その後、Edgeの起動速度を確認します。
EdgeとChromeの起動速度に関する比較
| 項目 | Edge | Chrome |
|---|---|---|
| 基本アーキテクチャ | Chromiumベース | Chromiumベース |
| 起動速度(初期状態) | 一般的に高速 | 一般的に高速 |
| 拡張機能の影響 | 影響を受ける | 影響を受ける |
| スタートアップブースト | あり(起動を速める機能) | なし(バックグラウンド実行は設定次第) |
| メモリ使用量 | Chromeより少ない傾向 | Edgeより多い傾向 |
EdgeとChromeはどちらもChromiumベースのため、基本的な動作は似ています。
Edgeには起動を速めるための「スタートアップ ブースト」機能がありますが、これが逆に起動遅延の原因となる場合もあります。
どちらのブラウザも、拡張機能の数や種類、キャッシュデータの量によって起動速度が大きく影響されます。
Edgeの起動が遅い場合は、まずEdgeタスクマネージャーで原因を特定し、拡張機能の整理やキャッシュクリアを試すことが効果的です。
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この記事の監修者
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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